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お披露目公演♪ [宝塚歌劇]

本日、宝塚歌劇 11時公演を観劇♪

本日の演目はコチラ。

2011_07020001.JPG

この公演は、
花組 新トップスター 蘭寿とむさんの就任お披露目公演でございます♪

とむさんは、もともと花組に在籍、
2006年に宙組に組替えされ、
今回は、古巣の花組に組替え+トップスター就任となりました♪

とむさんが、いよいよトップ就任ですか~~~。
あぁ~~~、感慨深いものがあります・・。

なんだかいろいろと、余計な話が続いていきそうな予感・・・ ヾ(*´Д`*)ノ
興味のない方、スルーしてくださいませm(_ _)m

とむさんは、1996年入団、
私が宝塚を観るようになったのは1996年の秋。

ちなみに私は、「宝塚歌劇」そのものが好きで、
「決まった組だけ観る」とか、そういうことはしてないですが、
観始めた頃、何度か観劇するうちに、
花組が特に好きになりました。

中でも、当時2番手だった愛華みれさんが大好きになり、
注目して観たり、
公演ビデオを購入して観たりしているうちに、
花組のほかの生徒さん(=ジェンヌさん)にも目がいくようになり、
当時、若手~中堅どころになりつつあった、瀬奈じゅんさんも追いかけて観るようになり・・。

愛華みれさんは、その後、トップスターとなり、
2001年夏~秋「ミケランジェロ/VIVA」という作品で退団されましたが、
そのときの「新人公演」で主演をされたのが蘭寿とむさんでした。

余談ですが、宝塚歌劇には「新人公演」というものがございます。
1~7年目までの生徒さんで行うもので、
「宝塚大劇場」「東京宝塚劇場」それぞれの公演期間内に、1回ずつ上演されます。

よって、7年目までの生徒さんは、本公演(本来の公演)のお稽古のほかに、
新人公演のお稽古もする・・ということになります。

「新人公演」というものをやる意味としては、「勉強の場」というところでしょうか。

本公演ではセリフを言ったことがない、ソロで歌ったことがない・・という若手の生徒たちが、
大きい役に挑戦でき、そういう機会を与えられる・・ということになり、
それはすごくいい経験になっているようです。
ちなみに、演出家も、まだ「演出助手」しかしたことないといったような若手が
新人公演を担当することが多いようで、演出家にとっても「勉強の場」になっているのでしょう。

「勉強の場」と言いましても、
ちゃんと、入場料は取ってお客様に観ていただくわけで、
それなりのちゃんとした仕上がりになっている舞台のようです。

「・・のようです」と書きましたのは、
ワタクシ、15年近くも宝塚を観ておりますが、
いまだに、新人公演だけは観たことがありませぬ・・・。

「初日」「千秋楽」「新人公演」といった、「ちょっと特別な?公演」の中で、
「新人公演」だけは観る機会に恵まれず・・。
(チケットが取れたことはありましたが、行けなくて人に譲ったとか・・)

だいたい、日程が、その公演期間半ばあたりの火曜の夕方・・なんですよ。
・・・仕事ですよ(--;

次回、8月の公演は、ちょうど新人公演がある日、仕事お休みなので、
昼間の本公演と夕方の新人公演、両方観れたらいいな~とチャレンジしてみましたが、
見事撃沈・・・_| ̄|○
(昼間の本公演は取れました・・)

「新人さんの舞台」ですけど、その期間中に1回しかない・・ということで、
チケット事情は大変厳しい公演なのです・・。
その、「新人さん」のファンの方は、ぜひとも観たいでしょうしね・・。

ちなみに、
将来、トップスターになるためには、
この「新人公演で主演」をしていることが条件・・のようです。
・・・が、過去、遅咲きのスターさんで、
主演されてなくてもトップさんになられた方もおられるので、絶対ではないかも・・です。


話はめっちゃ脱線しましたが、
愛華みれさんのサヨナラ公演で、新人公演初主演だったとむさん、
本公演のほうでも、重要な役をされていて、
私はこのサヨナラ公演、6回観たので、とむさんのこともかなり印象に残りました。
(アドリブが入るシーンに出ておられ、6回とも違う内容でした~。お見事~。)

当時、入団6年目だったけれど、
その頃からすでに堂々としていて、落ち着いた雰囲気の方だったんですよ・・。

愛華みれさんの退団記念のディナーショーにも出演されていて
(私はビデオで観ました)
MCで、愛華さんはじめ、出演のみなさんから、そのことをからかわれていました。
まだ6年目なのに
「研26(=26年目ということ)の蘭寿さん・・」とか言われていたり(^^;

そう、そのサヨナラ公演の少し前、
私が瀬奈じゅんさまに完全にやられてしまった、
「宝塚バウホール(=大劇場の横にある小さな劇場)」公演の「マノン」、
これは、瀬奈じゅんさまが、「バウホール公演初主役」をされた公演で、
ここでも、とむさんは、重要な役どころをされていました。

あれから10年なんですね~~。
早!!

