読書メモ♪「ピンクとグレー」 [本]
初めて読む作家さんでした。
2週間ほど前でしたか、
第164回直木賞の決定の少し前、
NHKの「おはよう日本」で
直木賞候補になっている「オルタネート」の作者、
加藤シゲアキさんのインタビューを拝見しました。
出勤準備をしながら・・でしたので、
べったり貼り付いて見ていたわけではありませんが、
ワタクシ、恥ずかしながら、
NEWSのメンバーはすでに脱退された方しか知らず、
加藤さんのことは今回初めて知り m(__)m
小説を書いておられることも、このインタビューで知りました。
直木賞候補・・ということで、ぜひ読んでみたいと思いましたが
さすがに「オルタネート」は図書館ではすぐには借りられないだろう・・ということで、
まずはデビュー作、「ピンクとグレー」を予約、
こちらはすぐにお借りできました(^^)
「ピンクとグレー」(加藤シゲアキさん)
例によって、大阪市立図書館のハードカバーの本は、
表紙の見返しに、帯の切り抜きを貼ってくださっていることが多く、
今回は
「NEWS・加藤シゲアキ 渾身のデビュー作」
とありましたが、
いや~、まさに【渾身の】作品だったと思います。
すごかった・・・。
感想をひとことで申しますと
「すごい作品でした」
帯の他の切り抜きには
「ステージという世界の魔法、幻想に魅入られた幼なじみの2人の青年の
愛と孤独を描くせつない青春小説」
とあり、
あらすじはまさに↑のとおりだったかと。
ものすご~~く「上から目線」な言い方で恐縮ですがm(__)m
文章のなめらかさ・・という面では
私が思うところの「ベテラン作家さん」たちの作品と比較すると
若干拙さを感じるようにも思いましたが、
物語の内容、設定、話の運び方等は、読んでいてずんずん引きこまれました。
(愛称ですが)ごっちとりばちゃんという2人の青年が中心の物語で、
最初はりばちゃん目線で描かれていたので
ごっちの真意は分からなかったけど、
読み進むにつれてそのあたりが明らかにされ、
読んでいてものすごく切なく、苦しくなるくらい入り込みました。
芸能界に身を置き、それを生業として生きる人たちの孤独・・みたいなものも
すごく感じ、
この本が出版されたのは平成24年なのですが
読んでいて、三浦春馬さんのことを考えました。
あと、
10~20代くらいの男同士の友情・・みたいなものが描かれた作品って
思えばそんなに読んでなかったかも・・ということで
ものすごく新鮮に感じた気がします。
どちらかというと「切なく、辛い」色の作品ではありますが、
お借りしている期間に3度読みしました。
加藤シゲアキさん、
アイドルで、まだお若くていらっしゃいますが、
小説家としても才能を発揮されて、すばらしい~。
残念ながら直木賞の受賞はなりませんでしたが、
本屋大賞にもノミネートされているので、そちらはどうでしょうか。
ただ、お昼休みにちょくちょく覗く職場近くの本屋さん、
直木賞候補に挙がった時点でわ~っと平積みされそうなのに
お見掛けしません。
(ポスターは貼ってありましたが・・)
売り切れで入荷しないのでしょうか・・・。
そのうちに機会を見つけてぜひ読んでみたいと思います。
<日曜日(=24日)のトレーニング>
・ ジョグ 15キロ
先週は土日とも雨の予報の週末でした。
そんな場合でも、少しくらいは止み間があって、
それを狙って走れることが多いのですが、
今回はなかなか降りやまず・・。
この日も朝から1時間おきくらいに「雨雲レーダー」をチェックしていて
17時くらいになるようなら(暗くて冷えてくるので)あきらめよう・・と
思いましたが、
16時くらいにほぼ止んでる感じの小雨になったので
どうにか走れました(^^)
いつもの公園を走っていると、
午前中に走るときにお見掛けするおじさまも走っておられて
「雨がやんだから走りにこられたんかなぁ」と思い、なんだかうれしくなりました(^^)
<月曜日(=25日)のトレーニング>
・ オフ
<火曜日(=26日)のトレーニング>
・ オフ
<水曜日(=27日)のトレーニング>
・ ジョグ 10キロ
・ 補強運動
少し早く帰れましたので、
月~火をオフにしましたから10キロ。
<木曜日(=28日)のトレーニング>
・ オフ
<金曜日(=29日)のトレーニング>
・ オフ
時間も大丈夫だったし、走るつもりでしたけど
すご~く寒くて、風も唸っているので
「仕事で疲れたし、こんな寒い日にこんな風の中ムリして走って
体調崩しても・・・」と言い訳し(^^; オフにしてしまいました。
<本日のトレーニング>
・ ペース走 15キロ
・ 補強運動
今日も寒い予報でしたが、
スッキリと晴れていたので、ゆうべに比べたら体感温度はかなりマシ。
風は少しありましたけど気持ちよく走れました(^^)
午後は整骨院でガッツリメンテをしてもらいスッキリ。