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読書メモ♪「冬の喝采」 [本]

初めて読む作家さんでした。

「冬の喝采」(黒木 亮さん)
001.JPG


この本は、
・・・・・・・・・何で知ったのやら(^^; ?

新聞の広告欄か、どなたかのブログ記事か、ちょっと忘れてしまいましたが
手帳にメモっている『読んでみたい本』に書いていまして、
図書館にリクエストしておりました。


ハードカバー、
文字はそれほど小さくはないですけどけっこうページ数は多く、読み応えあり。

かなり重たいですが、
図書館で借りている・・という、「日数制限」がありますため
持ち歩いて読みましたよ(^^)

しかも、「(堺市立)美原図書館」の本らしい・・。
ワタクシの自宅のある「西区」からはいちばん遠いあたり・・。
わざわざそんなところから探してきてくれたのですね。
最近の図書館はすごいですねぇ・・。


感想を一言で申しますと、
「よかった(;;)」


この本は「実話」です。

本の紹介文には、「自伝的長編小説」とあり、
「小説」というよりは、「ルポルタージュ」という感じの印象。

「黒木亮」はペンネームだそうで、
「自伝的・・」ということですから、ご本人のお話なのですが、
本名の「金山雅之」という名で、主人公として登場しております。

金山青年は、
早稲田大学在学中に箱根駅伝を2回走られたことのある長距離ランナーで、
物語は、初出場の3年生の箱根駅伝のシーンから始まり、
駅伝走行中に、
金山さんが陸上競技を始めた中学時代にさかのぼり(=回想シーン)、
その「回想」が、箱根駅伝を走っている3年生時に追いついて、
そこからは、大学卒業までの競技生活、
そして、「エピローグ」として、
自分が走り始めたルーツにたどりついた就職後数年後のお話・・が描かれたもの。


なので、ムリヤリ一言で言えば、
「箱根駅伝を目指してがんばった学生ランナーのお話」かな・・と。
(それだけ・・ではないですが・・)


箱根駅伝を扱った小説は、
ワタクシ、「風が強く吹いている」を読んだことがあります。
ブログを始めてすぐ・・の頃に読みました。
(そのときの記事・・・http://genkikeroyon.blog.so-net.ne.jp/2011-01-28#more

おもしろかったですし、感動もしましたし、
「物語」「小説」としては、「風が・・・」のほうがおもしろいかも・・
という気もしますが、
「ものすごく感動」「泣けた」のは、私は、黒木亮さんの「冬の喝采」でした。

思うに、
この本は「実話である」ので、
「瀬古利彦さんはじめ、かつての有名選手も登場する」こと、
「私自身、黒木さんと同じく、中学から大学4年まで陸上競技をやっていた」こと
などから、
「おもしろいけどちょっと作り話的な感じのある『風が強く吹いている』」よりも
「リアルな内容」だったため、
一見、「人を楽しませようとして書かれた小説」というよりも、
「淡々と、事実を書き連ねた記録文」のような印象ではありましたが、
私には、「それがかえって心に響いた」気がします。

どんな本でも、好みは人それぞれ・・ですので、
なのでこの本は、↑ のような理由から、私にとってはおもしろく、感動的でしたが、
あまりおもしろく感じない方も多いかも・・、好みが分かれそう・・という気はいたします。


また、金山青年は北海道出身。
ワタクシは、最近は行けていませんが、北海道が大好きで、
これまでに(オートバイでの一人旅も含めて)12回ほど行きましたので、
出てくる地名が懐かしかったり・・ということもあり、
読んでいて親近感を感じた・・ということもあったかも。


金山青年は、
中学から(長距離を)走り始め、
北海道では有望な選手に成長しつつありましたが、
高校2年~大学1年生くらいまで故障に苦しまれて・・。

先ほども書かせていただきましたが、
ワタクシも、中学~大学4年まで陸上競技をしておりましたが、
幸い、大きな故障はごくわずかでしたが、
大学時代の陸上部や他の部活の同期には、長く故障に苦しみ、手術を受けたりした子も・・。

市民ランナーとして走っている今も、
故障で走れないときはもちろん辛いですけど、
学生時代というのは、「(卒業という)終わりが見えている競技生活」なので、
その中で、長期間、故障で苦しむというのは本当に辛かっただろうと思います。

特に、大事な大会のときなど、
1年間、その日を目指してがんばってきたのに、直前でまた故障して
欠場を決意・・といったような箇所は、読んでいて息苦しかったです・・。

