読書メモ♪「絶唱」 [本]
湊かなえさんの作品を読むのは2回目。
初めて読んだのは「告白」で、
わりと最近読んだと思っていたのですが、昨年の2月でした。
2年近く経っていたのですね・・・。
今回読みましたのは
「絶唱」(湊かなえさん)
この作品は、
「阪神大震災」で被災したという共通点を持つ4人を中心とした
4つの連作短篇集・・・ということになるでしょうか。
感想を一言で申しますと、
「4つの物語の関わり具合が絶妙、
最後の物語で、前3つの成り立ち(?)も分かり、
何ともステキな構成の連作短篇集でした」
4つの物語で描かれている人たちは
みなさん、阪神大震災で被災されたという共通点を持っているのだけれど、
震災当時のお話・・ではなく、
4つの物語が絶妙に描かれていて
壮大な時間の流れを感じる作品でした。
1つめの物語で
主人公とゲストハウスで同室になった母子が登場しますが
3つめの物語は、その母子が主となる物語。
1つめの物語を読んでいる限りでは、
その「母」は【身勝手な人】という印象を受けたのですが、
3つめの物語を読んでいくと、
その「母」が、
これまでどんなことがあり、今何を考えているのか・・が分かり、
「人って外から見ているだけでは分からないものだな」と
改めて実感しました。
ふだんは、
短篇よりも、読み応えのある長編のほうが好きですが、
この作品は、ある意味「壮大な長編」のようで、
読み応えるのある作品でした。
前回読んだ「告白」と今回の「絶唱」、
なんとなく、「湊かなえさんらしさ」のようなものが分かってきた気がします。
<水曜日(=24日)のトレーニング>
・ オフ
<木曜日(=25日)のトレーニング>
・ オフ
<金曜日(=26日)のトレーニング>
・ オフ
午後からお客様の会社で打ち合わせ。
14時からでしたが、3時間くらいかかるかな・・と思っていたら
4時間かかり、18時に終了、直帰しました。
いつもより早く自宅に帰れましたが
打ち合わせでど~~~~んと疲れ、
オフにしてしまいました・・・。
<本日のトレーニング>
・ ジョグ 10キロ
土曜日は予定が入っている・・が続き
ずっと行けてなかった整骨院。
本日ようやく行けました。
ガッツリとメンテしてもらい、少し疲れが和らぎました・・・。