夏休み、最終日は・・・ [宝塚歌劇]
だいたい、ご想像がつくかも・・・ですが・・。
宝塚大劇場に行ってまいりました(^0^)ノ
本日、観劇しました演目はコチラ。
第一部 ミュージカル・ロマン「アルジェの男」
第二部 ショー・スペクタクル「Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)」
でございます。
なんで、この日にしたかといいますと、
以前、書かせていただきましたが、
本日は、公演日程ほぼ半ばの火曜日、
公演は13時からの1公演ですが、
18時より、「公演期間中、1回だけ行われる新人公演(=7年目までの生徒で行う公演)」の日
なのでございます。
なので、とある場所には、新人公演の配役が貼り出されておりました・・。
1996年秋より観劇しておりますワタクシですが、
「初日」「千秋楽」「新人公演」といった、
「ちょっと特別な公演」の中で、
「新人公演」だけはまだ観たことがなく、
せっかくお盆休みなので・・と思い、
「本公演と新人公演の両方を観れたら言うことなし!」
と、チャレンジしましたが、
新人公演のほうは見事撃沈・・。
期間中1回キリなので、チケット事情が厳しいのでございます・・。
まぁ、しゃ~ないな~。
さて、ワタクシ、
いつも、観劇の際には、
「阪急電車 土日切符」というのを利用しております。(=10枚分の値段で14回乗れる回数券)
・・・・・が、本日は、よく考えますと、「平日ダイヤ」じゃありませんか_| ̄|○
(単に、ウチの会社が休みというだけでした・・)
自動改札で「ピンポ~ン」と、エラーを出す前に気付いてよかったです(^^;
そう、平日、
平日にも関わらず(まぁ、学校などは夏休みですが)、
本日は久しぶりに、座席がほぼ埋まっている様子を見ることができました・・。
少しだけですが、「立ち見」の人たちもいたくらい・・。
ここ最近ずっと、休日なのに、A席などはガラガラ、
1階席でこの有様では、2階席はどんな状況やねん(><)??・・という、
悲しくなってしまう様子を見ることが多く、
「宝塚歌劇は、無事に100周年を迎えることができるのか???」
と、(勝手に)心配しておりましたもので・・。
ちなみに、7/6が、「100周年のちょうど1000日前」・・ということらしく、
「カウントダウンキャンペーン」なども始まったようです。
ともあれ、
本日の客席の状況を見て、少し安心したとともに、
これだけ席がうまるということは、作品がいいのかも♪ と、開演が楽しみ~~♪
(・・・と言いつつ、1本電車に乗り遅れ、着いたのは10分前でしたが・・(><) )
第一部の芝居、「アルジェの男」
こちら、初演は1974年、
あの鳳蘭さんが主演を務められたそうでございます。
1983年の再演、
このときは、峰さを理さんが主演、
そして、今回が、再々演でございます。
最近では、「宝塚音楽学校」で、芝居の授業の教材として扱われている作品だとか・・。
なので、下級生の方たちは、
「授業でやったことがあり、大好きな作品です」
と言っておられる方も多いみたい。
芝居の感想は、一言で言いますと、
「ひどい男がおるもんやな~」(´-ω-`;)ゞ
それも、1人だけ・・じゃなかったですし・・(^^;
結末は、
登場人物のほとんどが、誰も幸せにならなくって・・(´;ω;`)
でも、
作品のテンポはいいし、
1時間35分の中で、
内容を詰め込みすぎず、物足りないこともなく、
中途半端に終わっている感じもなく、
悲しい結末だけど、後味悪くはない・・
という印象を持ちました。
脚本 柴田先生、演出 大野先生 のコンビの作品ですが、
さすが、柴田先生!
