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宝塚観劇レポ♪ [宝塚歌劇]

昨日のお話。

(平日しか取れませんでしたので)昨日はお休みをいただき
宝塚歌劇 雪組公演を観劇してきました♪

演目はコチラ、

CIMG1716.JPG

一部二部ともに : グランド・ミュージカル「蒼穹の昴」

今回の公演は一本モノ。

浅田次郎さんのベストセラー小説「蒼穹の昴」の
初の舞台化となる作品です。

19世紀末、清朝末期の中国を舞台に、
紫禁城に渦巻く権力への野望や憂国の熱き思いに翻弄されながらも
力強く生き抜く人間たちの勇気や希望、生き様をドラマティックに描いた作品
・・とのこと。

原作は、文庫本4巻からなる長編小説で、
ワタクシ、これまで読んでいませんでした。

観劇までに読もうかなぁ・・と思いつつ、読めていなくて
先入観無しで観劇しようかなぁと思っておりましたところ、
9月後半、帰宅途中、高島屋の丸善に立ち寄りましたときに、
宝塚歌劇公演バージョンの表紙の文庫本を見てしまい、
4巻まとめてお買い上げ~。

10月14日の観劇までに4冊読めるか・・でしたが、
どうにか、観劇当日、宝塚に向かう電車&ランチの間に読了できた次第(^^;

ま、最後まで読めなくても、
4巻に突入はしていまして、
登場人物などはもう出揃った感、登場人物の相関関係なんかも理解できていましたので
予習としては十分かな~とは思っておりましたが
最後まで読めたので、
原作と公演内容との違いなんかも確認できるな~と思いながら劇場入り。


そんなわけで今回は、
この壮大な物語の一本モノのお芝居。

脚本・演出は原田諒先生。


開演前の様子。

CIMG1719.JPG


そして昨日は「撮影日」だったようで
カメラが入っておりました。

CIMG1717.JPG

宝塚のビデオ、DVD、ブルーレイの「撮影担当」に
かなり前からずっとお名前を拝見している女性の担当者がいまして
その方も本日撮影に来られているのかな~とか思いながら・・(^^)


先ほども申しましたように、
開演の数分前に原作を読了ほやほや状態での観劇ですので
内容はバッチリ、
とにかく、
「この壮大な物語をどうやって2時間半の公演におさめるのか」
に最大の興味&気がかりでしたが、

その点も含め、感想を一言で申しますと
「あの長編をよくまとめられたなぁ」
「中国モノは絢爛豪華~~」

二言になりました。


いや~、とにかく絢爛豪華、
登場人物も多いですので、見ごたえのある作品でした。

以前、「仁」のときは、
あの長い原作をあの時間にまとめた・・ということで
とにかく「駆け足」な印象でしたが
今回は、
「原作の内容を忠実に、あの時間内にまとめあげ、
 それでいて、『駆け足』『ダイジェスト』的な印象はなかった」
という印象。

ですが、やはり、かなり「端折られている」感は否めませんが・・。

原作は
「もっとたくさんのエピソードが描かれています」し、
「この状況にいたるまでに、本当にいろいろなことがあった」し・・
ですが、そこまでは描けませんので
それは仕方ないですね。

とにかく、原作を読んでびっくりだったのは
これまでも、知識として知っていた「科挙」や「宦官」など
中国の独特の制度、風習についてが
原作ではかなり詳細に描かれていまして。

科挙の試験ってこんな場所でこんな感じで行われるんや~とか、
宦官になるために切り落とすときって
やっぱり体にとってものすごく大変なことなんや・・とか、
読んでいて衝撃的でしたので・・。


そんなわけで、
原作を読んでいたことと、
雪組メンバーのお顔が分かっていますので
誰が何役を演じているのかが分かるので
内容についていけましたが
原作も、宝塚のこともあまりご存じない方にはどうだったのでしょう・・・。

まぁ、ベルばらも、
あの長い物語をあの時間に収めますが
原作を知らなくてもそれなりに内容にはついていけましたから
そんなものかもしれません。


心に沁みるセリフもたくさんあり、
見どころもたくさんありましたが、
ラストシーンに向かう流れは盛り上がりに欠けるような・・。

でもそれは、原作じたいが「次に続く感」があって、
「大盛り上がりのフィナーレ」という感じではないので
仕方ないところかなと思いました。


トップの彩風さん、
梁文秀役がとってもお似合いでした。
ちょっと憂いのある雰囲気がすごくよく合っているなぁと。

春児役の朝美さんもぴったり。
とにかく美しい・・・。

玲玲役、トップ娘役の朝月さん。
今回でご卒業されますが、
歌も本当にお上手で、存在感もあり、すばらしかった・・。
今回でご卒業されるのは、個人的にはもったいないな~と思ってしまいますが・・。


トップコンビの役どころの関係性が宝塚らしくない感じもしましたが
絢爛豪華、壮大な世界観は宝塚の舞台にぴったり、
初の舞台化は大変だったと思いますが、すばらしい作品だったと思います。

あ、フィナーレのパレードは
みなさん作品の衣装で・・ということで
トップコンビ、2番手さんも「羽」は無しでした。
豪華なお衣装ではありましたが、
朝月さんのサヨナラでしたので、羽がないのはちょっと寂しい気もしました。


これから、原作を2度読みし、復習しようと思います。


<火曜日(=11日)のトレーニング>

・ オフ


<水曜日(=12日)のトレーニング>

・ オフ


<木曜日(=13日)のトレーニング>

・ ウォーキング 2キロ


<金曜日(=14日)のトレーニング>

・ ジョグ 10キロ


<本日のトレーニング>

・ ジョグ 11キロ


2022-10-15 14:22  nice!(31) 

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