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宝塚観劇レポ&母のお誕生日ディナー♪ [宝塚歌劇]

本日、
宝塚歌劇 花組公演 午前の部を観劇、
そして、いったん自宅に戻り、
昨日 母のお誕生日でしたので、母とお誕生日ディナーを♪

花組公演の演目はコチラ、

CIMG1429.JPG

芝居  : 忠臣蔵ファンタジー「元禄バロックロック」
ショー:レビュー・アニバーサリー
    「The fascination! ~花組誕生100周年 そして未来へ~」

また今回も、宝塚友の会の抽選予約は(平日も含めて)全滅・・(><)
これで3公演連続・・(かと)。

以前にも書きましたが、
今回も(抽選のあと、空きがあれば実施される)「先着順予約」は実施されるという・・。

先着順予約は日曜の10時からで、
特に予定がなければその時間にクリック合戦に参加することは可能ですけど
日曜日はだいたい9時すぎから走ることが多いので、
10時にPCに向かうには、
いつもより少し早めに起きてそれまでに走り終えているか、
そのあと走りに行くか・・になってしまいます・・。

先着順は実施されるのに、なんで抽選予約は当ててくれへんの??
しかも、3公演連続って・・(><)・・とか考えると頭にきて、
今回は「もう~~いい(><)、もうこの花組公演は行かへん~!」とか
「もういいかげん頭にきた。宝塚ファンやめてやる~!」
とか考えてしまいましたけど、
結局10時過ぎにランニングから戻ってすぐPCに向かい、クリック合戦に参戦。

仕事は忙しい時期だから平日はやめとくほうが無難か・・と考え
土日の空いてる日を見つけ、
1階A席の最後尾の席しかなかったですが、(結局)ゲット。

今年最後の公演もどうにか観ることができました。

(なんやかんや言いつつファンはやめてない、結局観てるやん)というツッコミは
自分で入れときます。


さて、第1部の芝居、
忠臣蔵ファンタジー「元禄バロックロック」

作・演出は、今回が大劇場公演デビュー作となる谷貴矢先生。

↑ のタイトルからも分かるように
題材は「忠臣蔵」。

でも、物語の舞台は「日本の元禄時代」ではなく、
「日本とよく似た国のエドという国際都市で起こる架空のストーリー」という設定です。

そこで、
忠臣蔵を題材にし、時計をモチーフにしたタイムリープもの、
音楽はロックテイストを取り入れて・・ということで、
ロックとクロック、バロックをかけて、このタイトルになったという物語。


開演前の様子。

CIMG1430.JPG


感想を一言で申しますと
「谷貴矢先生、大劇場デビュー作、すばらしかったですよ!!」

いや~、すごく楽しめました(^^)

正直、演目のタイトルだけを拝見したときは
それほど魅力を感じてなかったと言いますか、
「何が何でも観たい」とは思ってなかったと言いますか・・・。

なので、先ほど書きましたように、
抽選予約がはずれたときに、「今回の花組公演はもういいか」
って思ってしまったんだと思います。


でも、「忠臣蔵」という、日本人ならたいてい、何となく知っているお話を題材にし、
そこに宝塚のトップコンビ演じる2人の恋愛要素をうまく取り入れ、
コミカルな場面・表現で楽しませていただき、
それでいてヘンに崩れすぎず、
「忠臣蔵」だけどラストはハッピーエンドで、
そこに至るまでに
「仇討ちはさらなる争いを生む」「仇討ちによるのではなく本当の忠義とは」
みたいなことを考えさせられる場面あり、
(でも説教臭かったり押しつけがましい感じではなく)
タイムリープものということで昔のお話なんだけどSFっぽいおもしろさもあり、
お話のテンポはいいけど、駆け足すぎて分かりにくいことはなく、
日本モノだけどお衣装は独特で、ものすごく豪華で美しかったし、
殺陣のシーンはみごたえがあり、
とにかく、
「ものすごく宝塚らしい作品に仕上がった、よくできた作品」という印象でした。

いや~、谷貴矢先生、すばらしい~~。


トップスター 柚香光さん演じるのは
「忠臣蔵」の中心人物ではなく、
「元赤穂藩藩士で時計職人のクロノスケ」というお役。

超2枚目・・という感じではない役どころを演じても
存在感あふれ、カッコよく演じられるのは
ステキなトップさんになられたな~と。

そして、
前作品で卒業されたトップ娘役 華さんの後任に、
宙組トップ娘役→専科に異動された星風まどかさんが
今回から花組のトップ娘役となり、
新トップコンビのお披露目でしたが
星風さんもさすが~~という感じですばらしかったです。

最初の登場は、その他大勢の場面でさりげなく舞台におられた感じでしたが
1階席の最後列で観ていた私が
「あの娘役さんて??」って、オペラグラス無しでも存在感を感じ、
オペラグラスで確認しますと星風さんで、
ものすごいオーラを感じました。

歌もお芝居もすごくステキで、
さすが、宙組でトップ娘役として何作もこなしてこられただけのことはあるな・・と。


座付き演出家さんの手がけた作品らしく、
たくさんの生徒さんに見せ場があったので
花組ってものすごく充実してるやん~~って感心しきりで、
書き出したらキリがなくなりそうなので
特に印象に残った人だけ・・ですけど、
個人的には、(将軍)ツナヨシ役の音くり寿さんですかね。

まだ幼いという設定か・・という雰囲気の役だったとはいえ
娘役の音さんに将軍役をやらせるって???
・・・というところからして、谷貴矢先生の着眼点(?)がすごい・・。