という感じです。
柴田先生の脚本は、ことばもステキで好きなんです♪
ラストは「悲しい結末」ですが、
もしあのまま、「悲しい結末」にならずに、
ずっと想い続けてくれた「彼女」と逃げ続けることができたとしても、
それはそれで、「なんだかなぁ・・」
と思ってしまいますし・・。
それにしても、「ひどい男が、自分をだましているのか、本当に思ってくれているのか」
女性はどうしたら分かるんでしょうか・・(‐ω‐;;)
「ひどい男」のことを、ずっと大事に想い続けている、
トップ娘役が演じた女性と、
「ひどい男」にだまされたと気付き、
うちひしがれてしまう盲目の女性も、
どちらの役も「けなげ」でした・・・。
あと、
その、「ひどい男1」ですが、
過去の自分はどうあれ、
自分を信じてくれた人に付いてマジメに仕事をしているのに、
結局、その「過去」の経歴?がジャマをする・・(というのは、もう1人の「ひどい男」のせいですが)
というのは、ちょっと悲しい気がしました・・。
「人生、やり直せないってこと?」
「宝塚らしい」作品のようですが、
これまで観たことがないようなタイプの作品のように思い、楽しめました~。
第二部のショー、
一言で言えば「めっちゃよかった!」
ショーの始まる直前の様子・・。
「ダンス ロマネスク」というタイトルどおり、
踊りまくるショーでした。
いろんな種類の場面があって、盛りだくさん!
かっこよく、美しく、感動的で、迫力のあるショーでした。
プロローグの場面展開もかっこよかったな~。
「客席降り」がありまして、
けっこう後ろのほうまで来てくれました!!
(きゃ~~~~~~~~~~~~~(≧∀≦))←声は出していませんが
「客席降り」は、たいてい1階席のみ・・ということが多いのですが、
今回は2階席にもあったようです(客席上がり?)。
今回のショーの作・演出の中村暁先生が、
「以前、2階席で(別の作品を)観ていたときに、客席降りのときにさみしいな」と思われたそうで、
今回は2階席にも・・と思われたみたい。
演出家の温かい配慮を感じます。
ワタクシは1階席におりましたので、
娘役トップの蒼乃夕妃さん、
男役の2番手、3番手の龍真咲さん、明日海りおさんまでもが
けっこう後ろまできてくださり、
3メートルくらい先で観ることが!!
とにかく、顔が小さ~~い。
「味名人」さんの「かつめし」のカツよりも絶対小さいと思う・・。
霧矢大夢さん、蒼乃夕妃さんのトップコンビの
デュエットダンスも何度もあり、
踊れるコンビなので、本当にステキです!
蒼乃さん、
ロケットダンス(=ラインダンス)のあとのデュエットダンスのときの髪型、
すごく凝っていてステキでした~。
フィナーレのブルーの衣装のときの髪型は、
シンプルだけど、髪飾りがステキで、こちらもよくお似合いでした♪
青樹泉さん、
いちだんとスリムになられた気がしました。
もともと背があり、舞台映えする方でしたけど、
今日は特に、「スタイルいいな~」と思いました。
お芝居でも、「おだやかな感じ」の役が続いていて、いい感じです♪
ロケット(=ラインダンス)は、
ショーの後半のフィナーレに入る前に行われ、
その間に、舞台奥では大階段をセットしている・・
というタイミングで行われることが多いのですが、
今回は前半にありまして、
そのあとのシーンが中詰となり、
中詰で、ロケットの人たちも、その衣装で一緒に登場しておりました。
・・・こういう演出は、あまり記憶にありません。(新鮮♪)
ストーリー性のある場面は入り込めますし、
大人数でのシーンはすごく迫力があるし、
美しく、感動的な場面もあって、
私はすごく好きなショーでした♪
今回は、「作品の組み合わせ」が絶妙ですね~。
芝居は、やや重い感じに終わり、
そのあと、盛りだくさんなショーで弾け、
華やかに幕を閉じ、
幸せな気分で帰れる・・
これぞ、宝塚ならではの作品かと。
あ~~~、よかった~~(゜∀゜*)
・・・・・ですが、
人(=お客さん)が多いと、いろんな人がいるわけで、
ちょっとグチらせていただきますと・・・。
ワタクシの前、
恐らく・・ですが、「おばあちゃん、その娘(=母)、孫、もう一人はよく分からん」
という4人組が座っておりました。
最初は、
「3世代で観にこれるなんて、いいな~~、うらやましい~」
と、ほほえましく見ておりましたが、
孫、落ち着きがない_| ̄|○
まぁ、子どもだから仕方ないんでしょうが、
ガサガサガサガサ動くし、手を上に伸ばしたりするし、
すぐ前だからイヤでも目に入ります・・・・・。
クツで前の席を蹴飛ばしたりしてたから、
前の人もイヤやろな~~とか思ったり。
その母ともども、
身を乗り出すように観てるので、
こちらが観にくい・・_| ̄|○
(銀橋の一部が見えへんやんか~!)