あの頃、若手~中堅どころになりつつあった、とむさん。
今回、立派なトップさんになられて、
パレード(=フィナーレ)の大階段、
いちばん最後に、大きな羽を背負って下りてこられた姿は感動でした・・。
(涙~~)

きっと、こういうところが、宝塚ファンをやめられないところ・・なのだと思います・・。


さてさて、今回の作品は、「ファントム」。
「オペラ座の怪人」の舞台版です。

「オペラ座の怪人」の舞台版は、いくつかあるようで、
「劇団四季」は、「アンドリュー・ロイド・ウェバー版」
「宝塚歌劇」は、「アーサー・コピット&モーリー・イェストン版」
となっております。

「宝塚歌劇」では、
2004年に宙組で初演、
2006年に花組で再演、
そして今回、花組で再々演となりました。

ワタクシ、「劇団四季」の舞台は、
たまたま友達が誘ってくれて、2008年の夏に観ることができました。

けっこう内容が違っていてびっくり!

「劇団四季」の舞台は、そのとき久しぶりに観たのですが、
宝塚を観るより前から何度か観ていて、その頃は「四季の会」にも入っていました。
宝塚を観るようになって、こちらにハマってしまい、あまり行かなくなっちゃいました・・。

キライになった・・のではなく、機会があれば行きたいけど、
そちらにまで手が回らなくなった・・というところです。

「オペラ座の怪人」劇団四季版は大変素晴らしかったです!
・・・・・が、そのとき観て思ったのは、
好きなのは、やっぱり「宝塚版」やなぁ・・・と。

正直、「宝塚歌劇」よりも、技術的にレベルが上?の舞台は他にも
あるとは思うのですが、まぁ、これは、私の「好み」の問題です(^^;

あらためて、「宝塚が好き」な点を考えてみますと、
①生徒さん(=ジェンヌさん)の成長を追っていけること
②舞台が広い。(ついでながら、劇場が広い、きれい。)
③メイク、衣装がきれいで華やか
④舞台セットがきれい、豪華、華やか
⑤出演者が多いので、大人数の迫力あるシーンが可能
⑥フィナーレが華やかなので、暗い内容の物語でも、華やかな気持ちで帰れる
・・・・・などでしょうか。


「劇団四季版」と内容が違う「宝塚版」ですが、
その中でも、初演の宙組と、再演の花組とでは、
演出が微妙に変わっていたところもありまして、
今回はどうなんやろ??と、それもすごく楽しみでした。

開演直前の舞台セットも、前とは変わっていました~。

2011_07020002.JPG

ワタクシ、本日、行きの電車で本を読んでいたのですが、
ものすごく感情移入して読んでいたようで、
途中、ぼろぼろ・・っと涙が出てしまい、困りました・・。

そのせいか、どうも涙腺がゆるくなっていて、
このあと始まった「オーバーチュア」の時点でなぜか涙が・・(^^;

この作品、やっぱりいいなぁ~~~。

いい曲ばかりでグっときますし、ダンスシーンも見ごたえが。

プロローグ?のダンスシーン、
白鳥っぽい白い衣装の娘役さん数名が、
一気に黒い衣装に変わるところはすごく好きで、かっこいい~。

とむさん登場~。
それだけで涙~~。

登場されて、「♪僕の悲劇を聴いてくれ」を歌われますが、
初演、再演のときは、「内にこもった怒りをぶつける」ように歌われていたイメージで、
とむさんもそのイメージに合いそうですが、
今回そういう感じじゃなく
「哀愁ただよう」感じ?がしました。
・・・・・あくまで、私の感想です・・。

しっかし、この演目、
曲はすばらしいものばかりですが、歌われるほうは大変そう・・。
音域が広い曲というか・・。

他の出演者のみなさんもすばらしかったですが、
中でも、カルロッタの桜一花ちゃん、すごすぎる・・・・・。
さすがでございます・・。
彼女は下級生の頃から芸達者なイメージで、
2002年、東京、日生劇場まで観にいった「風と共に去りぬ」の
プリシーもめちゃくちゃ上手やったのを覚えています。
今回のカルロッタ、強烈なキャラをいろんな表情を出して演じておられましたが、
でも、目立ちすぎず、すばらしい~~。