音さんの将軍ツナヨシ、
ものすごくいい感じでハマってました。

ワガママでウツケモノっぽい人物のようでいて
実は聡明・・という感じに演じられていて、
ラストのハッピーエンドはそれが現わされた感じでした。


とにかく、楽しめました。

タイトルを見たときに
それほど魅力を感じてなかったことを反省しております・・。

あ、そうそう、
途中でトップスター柚香さんにマイクトラブル(?)が。

激しい動きのある場面でしたか、
雑音が入った・・と思ったら柚香さんのマイクが切れたっぽい?
その直後に袖にひっこんだときに素早くピンマイクをつけたようで
(舞台上で衣装から引っ張り出してた感じ)
そのあとちゃんと顔の横のマイクが復活してて事なきをえてホッとしました。


幕間休憩を挟み、第二部はショー、
レビュー・アニバーサリー「The fascination! ~花組誕生100周年 そして未来へ~」

作・演出は中村一徳先生。

中村先生の作品は
宝塚らしい雰囲気のショーで、
大人数の場面が多い印象。
そしてたくさんの生徒さんに見せ場がある作品・・という印象ですが
今回もまさにそのような作品でした(^^)

開演前の様子
CIMG1434.JPG


ショーの感想を一言で申しますと
「たくさんの人に見せ場があり、花組の充実をすごく感じました」
「新トップコンビ、すごくお似合いです!」
二言になりました。


いや~、華やかでした~。

プロローグ、フィナーレのパレードともにピンクのお衣装で
花組らしくてすごくステキでした。

中村一徳先生って、黄色、金色のお衣装が多いイメージでしたけど
ピンクもステキでした~。

花組100周年を記念して・・の作品でしたので
過去の作品のオマージュの場面もあり、
いつもより時間も長い65分のショー。

銀橋での歌い継ぎの場面も多く、
たくさんの生徒さんにソロの機会があった感じ。

だからか、
花組ってこんなに歌える人が多い組やったんや、
こんなに踊れる人が多かったんや・・って感心しきりでした。


以下、印象に残ったこと。

●柚香さんがスタイリッシュでものすごくステキだった。
 後半の黒エンビの場面は、他のみなさんと同じ飾りのない黒エンビでしたが
 存在感が光り、カッコよかった。

●柚香さん&星風さんのコンビ、ものすごくお似合いで雰囲気がよいと感じました。
 
●トップコンビのデュエットダンス、
 リフトがものすごく力強くてカッコよかった。
 柚香さん、細いのにすごい!

 リフトってやっぱり危険もあるでしょうし、
 持ち上げる男役さんはもちろん、持ち上げられる娘役さんも
 体の負担はそれぞれ大変だと思うけど
 やっぱりデュエットダンスにはリフトがあるほうが好き。

●今年、宙組から組替えしてこられ、副組長に就任された美風さん。
 宙組でなくてはならないベテラン娘役・・という印象でしたが
 花組でのご活躍もすばらしかった。
 歌も聴かせていただきました。

●高翔組長はこの公演のあと専科へ異動されるとのこと。
 私が宝塚を観始めたときからずっと拝見してきた76期生さん。
 専科に異動されるのですね・・。
 今回のショー、歌もダンスもステキでした!

●星風さん、スタイル抜群!!
 これまで、あまりそういう印象はなかったのですが
 今回、ダルマのお衣装の場面があり、
 スタイルのよさに目が離せませんでした~。
 花總まりさんのダルマ姿を思い出すような、脚が長くてきれいでステキでした。

●黒エンビのフォーメーションがすごくカッコよかった。
 最初、大階段から下りてきて、最後は舞台上でキメポーズ・・
 というパターンが多いですけど、
 今回は最後にまた大階段を使い、
 ピラミッドのような、山のようなフォーメーションでキメポーズ・・
 というのはこれまであまり見なかったような・・。
 カッコよかった~。

●水美さん、芝居もショーもものすごく骨太感があり、カッコよかった。
 歌も聴かせていただきました。

●大人数の場面が多くて見ごたえありました。


とにかく、観劇中は感動しっぱなしで
もっと他にもたくさん感じたことはあったんですけど
キリがないのでこのへんで。


今回は、
「ちょっぴり変わりダネの日本モノ」+「宝塚らしい華やかなショー」
の二本立て。

一本モノの有名大作ミュージカルもいいですけど、
前回の星組公演や今回の花組公演のような二本立てが
「オーソドックスな宝塚らしい作品」だと感じます。
初めて宝塚を観る方にはこういうのをお勧めしたいな~と思います。

そんなこんなで、ワタクシの令和3年の観劇は本日で終了、
大満足で帰ってまいりました。

あきらめないで先着順でチケットが取れてよかった(;;)
(でも、今度こそ、抽選で当ててよね~)


<おまけ画像>

昨日は母のお誕生日でしたので、
本日は母と「梅の花」(堺利生の杜店)でお誕生日ディナー♪

CIMG1436.JPG

母の誕生日ですけど、私が食べたいから梅の花を予約しました(^^;

おいしかった♪


<日曜日(=14日)のトレーニング>

・ ジョグ 12キロ


<月曜日(=15日)のトレーニング>

・ オフ


<火曜日(=16日)のトレーニング>

・ オフ


<水曜日(=17日)のトレーニング>

・ ジョグ 8キロ


<木曜日(=18日)のトレーニング>

・ ジョグ 8キロ


<金曜日(=19日)のトレーニング>

・ オフ

 仕事を定時で切り上げて、
 自宅最寄りのかかりつけ医でインフルエンザの予防接種を受けてきました。
 なので、オフ。


<本日のトレーニング>

・ オフ


2021-11-20 22:51  nice!(34) 

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