そういった経験で胸が裂けそうな思いをしながらも、
「悔いのない練習をしたい」と、やれることを黙々とやる姿も泣けました。


またこの本は、
金山青年が、中学時代からずっと記録していた「練習日誌」をもとに書かれていますので、
当時の練習メニューも紹介されています。

早稲田大学時代の練習内容は、ほとんどが
あの瀬古さんを育てられた中村監督のメニューかと。

この本の「早稲田大学時代」の頃は、ワタクシはたぶん小学校高学年で、
モスクワオリンピックをボイコットとか、
その頃の瀬古さん、宗兄弟とかは、何となく記憶にあったかな・・という感じ。

中学になって陸上競技を始め、
陸上競技の雑誌とか、オリンピックの中継(ロス五輪以降)なども見るようになりましたが、
瀬古さんは、モスクワのときがいちばん脂がのっていたんじゃないかな、
ロス五輪のときはちょっとピークが過ぎていたような・・という印象で、
「めちゃくちゃ強かった瀬古さん」の姿があまり記憶にないんですけど、
この本を読んで、瀬古さんってすごい人やったんやなぁと。


中村監督が「ちょっと変人」というのも何かで知っていて、
「監督が『草を食え』『土を食え』と言ったら、こうして食うんだ」と
自ら足もとの草を根本から引っこ抜いて土ごと食べたりされたとか・・。
そう言えば、そのエピソードは聞いたことがありました(^^;

中村監督は、ちょうど金山青年が早稲田に在籍した頃、
低迷していた早稲田競走部を復活させるために、
OBさんたちの要請で監督に復帰されたようで、
監督さんのお話もたくさん出てきますが、ま~、変人(^^;

言うことはムチャクチャなときもありますし
粘着質な性格で、いったん怒るとしつこいし(何年もネチネチ言われる人も)、
ほんまにちゃんと考えて指示してるの?と思うようなときもありますし・・ですが、
入部した新入部員一人一人に書かれた手紙で、金山青年に対する文章は泣けました。

瀬古さんが、
福岡国際マラソンで、日本人トップの5位で入賞されたとき、
ゴール後に記者に囲まれてしまって、監督に真っ先に挨拶に行かなかったことで
結果を褒めてもらえず、
「礼儀がなってない」とネチネチしつこく怒られた・・ということもあったそうで。

でも、ワタクシ個人的には、
上に立つ人は、強引にリーダーシップをとるくらいじゃないと・・と思います。

陸上競技、マラソンに関しては、
練習方法などは人それぞれで、
(部員、チーム)全員に合うやり方なんてないと思うので、
中学生なんかは、顧問の先生を自分で選んで・・というのは難しいでしょうけど
大学生や趣味のマラソンなんかは、自分に合うやり方を選んでやっていくとか、
監督さんのやり方を、自分でうまく折り合いつけてやっていくとかしていかないと・・と。


今の時代、この監督さんの指導方法はパワハラだのなんだので問題になりそうですが、
ワタクシは個人的に、
「毒にも薬にもならない無難な人」よりも、
「クセがあっても、自分の信念を持ってる個性的な人」のほうが好きだし、
「すべての人から好かれるなんて不可能」と思っていますから(^^;
「部下全員に好かれよう」みたいな八方美人っぽい態度の上司がキライだったりしましたので、
はたから見てる分には(^^; 中村監督、キライじゃないです。


そんなわけで、中村監督は変人で、
金山青年も、罵声をあびせられたり、理不尽なことを言われたり・・も何度もあるのですが、
早稲田競走部の人たちが、本当、いい方たちなんですよね~。

↑ のような状態の金山青年に、
「金山、部をやめるなよな、今はやってることが裏目裏目に出てるけど、
 一生懸命やっていればいつか認めてもらえるから」
と励まし続けてくれた当時の主将や、他のチームメイトが温かくて。

瀬古さんも、
辞めそうになっていた金山青年を励まし続けたお一人で。

高校、大学時代から「スーパースター」だった瀬古さんですが、
感じのよいフツウの陸上青年・・としてたくさん登場されていました。

ワタクシ、正直、
マラソンや駅伝の解説の瀬古さんがあまり好きではありませんでしたがm(_ _)m
この本を読んで、瀬古さんに対する印象がかなり変わりましたm(_ _)m

また、
ひねくれモノのワタクシの勝手な思い込みですが、
駅伝とか、高校野球なんかの「強豪校」っていうのは、
「人を蹴落としてでも自分が」という雰囲気なのかな・・って思っていたので
早稲田競走部の、当時の雰囲気の温かさも感動でした。