個人的には、
花組の大好きな娘役さん、華耀きらりちゃん。
笑顔が本当にステキな娘役さんで、いつも彼女の笑顔に癒されます・・。
大勢で踊っておられてもステキな笑顔ですぐに分かります(私は)。
今回は、大きな役をされておられ、感動~~~(/Д`)
本当にうれしゅうございました~。

あと、個人的には、
劇中劇(正確には「劇中リハーサル」?)のカルメンのシーン、
曲もダンスもかっこよくて好きなんですよね~。


そして、そして、なんと言っても2幕後半のあのシーン。
エリック(=ファントム)とジェラルド・キャリエールの歌でのかけあい・・。
涙ぼろぼろ・・・・・。
とむさんとキャリエールの壮さん、同期どうしの感動の演技でした・・。
ワタクシ、今日は上手側の席でしたので、
そのときの壮さんの表情がまったく見えなかったこと・・だけは残念_| ̄|○

そう、席は、上手側のはしっこだったんですが、
何でかと言いますと、
100キロマラソンに気を取られてて、
「宝塚友の会」でのチケット申し込みを失念していたから・・でございます_| ̄|○
(「宝塚友の会」は、だいたいセンターブロックの席を確保していただけます)
あわてて、eプラスで取りました・・。
eプラスはいつもあのあたりの席になるな~。
でも、端っこでもA席の前のほう・・なので、それほど「端」という感じじゃなく、
それでいて舞台は近いから、けっこういい席だと思います~。

この感動のシーン、
周りの方も、鼻をぐすぐすさせていたので、
「よかった~、みんな泣いてる」

終演後、出口にむかって歩いてるときも、後ろの方たち
「泣かせるなぁ~~~。めっちゃ泣いて目がかゆい。」
という声が聞こえてきました・・。

あ、ラストシーンの演出、
私の記憶では、3回ともそれぞれ違う・・と思います・・。
ここは、前回の花組(=再演)の演出が好きかなぁ。私は。

フィナーレ、
ダンスシーンはどれもかっこよかったし、
トップコンビのデゥエットダンスもステキでした。
娘役トップの蘭乃はなちゃんともお似合い♪

とむさん、トップ就任おめでとうございます!

大満足~な作品でした♪

・・・・・だからか、予定外の買い物を・・・_| ̄|○

幕間休憩中、隣接している「キャトル・レーブ(=オフィシャルショップ)」をのぞいていて、
前回の花組の「ファントム」のブルーレイ(最近発売、DVDは完売だったそう)を見つけ、
・・・・・買っちゃいました_| ̄|○
(ちなみに、初演の宙組は、DVDを持ってます・・)

ブルーレイって初めてです♪
画像、きれいなのかな~。
楽しみ~~。

<おまけ画像>
ここでも、節電が・・。

2011_07020004.JPG
宝塚大劇場のトイレにある、手を乾かす機械?です。
誰もいなかったので、写真撮っちゃいました・・。

まぁ、これは、個人的にはなくてもいいと思います・・。
私は「イラチ」なので、こんなので乾かすよりも、ハンカチでちゃっと拭いたほうが早い!と思い
使ったことなかったですし・・。


<本日のRUN>
先生より、「しばらく5キロくらいにしとこか~」ということで、
5キロジョグ。
後半、少しだけ違和感?
でも、途中歩かずに走れました(^^)
少しずつ・・・・・。


2011-07-02 22:59  nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 

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コメント 4

JUN

いや~すごいですね!
keroyonさんの書き下ろし。
昨日今日のファンには当然出来ませんよね。

テカ男子禁制の世界ですから
ワタスも何も言えません(ノ∀`)

ワタスの知ってる宝塚のトレビア的な知識と言えば

「芸名は本人が考える」

事くらいかな?
ちなみにこれも黒木さんからの受け売りですが…
by JUN (2011-07-03 20:28) 

よーちゃん

女子トイレの中まで・・・!
すごいレポート、お疲れ様です!
by よーちゃん (2011-07-03 21:01) 

keroyon

JUNさま、コメント&niceをいつもありがとうございます!
すごい・・というよりも、「アホ」です・・。
以前、友達にも「つける薬ないな~」と言われたことが(^^;
生徒さんは「女性のみ」ですが、それ以外は「男子禁制」ではないようですよ。
スタッフさんも男性がたくさんおられますし、
男性ファンも・・。
昨日、隣におられたのは、「お一人様」の「おっちゃん」でした~。
by keroyon (2011-07-03 21:38) 

keroyon

よーちゃんさま、コメント&niceをいつもありがとうございます!
「今、話題の節電がここにも」と思い、とっさに写真を・・。
よく考えますと(考えなくても!)トイレでカメラ・・はあやしいです・・。
以後、慎みます・・。

by keroyon (2011-07-03 21:40) 

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