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読書メモ♪「星を編む」 [本]

12月に読み終わっていた本。

2023年【本屋大賞】受賞作「汝、星のごとく」の続編です。

本屋さんで、「汝、星のごとく」と似た感じの表紙の本が・・と思いましたら
続編が出たと知り、即購入。

「星を編む」(凪良ゆうさん)

CIMG2062.JPG

初めて読みました凪良ゆうさんの作品は、
2020年【本屋大賞】受賞作、「流浪の月」。

これもすばらしい作品でした。
映画も観ました。

そしてちょうど1年前くらいに読みましたのが「汝、星のごとく」でしたが
これは、
新聞広告欄で興味を持った見出しがあり、たまたま読んだ「日経WOMAN」2023年1月号で
「本・映画・ドラマ 紹介専門!」というページの
「~人生の景色が変わる~人気インフルエンサーおすすめの3選」という記事の中で、
年間約250冊の本を読まれる方が、
この作品を「2022年のマイベスト本」として紹介されていて、
その【理由】のコメントも印象に残り、手に取った本でした。

本当にすばらしい作品で、
「年間250冊読まれる方が2022年のマイベスト本に推す」のも納得でしたし、
その後、いったい何回読んだやろ・・というほど何度も何度も読みましたが
毎回、感動し、涙が出てくる作品でした。

この作品は、2023年【本屋大賞】を受賞されましたが、
私の中では「当然の結果」でした。

今回、「星を編む」を読むにあたり、
もう一度「汝、星のごとく」を読みましたが、
何度読んでも本当にすばらしい・・・。
改めて感動をおぼえましたが、
今回の「星を編む」、

・・・・・いや~~、もう、すばらしすぎました。

「汝、星のごとく」と同じ、いや、それを超える、いや、比べられない、
私にとって、また1つ、好きな作品が増えました。

裏表紙の帯によりますと、
「『汝、星のごとく』で語り切れなかった愛の物語」
とあり、
①「春に翔ぶ」
②「星を編む」
③「波を渡る」
の3つの章からなる作品です。


①は、シングルファーザーとして結ちゃんを育てる北原先生ですが
その経緯が描かれています。

まさか、まさか、そういうことだったとは・・・。

あまりの内容と北原先生の器の大きさにびっくりし、
北原先生の育ってきた環境、経験してきたことを読み
「汝、星のごとく」で描かれている北原先生のキャラクターに
改めて納得した気がしました。


②は、櫂くんを支えた2人の編集者、植木さんと二階堂さんのその後の物語。
特に二階堂さんは、男社会の中で編集者として生きる女性の大変さに
共感できる部分がたくさんありました。


③は、暁美さん、北原先生、2人をめぐる人々の過去~未来が描かれています。
最後は、暁美さんが58歳になるまで描かれていて、
「汝、星のごとく」は、櫂くん、暁美ちゃんが高校3年生から物語が始まっているので、
続編を含め、壮大なスケールの物語となっています。

生きているといいことばかりではなくて、
時には辛いこと、受け止めがたいことも起きるのだけれど、
それでも前向きに生きて、
結果的に、暁美さんのまわりの方はみなさん、幸せなんじゃないかな・・と
思える締めくくりとなっているように思えて、
本当、何度も泣けてきて、大感動の物語でした。

本を読むときは、よっぽど「もういい」と思わない限り
すぐに二度読みをしますが
この作品は、二度読みどころか、12月~1月にかけて、
7回は読んだ・・と思います。

先日、新聞で、
2024年の本屋大賞のノミネート作品が発表されているのを拝見しましたが、
「星を編む」、入っていました~~。
いや~、2年連続の本屋大賞受賞、期待したいです。


<月曜日(=5日)のトレーニング>

 ・ オフ


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 ・ オフ


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<金曜日(=9日)のトレーニング>

 ・ オフ


<本日のトレーニング>

 ・ジョグ 12キロ


2024-02-10 17:28  nice!(29) 

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