読書メモ♪「ツナグ」「ツナグ 想い人の心得」 [本]
本日はワタクシの誕生日(^^)
たまに、自分は何歳だったっけ?・・と分からなくなるときがありますが・・・(^^;
今年55歳になりました。(四捨五入したら60歳やん・・。)
でも、お祝いのメールをいただいたり、
バースデーカードをいただいたり、
いくつになってもお誕生日はやはりうれしく、
今日も特別なことをするわけではないですけど、
【自分にとって特別な1日】なんだなぁと思います。
ともあれ、今年も元気に誕生日を迎えられたことに感謝です(^^)
さて、今回の読書メモ、
この作家さんの作品は過去に2作、読んだことがあります。
(2018年の本屋大賞受賞作の「かがみの孤城」と
3年ほど前に読みました第147回直木賞受賞作「鍵のない夢を見る」)
今回の作品は、「読みたい本リスト」に入れていた本で、
その本と、その続編?が、
お昼休みによく行く本屋さんで一緒に平積みされていたので
惹かれてどちらも購入しました。
・・・と言ってもかなり前のことで(^^;
購入した本はいつでも読める・・という安心感のもと、
あとから購入した本を先に読んだりしていて、ようやく・・という感じ(^^)
「ツナグ」「ツナグ 想い人の心得」(辻村深月さん)
今回、2冊一緒に購入しましたが、
それぞれの文庫本の初版は
「ツナグ」は平成24年9月1日、
「ツナグ 想い人の心得」は令和4年7月1日となっています。
おそらく私は、
続編のほうの文庫版が発売されたタイミングで、一緒に並んでいた「ツナグ」を
購入したっぽい。
感想を一言で申しますと、
「めちゃくちゃよかった(;;) 」
帯に「いちばん読まれている辻村深月」「100万部突破」
とあるのも納得です。
1作目の裏表紙の「あらすじ」は
「一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという【使者(ツナグ)】。
ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。
それぞれの想いを抱えた一夜の邂逅は、彼らに何をもたらすのだろうか。
心の隅々まで染み入る感動の連作長編小説。」
とあり、
ぞれぞれの依頼者の依頼が、一話完結ドラマのように描かれ、
全体通して物語は続いている・・という感じ。
1作目では、
ツナグの役目を代々引き継いできた家の女性が
高齢と病気により、その役目を孫に引き継いでいる状況での依頼内容の物語。
続編は、1作目から7年経ち、
祖母の死後、ツナグの役目を引き継いだ孫が
会社員として働きながら、ツナグの務めも続けている状況での依頼内容の物語。
「生きている人の側からの依頼で、一度だけ、死者に会える」
「生きているほうも、死者も、この機会を使えるのはそれぞれ一度きり」
と、現実にはあり得ない設定ではありますが、
まったく違和感なく、物語に描かれている「日常」に溶け込んで描かれていて、
その状況をすんなり受け入れて、読んでいけます。
いや~、どのエピソードも、
生きている側、死者の側、それぞれの想いがあって、
それらが本当、泣けます・・。
それぞれの登場人物の想い、その方たちの置かれている状況なども
「あ~、分かるわ~」と共感できる部分が多く、
(まさに裏表紙のあらすじにありますように)心に染み入る感動的な物語でした。
「死者に会いたい」と依頼してくる人たちは、
聞きたいことがある、伝えたいことがある・・といった
何らかの「心残り」を解消したくてのことが多いですが、
この【面会】を終えて、それが解消し、スッキリする人もあれば
その「一度きり」の機会なのに、さらに心残りを残してしまう場合もあって・・。
そのエピソードは本当、読んでいても辛かったです・・。
現実には、この物語のような「死者と会える機会」はない(と思う)ので
心残りのないように生きていきたいなと、改めて思いました。
・・・とはいえ、思い通りにならないのも人生かと思いますけど・・。
ともあれ、感動的でステキな物語でした。
辻村深月さんの作品、
これまで読んだものがどれも印象が違っているように思います。
「この作家さんはこういう感じ」ということができない
いろんな引き出しをもった作家さんという印象が深まりました。
<月曜日(=21日)のトレーニング>
・ オフ
<火曜日(=22日)のトレーニング>
・ オフ
<水曜日(=23日)のトレーニング>
・ オフ
<木曜日(=24日)のトレーニング>
・ オフ
<金曜日(=25日)のトレーニング>
・ オフ
<土曜日(=26日)のトレーニング>
・ ジョグ 15キロ
これまでの週末より、【少しだけ】涼しい気がしました。
いつもより早い時間に走ったこともあるかと思いますが・・。
いつもより長く走れました(^^)
<本日のトレーニング>
・ マラニック 18キロ (泉が丘緑道~天野街道(途中まで)~泉が丘緑道)
今日も頑張って早く起き、早めの時間に走りました。
泉が丘緑道の入り口付近の公園まで自転車で行き、
そこから緑道と天野街道をRUN。
自転車で向かっているときは風が涼しく、
「あ~、朝はだいぶ涼しくなってきた~」と思ったのですが
やはり、走ると暑かったです・・。
暑さが少しマシになってきても、夏の疲れが出てくる時期でもありますし
やはりまだもう少し、ムリなく走っていくほうがよさそう・・と思いました。
今週の平日は、夜から雨が降ってきたり、
疲れていて走る気になれなかったり、遅くなったり・・で結局走れずでしたので
この週末は、いつもより長く走れてよかった(^^)