SSブログ

宝塚観劇レポ♪ [宝塚歌劇]

本日、宝塚歌劇 花組公演 午前の部を観劇♪

大劇場公演前々作(=雪組)はチケットが取れず、
前作(=星組)は、コロナで中止になった期間のチケットだったので観れず・・で
3月以来の観劇となりました。

そう、花組の前作(=お正月公演の「うたかたの恋」)も
チケットは取れていたのに、途中、コロナで中止になってしまい観れずじまいで
花組観劇はちょうど1年ぶり。

演目はコチラ、

CIMG1991.JPG

芝居  : オペレッタ・ジャパネスク「鴛鴦歌合戦」
ショー:ネオ・ロマンチック・レビュー「GRAND MIRAGE!」

さて今回の花組公演、
まずはお芝居「鴛鴦歌合戦」

感想を一言で申しますと、「おもしろく、ステキな作品でした(^^)」


最初、演目のタイトルを見たときに、
「鴛鴦歌合戦」??? なにそれ?芝居なの??・・・と思ってしまいましたが
原作は、時代劇の巨匠・マキノ正博監督により
1939年に公開された傑作オペレッタ作品である映画「鴛鴦歌合戦」とのこと。
(そのような映画が公開されていたことは全く存じませんでした)

歌劇誌によれば
「戦時中に撮られた映画の舞台化」で、
「(この映画は)戦後しばらくは忘れられていましたが、
 1985年のマキノ雅裕さんの回顧上映の際に、お洒落でおもしろいと話題になった作品」
とのこと。

脚本・演出は小柳奈穂子先生ですが
そのような古い映画を、令和の宝塚歌劇で上演されるって、
そしてそれが、宝塚の作品らしく仕上がっている・・ということが
いつもながらすばらしいと思います。

ポスターを見てもお分かりのように、日本モノのお芝居。
場所は、(宝塚版では)「花咲藩」という架空の藩で、
時代は江戸時代の物語。

個人的には、花組トップコンビは、
前作の(私は観ていませんけど)「うたかたの恋」のような、
ヨーロッパを舞台とした作品が似合うイメージ。

実際、これまで、
トップスターの柚香光さんは、日本モノの印象があまりなく、
「新源氏物語」は経験されていますけど、
あれは雅な平安貴族のお衣装を着て・・という作品でしたので
今回のような、「着流し姿の浪人」というイメージはなかったのですが

・・・・・すご~~くお似合いでした!!

いや~、着流し姿に、鬘は「むしり」と言われる月代の伸びた髪型が
すご~くお似合いで、ものすごく色気のあるお姿で、ステキでした。
あの髪型が似合うのは、轟悠さんか、湖月わたるさんか・・と思っていましたが
柚香光さんもとっても凛々しくカッコよくて、美しかったです。

途中、客席からのご登場もあり、
コロナ前にだいぶ戻ったなぁ・・と。
お近くで拝見すると、改めて柚香さん、お顔が小さい~~~。


トップ娘役 星風まどかさんも、
「日本モノのお芝居が初めて」とのことですが、
いやいや、とってもよくお似合いでした。

タカラジェンヌさんて本当にすごいなぁ・・って思うのは
いろんなジャンルのものを、「それなりのレベル」でやってしまわれること。
そりゃぁ、日本モノの所作も、専門家の方が見ればどう思われるかはわかりませんが
今回の星風さんも、素人の私から見たら、違和感なくサマになっていて、
とても「日本モノは初めて」という感じではなかったので
本当にすごいなぁって思います。

星風さんは、今回、
いわゆる「宝塚らしいヒロイン」というキャラではないお役でしたが
それもしっかり務められ、
いやもう、どんな役も安心して見ていられますね~。

2番手となられた永久輝せあさんは
「バカ殿」キャラの花咲藩の殿様役で
こんなコミカルなお役もできるんだな~と新たな発見でした。

あと、少し前から注目していた娘役の星空美咲さんも
お金持ちの娘さんのお役で、
ファン(?)のおじさまたちがたくさんいるという設定。
今回はセリフも出番も多く、コミカルな役をしっかりこなしておられました。

コミカルなドタバタ劇っぽい作品ですけど
チョンパでの幕開けは華やかで、プロローグは日本モノのショーのようで美しかったし、
謎解き(?)の要素もあってラストに解決、
考えさせられるセリフもあって・・・と
ただドタバタしているだけではない、おもしろく、深い作品だと思いました。

