読書メモ♪「そして、バトンは渡された」 [本]
7/3(水)に手術した脚は、
その後、2日おきに消毒に通い、
予定通り今週水曜に抜糸しました。
抜糸の日までは「まだ濡らさないでください」と言われましたが、
木曜からようやくオフロOKの許可がでまして、
フツウに入浴できるように(^^)
オフロ大好きなので、湯船に浸かれないのはちょっと辛かったですが
真冬の寒い時期じゃなくて助かりました。
あとは来週後半に、病理検査の結果を聞きにいきます。
さて、今回の読書メモは、初めて読む作家さん。
少し前に読み終わっていましたが、
図書館で借りた本を先に読んだり・・で、
ようやく【二度読み】できました。
「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこさん)
2019年【本屋大賞】受賞作品。
最初、新聞の広告欄か何かで見かけたときは何とも思わなかったのですが、
お昼休みにお昼ごはんを買いに出ましたとき、
たまに覗く駅前の本屋さんに立ち寄り、
店頭の【話題の本コーナー?】で見かけ、よさそうな感じだったので購入。
感想を一言で申しますと
『日常を描いた作品だけど、なかなかないお話だと思う』
カバーの帯の裏表紙側にこのような説明が。
「血の繋がらない親の間をリレーされ、
四回も名字が変わった森宮優子、17歳。
だが、彼女はいつも愛されていた。」
優子ちゃんの両親は、
お母さんは優子ちゃんが三歳になる前に事故で亡くなり、
その後、優子ちゃんが小学5年生のときにお父さんがブラジルに転勤することに。
そのとき、お父さんの再婚相手の梨花さんはブラジルに行かずにお父さんと離婚。
優子ちゃんは本当のお父さんではなく、義母の梨花さんに引き取られ
2人で日本で暮らします。
その後、梨花さんは何度か離婚&再婚を繰り返し、
そのたびに優子ちゃんは父親が変わり、
最後には、梨花さんの再婚相手の森宮さん(その後すぐ梨花さんとは離婚)
に引き取られ、
森宮さんはその後、男手1つで優子ちゃんを育てていきます。
読んでいる途中に疑問に思ったことが何点かありました。
・優子ちゃんはブラジルのお父さんに何度も手紙を書きますが
返事が一度も来なかったのは何で??
・梨花さんは何でそんなに何度も離婚&再婚を繰り返すんやろ??
・森宮さんは梨花さんと別れたのに、
どうして優子ちゃんの父親であり続けたんやろ??
それらは、ラストの【優子ちゃんの結婚式】をむかえるときに
すべて明らかになり、泣けました(;;)
梨花さんにもいろいろ事情があったのですね・・。
お父さんは手紙を送ってくれていたのですね・・。
森宮さんと優子ちゃんの会話がほのぼのとしていて好きでした。
ちょっと変わった人だけど、話す内容は説得力があって愛情を感じました。
高校時代の担任の先生とのやりとりがわりとリアルだなと思いましたが
あとで瀬尾さんのプロフィールを拝見しますと
教師をされていたとのことで納得しました。
2018年の本屋大賞受賞の「かがみの孤城」も
少年少女が描かれた作品でしたが、
本屋大賞はそういう感じの作品が選ばれやすいのかしら・・・。
<本日のトレーニング>
・ジョグ&ウォーキング 10.5キロ
(0.5キロW+5キロJ+0.5キロW+3キロJ+1.5キロW)
今日、2日以来、久しぶりに走りました。
抜糸するまでは「軽い散歩にとどめておいて」と言われていて
私、この時期大汗かきますから、ランはお休みすることにしました。
木曜日に雨が降り出す前に少し、3キロほどウォーキングをし、
昨日は雨は大丈夫そうなので少し走ろうと思っておりましたけど
仕事が長引いて久しぶりに遅くなってしまいましたのでオフ。
今日は10日以上あきましたし、蒸し暑かったし・・で
ちょっとキツかった・・・。
やらないとすぐに落ちますねぇ・・・。
最近ずっと【ぼちぼち走って】いましたが、
しばらくはムリせず【さらにぼちぼち】走ります(^^;