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宝塚観劇レポ♪ [宝塚歌劇]

宝塚歌劇 月組公演 午前の部を観劇♪

昨年10月に雪組公演を観劇した後は、
年内最後の星組はチケットが取れず、
お正月公演は、私が取れていたチケットの日程はコロナで中止・・でしたので
久しぶりの宝塚観劇となりました(^^)

そして、月組公演は、
現トップコンビの大劇場お披露目だった昨年お正月公演「今夜ロマンス劇場で」のあと、
夏に「グレートギャツビー」のチケットが取れていて
大好きだった瀬奈じゅん様の日生劇場公演のDVDで見た演目で楽しみにしていましたのに
これまたコロナで中止・・でしたので、
月組公演も1年ぶりの観劇となりました。

演目はコチラ、

CIMG1788.JPG


芝居  : 平安朝クライム「応天の門 ~若き日の菅原道真の事」
ショー:ラテン グルーヴ「Deep Sea ~海神たちのカルナバル~」

さて今回の月組公演、
何となくポスターも暗くて地味で、
正直、内容はあまり期待していなかったのですが m(_ _)m
よくよく考えたら日本モノ、しかも平安朝の物語じゃないですか!

日本モノ(しかも雅な平安モノ)+ショー という、
好みのパターンの公演かも(^^) ということに、開演直前に気づき、期待感(^^)


まずは、第1部の芝居、
平安朝クライム「応天の門 ~若き日の菅原道真の事」

脚本・演出は田渕大輔先生。

原作は、
2017年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞を受賞された
灰原薬さんのマンガ、「応天の門」。


感想を一言で申しますと
「物語の展開が気になり、お話に引き込まれる大変おもしろい作品でした!
 描かれている人間模様なども興味深く、心に残るセリフもたくさんありました~」

二言になりました。


だいぶ前、
星組で「花の業平」という演目があり、ものすごく切なくて感動した記憶がありますが
そのときのトップコンビの演じられた在原業平と藤原高子も今回の作品で登場しますが
今回トップコンビが演じるのは、菅原道真と、唐の品物を扱うお店の女主人 昭姫。


在原業平と菅原道真って、接点があった印象がなかったのですが、
原作マンガが、
「京の都を舞台に起こる怪奇事件を、
 菅原道真と在原業平がタッグを組んで解決していく様を描く歴史サスペンス」
という設定とのこと。

専門家の方の解説では
「業平は道真より20歳ほど年長ですから、身分も年齢も道真とはかなり差があります。
 残念ながら2人を結びつける史料はないのですが、
 同時代の官僚どうしなので互いを知らないということはないはず」
ということらしいですが、
今の世でも名前の知られているこの2人がタッグを組んで・・という設定も
とってもおもしろかったです。

原作がしっかりしていておもしろい・・ということも
今回の作品がおもしろかった要因だと思いますし、
そして、この題材を、
座付演出家の田渕先生が「月組のみんなにあてはめながら台本を書いた」ことと
宝塚らしく、雅で華やかな作品に仕上げられたところは本当にすばらしいと思いました。


藤原氏の権力争いにそれぞれの娘たちも巻き込まれていく史実、
その頃都で起きていた怪奇事件の真相などが
巧みに描かれていて見ごたえのあるストーリー、
直衣、烏帽子といった雅な平安貴族の衣装、美しいセットなどもすばらしく
見ごたえありました~。


トップスター月城さんは、
ちょっと「ふてくされた」道真をコミカルな面もまじえて演じておられ、
地味なキャラクターですが、トップさんの風格で、すごいな~と思いましたが
個人的には、2番手、鳳月さんに目が釘付けに・・。

いや~、鳳月さん、在原業平が本当にお似合い。
直衣に烏帽子といったお衣装姿の色気がハンパない・・。

鳳月さんのお名前を知った頃は、地味な印象でしたが
最近の存在感はすごいです。
コミカルな役からシリアスな役まで、できるし似合うし、
お顔が小さくて脚が長く、抜群のスタイル。
今回、ショーでは女役もやっておられましたけど、美しかったです。