ちなみに、大劇場では、開演前や休憩中に、
「座席から身を乗り出されますと、後ろのお客様に迷惑ですので、身を乗り出さないよう・・・」
というアナウンスが流れます。
・・・・・全然、聞いてない・・っていうか、どういうことを言ってるのか分かってないようですね(--;
(『その姿勢のことじゃ!!!』)←ワタクシの心の声
また、大劇場では、
どうしても座高が低くなるお子さんのために、
座席と同じ赤い色をした「クッション」を貸してくださいます。
劇場の係の方が気付いて、勝手に持ってきてくれるときもありますが、
申し出ればすぐに持ってきていただけます。
お子様であっても、もちろん、通常料金を払って座席を確保しないといけないわけで、
その分、ちゃんと見えるように、このようなものがあるんやなぁ・・と
初めてそのクッションを見たときは感動いたしました・・。
前のお子さんは、そのクッションを使ってなかったし(=そういうの借りれるって知らないってこと?)、
ロケットダンス(=ラインダンス)のときに、母親にむかって
「すご~~~い!!」
って話しかけてましたし(=初めて観たみたいな反応)、
親子で身を乗り出してる様子・・などからも考えると、
あまり観劇にきてない、もしくは初めて・・の集団やったんかなと・・。
あと、
となりのブロックあたりから、
第二部のショーが始まったときに
「これは、さっき(の芝居)の続きか??」
と、でっかい声で話しているオッサンの声が・・_| ̄|○
(『違います!!! 芝居はもう終わりました!!! これはまったく別モノです!』)←心の声
どうも、そのオッサン、
「ショー」というものがピンとこられてないようで、
場面ごとに、でっかい声で同行の方に質問してる様子・・_| ̄|○
これも、しゃ~ないのかな~~。
『どんな形式なんか、ちょっとくらい、予習してこい!』
(大劇場等で、無料で配布されている「公演チラシ」のあらすじを読むとか・・)
って言うのは酷か・・・。
宝塚歌劇が無事に100周年を迎えるためには、
新しいお客様にも観にきていただかねばなりません・・・。
多少、不慣れな方の行動も、
まぁ・・・・・、ヨシとしましょ~か。
ともあれ、本日の演目は、
それら「グチ」りたくなる状況を差し引いても余りあるほどの
大満足な作品でございました(*´∀`*)
「作品がよければすべてよし」 ということにしときます(^^)/
さ~、また明日から、お仕事がんばりましょうかね~p(^^)q
<本日のトレーニング>
ジョグ5キロ
筋トレ(エクササイズ)
朝は雨がぱらついたりして、ちょっとヘンな天気でしたね~。
充実したお休みが満喫できたようですね。
今日からまたお仕事、お互いに頑張りましょうね!
by JUN (2011-08-17 05:50)
JUNさま、コメント&niceをいつもありがとうございます!
JUNさまも、山やら、宿題の片付けやら、いろいろと充実されて
おられたようで・・。
来週忙しいので、今週は「リハビリ」です(^^;
by keroyon (2011-08-18 00:03)
コメントが遅すぎてすみません。前かがみ問題は本当に頭が痛いですね。歌舞伎の場合、劇場構造から3階席では、これをやられると致命的です。しかも3階席しか高くて入れない身なものですから・・・・
注意すると、した者も、された者も、一日中気分が悪いですし・・・
次の休憩時間中に、係員にそれとなく注意してもらうしか手が無いかなと・・・
25日に大劇場に行きます。同伴者の恰好のマニュアルとして、コピーさせていただきました。
by fanfan (2011-08-22 09:15)
fanfanさま、コメントいつもありがとうございます!
「遅すぎる」なんてとんでもないです!
コメント、大変ありがたいです!
いつでもかまいませんので、これからもよろしくお願いします。
月組、これからご観劇なのですね!
ネタばれ・・にはならないよう書いたつもり・・ですが・・。
「前かがみ問題」は、2階・3階など角度のある座席はさらに深刻ですよね。
観劇中に注意するのも、その声で周りに迷惑かけるかも・・と思って
できませんし・・。
1階席でもけっこうつらいな・・と初めて実感しました。
by keroyon (2011-08-22 22:48)