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観劇レポ♪ [宝塚歌劇]

本日は、
宝塚歌劇 宙組公演を観劇♪

演目はコチラ

CIMG1155.JPG

第一部、第二部ともに、
ミュージカル 「アナスタシア」

当初の予定では5月頃に上演するはずだったかと。

コロナの影響で公演が中止になり、
予定が後ろにずれて、11/7からの上演となりました。

演目が発表されたときは
「話題作になりそうだからチケットが取れるかしら・・」と心配しましたが、
現在、コロナの感染予防対策として
チケット販売が制限されておりますので
(=1公演1人1枚、友の会を通じてのみ販売など)
想像ですが、転売目的で大量に買い占める人が購入しにくくなったためか
どうにかチケットは取れました。

どうにか・・どころか、
ワタクシが自力で取った中では舞台に近いほうの席の
S席の18列目のお席♪

でも正直、友の会で、
1公演につき1回でいいから、これくらいのお席をいつも取れるように
していただけたら・・と思いますので、
これが本来の友の会に入っている甲斐がある状態・・のように思います。


さて、
ミュージカル 「アナスタシア」

この作品は、
アカデミー賞歌曲賞、作曲賞にノミネートされた
1997年公開のアニメーション映画「アナスタシア」に着想を得て制作され、
ブロードウェイで2017年から2019年3月までロングラン上演されたもの。

宝塚歌劇では初の上演。

宝塚歌劇団で上演するにあたり、
(宝塚歌劇は男役トップスターさんが主役となるため)
ディミトリ役を主役として新場面が追加され、
ブロードウェイのスタッフの方から
ディミトリ役の新曲の提供もいただいて、
宝塚歌劇ならではのミュージカル作品になった・・とのこと。


潤色・演出は稲葉太地先生でございます。


第1幕の開演前の様子。

CIMG1157.JPG


第2幕の開演前の様子。

CIMG1158.JPG


↑ 第1幕は、ロシアが舞台だったので、たぶんロシアの様子を描いていて、
第2幕は、舞台がパリに移るので、パリの様子が描かれておりました。


感想を一言で申しますと、
『とにかく美しい舞台でした』

もう少し補足しますと、
『クライマックスの展開は、個人的にはしっくりこなかった』
『美しい作品、曲もセットもお衣装も、すべてが美しい。
 フィナーレ~パレードもとても美しく、「しっくりこない」気持ちもそれで帳消し(^^)』
という感じ。


とにかく「美しい」作品でした~~。

まさに「ミュージカル」作品で、
大部分が歌で進んでいく作品でしたので
「これでもか~」というくらいのお歌の連続。

歌劇誌の座談会にもありましたが、
ブロードウェイ作品は、
「カンタンに歌っているようで、実際歌ってみると難しい」歌が多いそうで・・。

でもみなさん、すごかったなぁ。

真風さん&星風さんのトップコンビ、
2番手スター芹香さん、
しっかりと聴かせてくださいました。

星風さんて、歌がヘタだと思ったことはありませんでしたけど
こんなにお上手でしたっけ・・と思うほど。
圧巻でした。すばらしい~~。


お話も、
もう一度観たらさらによく分かりそうですが
それでも、ストーリーは分かりやすく、ちゃんとついていけました。

ただ、最初に「感想を一言」の「補足」でも書かせていただきましたが、
クライマックスの展開はちょっとしっくりこなかった感じ。

物語の最初から
「このあとどうなっていくんやろ」と続きが気になり、
「ちゃんと巡りあえるんやろか」とヤキモキしたのですが、
その肝心のシーンが、私はちょっと感動に浸れなかった感じ。

個人的には、
「オルゴール」よりも、「(おばあ様のことを)ナナと呼んだこと」に
反応していただきたかったかなぁ・・と。


ワタクシは、原作(?)のアニメーション映画も
ミュージカルのブロードウェイ版も観ていませんので、
宝塚版との違いは分かりませんから
原作のほうは↑そのあたりはどうなんやろ・・・。

宝塚版って、かなり内容が変わることもありますしね。

以前、「モンテクリスト伯」のとき、
原作ファンとしては、「ありえないラストシーン」でしたので(^^;
今回の作品も、違いがどうなのか興味はあります。

「しっくりこなかった」理由の1つとして
2番手の芹香さんの役どころが「辛抱役」というか、発散できなかった感じでしょうか。
3番手の桜木さんのお役のほうがおいしい印象でした。


