読書メモ♪「老後の資金がありません [本]
図書館も再開しましたので
久しぶりに本を借りることができました。
初めて読む作家さんです。
「老後の資金がありません」 (垣谷美雨さん)
今年の秋に、天海祐希さん主演で公開予定の映画の原作本。
映画はぜひ観にいきたいと思っていますので、
先に原作本を読んでみることにし、図書館で予約。
裏表紙の「あらすじ」でどんなお話かお分かりいただけるかと。
「『老後は安泰』のはずだったのに!
後藤篤子(=天海さんが演じられる53歳の主婦)は悩んでいた。
娘の派手婚、舅の葬式、姑の生活費・・・。
蓄えた老後資金はみるみる激減し、夫婦そろって失職。
家族の金難に振り回されつつ、やりくりする篤子の奮闘は報われるのか?
ふりかかる金難もなんのその、
生活の不安に勇気とヒントをあたえる家計応援小説。」
少し前に「老後資金2000万円」とか騒がれましたが、
やはり老後のことはお金のことをメインにいろいろ不安に思います。
女1人、どうにか生きていけるよう備えないと・・と
自分なりに考えて実行してはいますが、
「どうしたら老後の資金がなくなってしまうのか」の勉強のため(?)
興味深く読みました。
篤子さんの場合、
【大学を出たものの正規雇用に就けなかったため貯金があまりできていない長女】が
訳あってお金のかかる派手な結婚式をすることになり、
結婚式その他もろもろの費用を援助してあげないといけなかったり、
【十分なお金があったのに贅沢三昧で使い果たした夫の両親】への仕送りと
舅の葬儀&お墓の費用をすべて負担することになったり・・で
貯金が激減。
いや~、読んでいて「大変やなぁ」と。
夫婦2人で働いていたら、
世帯収入は増えますけど、
夫婦それぞれに親がいますので、
単純にかかる費用も倍になりますもんね。
私の場合は結婚していないので、
夫の両親や子供の費用は必要ありませんから
ますます【自分1人くらいどうにかしないと】と
改めて思いました。
途中はどうなることかと思いましたが
お姑さんも、夫の妹さんも実はいい人のようだし、
リストラされた篤子さん夫婦も
少し明るい未来が見えてきた感じの締めくくり。
おもしろくてステキな小説でした。
特に、しょっちゅう出てくる【篤子さんの心の声】が
とってもおもしろかったです。
読み終えてから、
天海さん以外のキャストはどなたが演じるのかな・・と
映画のサイトを見ましたが
映画は原作本とは少し設定が違うかも・・という感じ(?)
どんな作品に仕上がっているのか楽しみです。
それにしても図書館の再開はありがたいです。
<本日のトレーニング>
・ ウォーキング&ジョグ 20キロ
(3キロW+17キロJ)
昨日とはうってかわって日差しが強い。
暑いかなぁと気になりましたが
午前中はまだ風が心地よい感じですので、栂緑道へ。
今日も最初のジョグを10キロ連続で走ってみました。
しばらくは週末だけ少し長めに、あとは少しずつ。