花組や、トップコンビのイメージではないのでは・・と思いましたが、
新たな花組の一面が見られた作品だったかと(^^)


<幕間休憩>

5月に、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類にされたことにともない
開演前・幕間休憩中の客席を含む改札内での飲食が可能になりました。

コロナ前は、
行きに、宝塚阪急とかでお弁当を買って、
幕間休憩中に座席またはロビーのイスで食べていましたが
コロナで改札内の飲食が禁止になってからは、
開演前に食べてから劇場入りしていましたので
本日は久しぶりに、「双樹」のだし巻き卵弁当を♪

CIMG1992.JPG

久しぶりに食べられました(^^)
おいしかった♪


さて、第二部はショー、
ネオ・ロマンチック・レビュー「GRAND MIRAGE!」

作・演出は岡田敬二先生。

岡田先生の「ロマンチック・レビュー」シリーズは
今回で22作になるとのこと。

私が宝塚歌劇を観始めたのは1996年の秋からですので
ロマンチック・レビューシリーズを初めて観たのは
11作目の「魅惑Ⅱ ネオ・エゴイスト」。
22作のうちの約半分を観た感じですが、
今思い出しても、ロマンチック・レビューシリーズのショーは好きな作品が多いです。

そして今回のショー、
感想を一言で申しますと、
「いや~、とってもステキでした。これぞ宝塚!というショー。すばらしかった。」

・・・三言になりました。

いや~、本当、すばらしかったです。
衣装の美しさ、華やかさ、品のよさ、カッコよさ。
セットもとっても美しく、
使用された曲はどれもステキで・・。

主題歌もそうですが、ちょっと古い感じのする曲で、
いかにも宝塚のショーらしくて私は好きです。


プロローグは、とにかく美しい。
7月ではありますが、「紫陽花」をモチーフにした衣装、
紫陽花色の4色のパステルカラーに分かれていて、
娘役さんは紫陽花のお花のついた大きなつばの帽子で・・と、
「シトラスの風」のプロローグを思い出します。

柚香さんと星風さんは白のお衣装で、それがまたとってもステキ~。


第2章はストーリー性のある場面。
1900年に、スウェン・ヘディン率いる探検隊が
数百年周期でタクラマカン砂漠に現れる湖を探しに行った・・という実際のお話を
ストーリー性のあるショーにした場面。

これって、中学校で習いましたっけ。
「さまよえる湖」ロプ・ノール?でしたっけ。
その史実がショーになるとは・・。

柚香さんはその外国人部隊の将校役で、
星風さん率いるオアシスの精の娘役さんのお衣装がインド風でステキでした~。


第3章「VIVA カンツォーネ」では、カンツォーネの名曲の歌い継ぎ。
ステキな曲が多くて、聴きごたえがありました~。


第4章はラテンの場面。
これまでのショーのラテンの場面でのすごく大きなフリルのお衣装と違い、
かなり小さめのフリルのお衣装で、とっても新鮮。
娘役さんのお衣装のスカートがとってもかわいかった。

お衣装がかわいいだけではなく、
星風さんは男役さんの肩に乗ったリフトの状態で登場、
(これって、愛華みれさんのサヨナラ公演のショー「VIVA」で、
 樹里咲穂さんが舞城のどかさんを肩に乗せて登場された場面を見て以来のような・・・)
あとの3組のデュエットダンスも違った振り付けのリフトあり、
とってもカッコよく見ごたえありました。


第5章「夜の街の幻想」は
ブロックのようなセットを使って、
10人くらいの少人数の場面でしたが、めちゃくちゃカッコよかった。
あとで確認すると、謝珠栄先生の振り付けとのこと。納得。

この場面もリフトが。
持ち上げるほうも持ち上げられるほうも本当に大変だと。
女性どうしでそれをやっている宝塚、本当にすごいです。

場面の最後、この場面に出られている2人の娘役さんが出てきて、
まだ場面続くのかな・・と思ったら暗転・・と
なんともオシャレな雰囲気を感じました。


ロケットは33人で見ごたえあり。
黒エンビにタイツのお衣装で、とってもオシャレな雰囲気でした。
お衣装の前後ろで色が違ったので、
1人ずつ振り返っていくところはより際立っていて、
お衣装のチカラって偉大だな・・と思いました。


