読書メモ♪「線は僕を描く」「ある男」 [本]
10月と11月に観た映画の原作本2冊。
どちらも初めて読む作家さんでした。
●「線は僕を描く」(砥上裕將さん)
●「ある男」(平野啓一郎さん)
●「線は僕を描く」
原作本を読み、
「映画とはかなり違うお話」という印象を受けました。
エピソードなどは原作に出てくるものも入っていましたが
ストーリーはだいぶ違うような・・。
映画を見たときに、
横浜流星さん演じる主人公 霜介さんが
水墨画と出会う「きっかけ」の部分がちょっと弱い?ような印象を受けましたので
そのあたりは、原作を読んでみるともう少し深い部分が理解できるのかも・・
と思い、原作を読んでみようと思いました。
映画も、水墨画の世界が本当に美しくて感動しましたが、
原作本は、心に染みる、とってもステキな作品でした。
個人的には、原作本の内容がすごくいいなと思いましたので
映画→原作本 の順番にしてよかったなと思います。
作者の砥上さんは、水墨画家でいらっしゃって、
小説は、この作品がデビュー作とのこと。
これがデビュー作ですか!!
いや~、ステキな作品でしたよ~。
物語に引き込まれました。
そして、人物の特徴を表現する言い回しなんかが、
「これまであまり聞いたことがないけど、とってもよくわかる」といった具合で
文章もおもしろく、読みやすかったです。
映画の原作本って、先に映画を見てしまいますと、
どうしても、読みながら映画のキャストの顔が浮かんでしまうのですが
今回の映画、よくこれだけぴったりの役者さんを探してくるなぁ・・と感心します(^^)
美しくて心がホッコリする作品でした。
●「ある男」
こちらは逆に、
「原作の内容を忠実に映画化されたお話」という印象でした。
映画の前半、
(お話はちゃんと分かる程度に)かなり駆け足の展開だな~と思いましたけど
原作本もそんな感じでした(^^;
映画化するにあたり、駆け足にしたわけではなかったようです。
原作は、やはり映画よりは詳細に語られていて
よりおもしろさが深まりましたけど
映画も、原作のエピソードを忠実に表現されていて、すごいな~と。
ちょっと内容が堅くて読むのがしんどい・・という箇所もありましたけど
映画同様にステキな作品でした。
以上、最近観た「映画の原作本」2作品でした。
<日曜日(=25日)のトレーニング>
・ ジョグ 14キロ
<月曜日(=26日)のトレーニング>
・ オフ
<火曜日(=27日)のトレーニング>
・ オフ
<水曜日(=28日)のトレーニング>
・ オフ
<本日のトレーニング>
・ ジョグ 14キロ
事務所の仕事納めは本日。
今日はできればお休みを取りたいけど、大掃除の日に休むのは気が引ける・・と
思っておりましたところ、
同僚のパートさんが、「29日に誕生日休暇を取りたい」と言い出し、
大掃除が28日になりましたので
私も便乗してお休みを申請しました(^^)
自宅の大掃除は先週末に終わらせていたので
今日はセーター類を洗濯したりしましたけど
あとは買い物と、整骨院でメンテのほかはのんびり。
12月は怒涛の日々でしたので、
ゆうべはど~っと疲れを感じていましたが
今朝はたっぷり寝たのと、「お休み~」ということで気持ちもラクになったのか
元気に過ごせました(^^) (気持ちのよいお天気だったということもあるのかも)
しばし、仕事を忘れてのんびりしようと思います。