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読書メモ♪「寝ても 覚めても」 [本]

初めて読む作家さんでした。

特にリサーチしていたわけではなく、
図書館でタイトルを見て、
見返しに貼ってくださっている帯の説明文を見て、
読んでみようとお借りしました。

「寝ても 覚めても」(柴崎 友香さん)

CIMG1089.JPG

感想を一言で申しますと、
「物語の内容は悪くはないと思いましたし、
 主人公 朝子の『物事に対する感覚』は共感できる部分がありましたが
 朝子と麦(バク)の【行動】はまったく理解できませんでした。(私は)」


帯の説明には
「人は、人のどこに恋をするんだろう?

 消えた恋人・麦(バク)を忘れられない朝子。
 ある日、麦にそっくりな人が現れて、彼女は恋に落ちるが・・・

 朝子22歳から31歳までの10年の恋を描く各紙絶賛の話題作」


麦は出会ったときからつかみどころがないというか、
自分の感覚だけで生きているような男性だから、
ふつうに付き合うとか結婚するとかは考えられない感じの人みたいだし、
朝子もなんかフラフラしているというか、
22歳から31歳まで、行動も生活もあまり変わっていない感じで・・。

ある意味、
人の目とか、世間の常識(?)とかを気にしないで
自分のしたいことをする、行動できる・・というのは幸せなのかも・・
とも思いましたが、
私にはない感覚・・というか、
実際に「行動する」ところまではいかないな・・というか、
そもそも、そういうことを「したい」と思わないかな・・と。


あと、
この作家さんを読むのは初めてなので、
他の作品もこんな感じなのかどうかは不明ですが、
短い文章が多く、
それが「・・・・した。・・・・だった。」という言い回しが多いので、
何となく読みづらいというか、しんどい感じ。
脈絡がないというか、前後がよく分からないところもあって、
なめらかに進まない印象でした。

わざと幼い(?)印象の文章で仕上げているのか
この作家さんはこんな感じなのか・・・。

帯の紹介文にありますように、
主人公朝子の22歳から31歳までの10年の恋を描く・・という設定は
すごくいいと思ったのですが、
主要登場人物2人に共感できなかった感じです。


この作家さんと、この作品のことをもう少し知りたくて
ネットで検索してみましたら、
映画化されていたことをそのとき初めて知りました。

で、キャストが、

麦(バク)
そのあと出会った麦とそっくりな男性 亮平の2役 :東出昌大さん
朝子 :唐田えりかさん

と知り、驚いたというか、納得した(?)というか、
このお二人の作品だったのね・・と、ちょっと複雑でした(^^;


<本日のトレーニング>

・ ウォーキング&ジョグ 11キロ 

   (1キロW+10キロJ)

 今日は朝から1日雨かと覚悟していましたら
 午前中は止み間があり、
 今日もどうにか走れました。
 小雨は降っていましたが、
 びしょ濡れになることなく走り終えられた感じ。

 でも、明け方はすごい雨で、
 5時頃だったと思いますが、
 防災無線で大雨洪水警報が発令されたと放送が流れ、目が覚めました・・。
 午後も時おりひどく降り、
 梅雨明けはまだもう少しのようです。

 午後は、整骨院でガッツリメンテをしてもらいましたが
 スッキリしないお天気のせいか、
 独特のしんどさはなかなか抜けない感じ・・。

 お天気ももひとつですし、
 大阪の感染者数が増えてきたことも気がかりですので
 特にお出かけはせず、のんびり過ごしております。


2020-07-25 19:35  nice!(33) 

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