思うに、
中村監督という「変人」が監督さんですから、
部員のみんなはかえって「結束が固まり、仲が良くなる」ということでしょうか(^^;


金山青年は、先ほども書きましたように、
ケガで苦しんでいた期間が長く、
そのときは「走れるようになりたい」と願って過ごしておられましたが、
早稲田で陸上一色の生活を送っていると、ふと、
「普通の学生のように法律の勉強をし(=金山さんは法学部)、ゼミに参加し、
 夜は友人たちと喫茶店なんかで話をするような生活を送りたい。
 ・・略・・
 ケガでまったく走れなかった頃は今と正反対のことを考えていた。
 常に現状に不満を持つのが人間なのだろうか?」

私は、学生時代、
不思議とそんなふうに思うことはなく・・でしたが、
その気持ちも分かるような気がしました。

「ランナーズ」誌などを読んでいますと、
今、ランニングブームで、走る人が本当に増えていますが、
学生時代に運動経験のない方も多いみたいで・・。

「箱根駅伝に出場した」とかいう方は、逆に、卒業後は走られてないとか
聞いたことがあります。

学生時代にすでにフルマラソンを経験もしくはそれに近い距離を練習で走り、
「今さらフルマラソンを完走することに感動もない」でしょうし、
学生時代のその頃に、
私たち市民ランナーがどう頑張っても出せないようなタイムですでに走っておられ、
それを超えるタイムを今後出すというのも難しい・・ということなどが理由のようです。

なので、私のように、
中学から大学まで陸上競技生活を送っていて、
今もなお市民ランナーで・・というほうが珍しい・・みたいに言われたこともあります。

ワタクシは、
大学の3、4年時に、助っ人で大学女子駅伝を走り、
その2シーズンはかなりきびしい練習もこなしましたが、
箱根駅伝に比べて区間距離が短く、
厳しかったといってもしれていたから、今もなお走っているのかもしれませんが、
中学時代からずっと長距離チームで・・とかだったら、
もしかしたら今はもう走ってなかったかも・・という気もします。

大学時代は、
授業と、家庭教師のバイトと、陸上部の練習三昧の生活で、
京都に住んでいながら、
四大祭りは1つも見たことがないし、
宇治や琵琶湖の花火大会なんかも1回も見たこともなかったですけど、
「もう1回、学生生活をやりなおしさせてあげる」って言われたら
やっぱり同じ道を選ぶかな。

金山青年も、
「(長く続いてクセのようになっている故障のこともあり)
 卒業後は陸上はやめる」とかなり前から決めておられましたけど、
「もう一度学生生活をやり直しさせてあげるって言われたら、陸上をもう少しがんばりたい」
とのこと。

私も、あの頃はヘタれで、ぴ~ぴ~泣いてばかりだったので、
もう一度やり直せるなら、
泣かずに、もっと強気で、練習や大会に臨みたいです(^^;
(今くらいの「負けず嫌い根性」があの頃あったら・・と思います(^^; )


金山青年の高校時代の先輩で、
練習中の事故で加害者(のような感じ)になってしまった人がいて、
何年後かに、その方が見事に立ち直ったことを偶然知る場面も泣けました。


あと、どのスポーツにも言えることだと思いますが、
同い年の選手で、「本当はものすごく強い選手だけど、
不思議とここいちばんに弱い」人の話になり、
「陸上って難しいなぁ」という話をしている場面。

「要は、身体能力だけでは勝てないということだ。
 試合に向けてコンディションを作る力と、
 どんな事態にも対処できる臨機応変で強靭な精神力が必要なのだ。」
と書かれていて、
「その両方を兼ね備えた最たる選手が、
 空気の薄いメキシコ五輪のマラソンで銀メダルを獲得し、
 肉体的なピークをすぎたミュンヘン五輪でも、
 大会にきっちりコンディションをあわせ、五位に入賞した君原健二選手である」
とのこと。

残念ながらワタクシは、君原選手の活躍は実際には見ていませんが、
↑ はすごくよく分かります。


なんだかもう、
この本の、印象に残ったところ、よかったところ・・はキリがなく(^^;

読んでいて、自分の学生時代の陸上部での思い出、当時の気持ちも思い出されて
懐かしいやら、泣けてくるやら・・だし、
今も市民ランナーとして走っていますので、
「長距離を走る」気持ちも共感できる部分が多く、
ワタクシにとっては、感動の1冊となりました。


