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読書メモ♪「線は僕を描く」「ある男」 [本]

10月と11月に観た映画の原作本2冊。

どちらも初めて読む作家さんでした。

●「線は僕を描く」(砥上裕將さん)

CIMG1756.JPG


●「ある男」(平野啓一郎さん)

CIMG1764.JPG

●「線は僕を描く」

 原作本を読み、
 「映画とはかなり違うお話」という印象を受けました。

 エピソードなどは原作に出てくるものも入っていましたが
 ストーリーはだいぶ違うような・・。

 映画を見たときに、
 横浜流星さん演じる主人公 霜介さんが
 水墨画と出会う「きっかけ」の部分がちょっと弱い?ような印象を受けましたので
 そのあたりは、原作を読んでみるともう少し深い部分が理解できるのかも・・
 と思い、原作を読んでみようと思いました。

 映画も、水墨画の世界が本当に美しくて感動しましたが、
 原作本は、心に染みる、とってもステキな作品でした。

 個人的には、原作本の内容がすごくいいなと思いましたので
 映画→原作本 の順番にしてよかったなと思います。

 作者の砥上さんは、水墨画家でいらっしゃって、
 小説は、この作品がデビュー作とのこと。

 これがデビュー作ですか!!
 いや~、ステキな作品でしたよ~。

 物語に引き込まれました。
 そして、人物の特徴を表現する言い回しなんかが、
 「これまであまり聞いたことがないけど、とってもよくわかる」といった具合で
 文章もおもしろく、読みやすかったです。

 映画の原作本って、先に映画を見てしまいますと、
 どうしても、読みながら映画のキャストの顔が浮かんでしまうのですが
 今回の映画、よくこれだけぴったりの役者さんを探してくるなぁ・・と感心します(^^)

 美しくて心がホッコリする作品でした。


●「ある男」

 こちらは逆に、
 「原作の内容を忠実に映画化されたお話」という印象でした。

 映画の前半、
 (お話はちゃんと分かる程度に)かなり駆け足の展開だな~と思いましたけど
 原作本もそんな感じでした(^^;
 映画化するにあたり、駆け足にしたわけではなかったようです。

 原作は、やはり映画よりは詳細に語られていて
 よりおもしろさが深まりましたけど
 映画も、原作のエピソードを忠実に表現されていて、すごいな~と。

 ちょっと内容が堅くて読むのがしんどい・・という箇所もありましたけど
 映画同様にステキな作品でした。

以上、最近観た「映画の原作本」2作品でした。


<日曜日(=25日)のトレーニング>

・ ジョグ 14キロ


<月曜日(=26日)のトレーニング>

・ オフ


<火曜日(=27日)のトレーニング>

・ オフ


<水曜日(=28日)のトレーニング>

・ オフ


<本日のトレーニング>

・ ジョグ 14キロ

 事務所の仕事納めは本日。
 今日はできればお休みを取りたいけど、大掃除の日に休むのは気が引ける・・と
 思っておりましたところ、
 同僚のパートさんが、「29日に誕生日休暇を取りたい」と言い出し、
 大掃除が28日になりましたので
 私も便乗してお休みを申請しました(^^)

 自宅の大掃除は先週末に終わらせていたので
 今日はセーター類を洗濯したりしましたけど
 あとは買い物と、整骨院でメンテのほかはのんびり。

 12月は怒涛の日々でしたので、
 ゆうべはど~っと疲れを感じていましたが
 今朝はたっぷり寝たのと、「お休み~」ということで気持ちもラクになったのか
 元気に過ごせました(^^) (気持ちのよいお天気だったということもあるのかも)

 しばし、仕事を忘れてのんびりしようと思います。


2022-12-29 19:22  nice!(28) 

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