トップ娘役の海乃さんは
姉御っぽい役でご自身の雰囲気に合っておられて。
とにかく安心して観ていられる方ですね。

今回の作品のトップコンビの役どころは。
身分も違うし、特に恋が芽生える・・とかではないけれど
2人とも存在感のある役で、絡みもあり、
こういうのもいいなと思いました。


13歳の帝を演じられた千海さん、
恥ずかしながらこれまでよく知らなくて・・。
年配のお役もよくされていたようですが、
田渕先生の「ぜひに」との思いがあったようで、今回は幼き帝役。
ただ、今回で退団されるということで
田渕先生も「最後が13歳の役で良いのだろうか」と悩まれたそうですが
「本読みのときから素晴らしく、やはりお願いしてよかった」と
おっしゃっておられましたように、
実際観劇して、幼いながらも賢い帝、すごくステキでした。


幕間休憩を挟み、第二部はショー、
ショー:ラテン グルーヴ「Deep Sea ~海神たちのカルナバル~」

作・演出は稲葉太地先生。

稲葉先生のショーって、
なんとなく、「モネの風景画」のような、しっとりとした印象でしたが
今回は、ラテンショー。

ラテンショーといえば藤井大介先生のイメージですが
今回の稲葉先生の作品は、また少し違って、
やはり演出家の先生によって個性があるのだなと。

ショーの感想を一言で申しますと
「色彩の美しい舞台、オシャレなラテンショー」
でした。


開演前の様子

CIMG1794.JPG


いや~、ステキなショーでした~。

開演前の舞台セットからも分かるように
海が舞台で、セット、お衣装の色彩も美しく、華やかでした。

開演5分前から ↑ の映像が出て、
開演後、海神の遣いたちとナレーションでショーへ誘われます。

そしていったん暗転。
その間、舞台、花道、銀橋に出演者が板付き、パっとライトが。
洋風チョンパでの幕開けでとっても華やか~。

ラテンショーらしい、袖口とパンツの裾に大きなフリフリのついた独特のお衣装も華やか~。
でもあのお衣装って、歩いたり、階段を上り下りするとき大変そうですね。
あれでふつうに踊る皆さんは本当にすごい!

大人っぽい場面も多く、
フィナーレは曲も雰囲気もシックな感じ。

月城さん、海乃さんの雰囲気に合うオトナな感じのステキなショー。


日本モノ+ショーの作品、宝塚らしくていいな~と思いつつ、
大劇場を後にしました。


<お買い物♪>

宝塚大劇場のオフィシャルショップ、キャトルレーブ。

キャトルレーブでは、
FEILERの「宝塚限定デザイン」のハンカチが販売されています。

ちょうど昨年のお正月公演、月組を観劇しましたときに
新柄の「和モノレビュー柄」が発売されていて、
華やかでとってもステキでしたのでお買い上げしました。

(今年に入ってからと思いますが)新柄が2つ発売されていまして(^^)

「男役」と「娘役」の2種類。

どちらもとってもステキで、悩みましたが、

・・・・・結局、両方お買い上げ~(^^)

CIMG1797.JPGCIMG1798.JPG


ワタクシ、ふだん、FEILERのハンカチを愛用。

だいぶ前はタオルハンカチでしたが、
繰り返す洗濯の保ちがタオルハンカチよりもよく、
ふつうのハンカチよりも手をふいたりにも適していて、
安く購入できるお店もありますし、日々愛用中。

昨年購入した「和物レビュー柄」は、
もったいなくて使っていなくて、部屋に飾っていますが
今回の「娘役」柄のほうは、ウキウキするようなピンク基調なので
使おうと思います(^^)


<本日のトレーニング>

・ ジョグ 15キロ


2023-02-26 17:51  nice!(33) 

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