第7章は「ボレロ・ルージュ」
6月に亡くなられた羽山紀代美先生の振り付けです。
本当に、亡くなられる直前まで振り付けをされていたんだな・・と
未だに亡くなられたことが信じられません・・・。

ものすごくカッコいい場面でした。

後半、大階段が現れますが、
なんて言うんでしょう、大階段上に赤いオペラカーテン? ドロップカーテン?が
かかっていて、
一番前のカーテンがはけると、トップコンビが大階段に板付けで登場。

衣装も深紅(トップコンビはゴールド)でカッコいい。

最後はトップコンビを含む3組のデュエットダンスでしたが
ここもリフトがあったような・・。

踊るほうは大変なんだろうなと思いつつ、
デュエットダンスではやっぱりリフトを見たい・・と思ってしまうので
今回のショーは本当、見ごたえありました。


間奏曲「ジュテーム」
退団者の方たちの場面で、岡田先生の愛を感じました。
この曲も好き~~。
過去の「TCAスペシャル」のビデオとかでよく聴いた記憶。
いい曲だ~。


そしてフィナーレ。

大階段の男役さんの群舞はなく・・でしたので
ちょっと変形パターン?でしょうか。
ボレロの場面がその代わりだったような感じ?


トップコンビのデュエットダンス。
2番手、永久輝さんが歌い、トップコンビが踊るパターン。

歌は、「聴いたことある」と思いましたら「So In Love」。
愛華みれさんトップ時代の岡田先生のショー「ザ・レビュー99」で
愛華さんが歌っておられたのを思い出します。
(あの頃は、ビデオを擦り切れるほど見ていたので・・)

とってもステキな曲で、白い衣装で・・、なんとも美しい場面でした。

そしてパレード。
プロローグの紫陽花色の美しい衣装が舞台いっぱいに広がり本当に華やか。
こんなに美しく、夢々しい世界は宝塚ならでは、
これぞ宝塚!というショーでした。


柚香さんは
お芝居の着流し姿も色気があってステキでしたが
ショーではもう「本領発揮」という感じで、
お衣装はどれもよく似合っていて本当にカッコよかった。
歌もとってもお上手になられたなぁと。
ダンスもスタイリッシュな雰囲気でステキだし、
本当にステキなトップさんになられましたね。


リフトの多い見ごたえのあるダンス、
オシャレで華やかな衣装、舞台、
曲もとってもステキで、オケの演奏もすばらしかった。

コロナ禍では、オケの生演奏が聴けない時期もありましたし
改めて、宝塚の舞台っていいな、それを観られるっていいなって
思いながら、帰途につきました。

花組公演、観られてよかった(^^)


<月曜日(=10日)のトレーニング>

・ オフ


<火曜日(=11日)のトレーニング>

・ オフ


<水曜日(=12日)のトレーニング>

・ オフ


<木曜日(=13日)のトレーニング>

・ オフ


<金曜日(=14日)のトレーニング>

・ ジョグ 7キロ

  繁忙期に加え、事務所メンバーがご家族のことでお休みをされており、
  給与計算の時期も重なって・・で、少し帰りが遅くなった1週間。
  この日も少し遅くなりましたが、月曜から全く走れてなかったので、どうにか。
  
  ・・・でも、暑くてキツかった。


<土曜日(=15日)のトレーニング>

・ オフ


<本日のトレーニング>

・ ジョグ 11キロ

  暑い~~。
  先週の週末は、戻ってきてから身の危険を感じてしまったので、
  ちょっとびびっていましたが、今日はそこまでは。
  でも、熱中症で倒れる・・とかは、救急の方に迷惑なので
  暑さ厳しい時期はムリはやめようと思います。

  緑道のほうに行こうかとも思いましたが
  行くのに自転車で30分以上かかりますし、
  浜寺公園の日陰コースなら、それより早い時間にスタートできるか・・と思い
  本日は近場で。
  いつもより早い時間にスタートしましたが、
  府営プール来場者か、駐車場がかなり早い時間にいっぱいになっていてびっくり。

  あとで車で出かけたとき、
  だいぶ手前から、公園駐車場に入りたい(と思われる)車の渋滞ができていて
  びっくり!

  暑い時期は、プールは走りながら見ていて涼しそうですもんね~(^^)


2023-07-16 18:18  nice!(35) 

nice! 35

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]