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読書メモ♪「竜は動かず(上)(下)」 [本]

読書メモがたまっております・・。
図書館で借りて読みますと、
返却期限が決まっているのでちゃっちゃと読まねば・・となるようです(^^;

今回も初めて読む作家さん。

前回の読書メモの「うめ婆・・」同様、
新聞の読書のページで紹介されていた本で、
「読みたい本リスト」に入れており、図書館で見つけました。

「竜は動かず」(上)(下)(上田秀人さん)

CIMG0924.JPG

ときは幕末。

仙台藩の下級武士、玉虫左太夫が主人公。
下級武士の七男に生まれ、
さらに家格の低い家の養子となるが、
妻との死別後家を出て、学問を究めるため江戸へ。

生活が精いっぱいの暮らしの中から
どうにか、昌平坂学問所の有力者の下で働く機会をつかみ、
その後、外国奉行 新見豊前守の従者となり、
条約批准のためのアメリカ行きに同行、
日本人で初めて世界一周の旅をした。

日本に戻ってからは、仙台藩士に戻り、
藩のために奔走し、幕末の時代を生きた・・・
という物語。

幕末の時代は
これまでに何度か大河ドラマやその他のドラマ、
宝塚歌劇の演目でも取り上げられ、
自分でもある程度は知っているつもりでしたが、
これまで見たことのある作品とはまた違った角度から描かれていた印象。

大河ドラマ【八重の桜】は会津のお話でしたが
仙台藩の目線で描かれたこの作品はまた違った一面のように感じました。

【奥羽越列藩同盟】のことって、よく分かっていませんでした。


「薩長同盟」もこれまでとの印象とは違ったし、
坂本龍馬や西郷さんも違ったキャラだったように思います。

特に西郷さんて、
一昨年の大河ドラマやその他の作品でも
「日本中の誰からも慕われている男」という感じで描かれていることが
多いように思いますが、
仙台藩ではあまりいい印象を持たれていなかったようです。


幕府、各藩の動きや考えなど、興味深く読みました。


玉虫さんの最期は何とも残念でした。

身分は低いものの学問に優れ、
鎖国が解けたばかりのあの時代に異国を知る貴重な人材なのに
【個人的な恨み】で命を奪われてしまうという・・・。

「出る杭は打たれる」のは
昔も今も変わらないですね・・・。


<月曜日(=20日)のトレーニング>

・ オフ

 整骨院にて治療


<火曜日(=21日)のトレーニング>

・ オフ

・ 自宅でできる筋トレ(もどき)

 今週の後半からお天気が悪いようですから
 ウォーキングだけでもしたかったですが
 お尻の痛みは相変わらずなのでやめておき、
 家でできるトレーニングを。


<本日のトレーニング>

・ オフ

・ 自宅でできる筋トレ(もどき)
 
  予報より早く、帰宅時に雨が降ってきました。
  「休め」ということかなと思い、ウォーキングはやめておきました。


2020-01-22 20:35  nice!(37) 

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