ともあれ、
そういう「ちょっとしっくりこなかった」ことがどうでもいいくらい
全体的に美しい作品で、
どの歌も本当にステキだったし、
セットも重厚で美しかったし、
映像を駆使した背景もとってもステキでした。

フィナーレの大階段の男役さんの群舞がこれまたものすごくカッコよかったし、
そのお衣装も、キラキラしてて、
下半身はコサック風でロシアっぽく、とってもステキでした。

パレードも圧巻で、
今回は作品もすばらしかったけれど、
パレードの華やかさを観ると、どんな作品でもすべてが帳消しになるところが
宝塚歌劇の魅力の1つだと思います~。


それにおそらく、
今回はいつもより前のほうの席で観ましたから、
舞台上のジェンヌさんたちのお姿が大きく見えますし、
パレードで銀橋にずら~っと並ばれたら
いつも以上にすごい迫力を感じました。


今回は、
「ロマノフ時代のロシア」のキラキラした「コスチュームモノ」の作品でありつつ
真風さんは(特にパリ以降の場面では)スーツ姿がステキで・・という感じで
スーツモノの要素もあり、
そういう意味でも見ごたえがありました。


歌劇誌の座談会で言われていたのですが、
「アナスタシア」は、
古き良きものを踏襲しながらも「今」を感じさせる作品である・・ということ。

映像を駆使した演出・・なども理由かも・・ですが、
ヒロインのアーニャが「一人で立てる女性」で、
それが現代のミュージカルのヒロイン像だから・・のようです。

それまでのように
「男性に寄りそうヒロイン」とは違い
「強く逞しく、それでいてフェミニンな部分も持ち合わせている」
というところが「今」を感じさせる作品になっているようです。

それは観ていて実感しました。

「ベルばら」や「リボンの騎士」みたいに
女性が男性の恰好をしなくても、
女性としてありのままの姿で活躍できる時代になってきたということなのかなぁ
と思ったりしました。


今回の公演の【音楽】の演奏ですが、
本日、開演直前に、指揮者の御崎恵さんが挨拶され、
開演アナウンスでも「・・・指揮 御崎恵により開演いたします」と言われましたので
『わ~、オーケストラ演奏に戻ったのかなぁ』と期待したのですが・・。

コロナで公演中止後、再開されました際に
「オーケストラ演奏については、オーケストラピット内の感染予防対策のため
 録音演奏といたします」
と案内されており、
今回の宙組公演もそのような案内が出ていたしたけど、実際はどうだったんでしょ。
歌で進むシーンが多いので、そのために指揮者が配置されてたのかしら・・・。

それ以外には、
今回は、1階の飲み物の販売場所が復活しておりました。

少しずつもとの形に戻ればいいな・・と思いますが
最近、感染者が増えてきていますので、
日常生活含め、まだまだどうなるか・・・ですね・・。


ともあれ、宝塚はやっぱりいいな、生の舞台はやっぱりいいなと思いつつ
帰路につきました。
次回も観れたらいいなぁ(^^)


<日曜日(=8日)のトレーニング>

・ ウォーキング&ジョグ 14.5キロ 

   (1キロW+13.5キロJ)

・ 補強運動


<月曜日(=9日)のトレーニング>

・ オフ


<火曜日(=10日)のトレーニング>

・ ジョグ 8キロ

・ 補強運動


<水曜日(=11日)のトレーニング>

・ オフ


<木曜日(=12日)のトレーニング>

・ オフ

 水曜日は少し疲れてお休みしましたので、
 木曜日は走るつもりでしたが、帰りが少し遅くなり、結局オフ。


<金曜日(=12日)のトレーニング>

・ ウォーキング&ジョグ 20キロ 

   (1キロW+19キロJ)

・ 補強運動

 マンションの用事でお休みをもらっていて時間が取れましたので
 いつもより多めに走りました。
 2日走れなかったので、スッキリ(^^)


<本日のトレーニング>

・ ウォーキング&ジョグ 11キロ 

   (0.5キロW+10.5キロJ)

・ 補強運動


2020-11-14 23:15  nice!(31) 

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