中村監督の練習メニューについては、
「リディアード方式」と呼ばれるもので、
箱根駅伝も区間の距離は長いですが、
それよりももっと長いフルマラソンなんかを目指すための練習だったようです。

でも監督は、「長距離パート」専任ではなく、
「競走部(=陸上部)」の監督さんでしたので、
長距離パート以外の選手の方も、いわば専門外の監督さんでしたから
ある意味大変だったみたいです(^^;


インターバルは、5000×何本か・・という日もあれば、
50メートル×19本+100メートル・・なんて日もあったりでおもしろいです。


あと、早稲田のメンバーさんたちが、
練習の一環としてフルマラソンを走られていますが、
中村監督は、レース運びについて
「マラソンは、30キロとか35キロをすぎると急にスタミナ切れを起こすからのう。
 20キロのつもりで走ったらいかん。
 最初はゆっくり、ゆっくり行け。
 どうせお前らは、瀬古と違って弱いんだから」
とのこと。

「前半つっこみ、後半撃沈」タイプのワタクシにもグッサリきました(^^)


岩本さんも、「最初ゆっくり入って、だんだんビルドアップ」を提唱されていますが、
勇気がなくて、最初からイーブンペースを目指してしまうワタクシ。

勇気を出して、「ゆっくり」入るようにしていきたいと思った次第(^^)


そうそう、
箱根駅伝などで目にします、エンジに白の「W」のユニフォーム、
今はどうか知りませんが、
この本の当時は、「第一ユニフォーム」ということで、
「関東学生選手権」「全日本学生選手権」「日本選手権」「早慶戦」「箱根駅伝」などの、
限られた大会でしか着れない「栄光のユニフォーム」だそうで、
「競走部の部員が全員持ってて、大会で自由に着れるもの」ではなかったと
この本を読んで初めて知りました。
そういう「厳しさ」は、「伝統校」らしくていいですね(^^)


なお、黒木亮さんは、卒業後は銀行にお勤めされ、
学生時代に、練習の合間を縫って勉強された英語を活かされて、
海外勤務も経験されていたようです。

ワタクシはこの本が初めてですが、
その勤務経験からか、「経済小説」を手がけられているのかな・・。
機会があれば読んでみたいと思います。



<本日のトレーニング>

オフ


2015-09-07 22:00  nice!(55)  コメント(8)  トラックバック(0) 

nice! 55

コメント 8

LUCK

私もこの本読んでみます!
ケロヨンさん!先日大阪に行ったので、頭の中をえびめしで占拠しながら味名人さんに向かったのですが、お休みでした、、、。
でもその後、1月以来の御堂筋を眺めて、今シーズンはなかなかモチベーションが上がらなかったんですが、またここを走りたい?と強く思いました。
えびめしは1月の楽しみにしておきます。
ケロヨンさんにもまたお会いできるように頑張らなくては(^ ^)
by LUCK (2015-09-08 02:11) 

よーちゃん

私は学生時代、体育会系クラブの経験が
全く無いんで、自分と重ね合わせての
感動はできないと思いますが、
ご自身の実話に基づいて書かれてるんやから、
かなりの説得力でしょうね。
リーダーシップのある監督は歓迎やけど、
草は食いたくないなぁ(;^_^A
by よーちゃん (2015-09-08 07:36) 

ハリネズミ

実話を元にしたこの小説、というかルポルタージュ、
keroyonさんもおっしゃってるとおり、
「おもしろい」「おもしろくない」の読み手の評価や好みが
分かれそうな作品ですね。
ただ、keroyonさん向きであることは間違いないかな?^^
京都四大祭り、私も京都に7年余り住んでいながら、
一度も見物に出かけたこと、なかったなぁ・・・・。
五山の送り火のひとつの鳥居なら徒歩で河原に出れば、
見られたのに^^;。
by ハリネズミ (2015-09-08 07:57) 

liang

また途中から自分で読みたくなってkeroさまレビュー斜め読み。。
「青い約束」も図書館ずっと貸し出し中で未読のままです……(T-T)
「風が強く吹いている」台湾のラン友たちの間でも大人気です!
by liang (2015-09-08 08:29) 

ポッポ

タイトルは箱根駅伝のことなんですね。
実体験に基づいたものって強みがありますよね。
私は中・高と体育会系の部活でしたが、常に補欠。なので、スポーツの種類がなんであれ、常に走って(走らされて?)いた記憶しかないです。
当時いやいや走っていた私が、喜々としてマラソン大会に出場するなんて考えられないことです。
by ポッポ (2015-09-08 14:36) 

裏・市長

「箱根駅伝を目指してがんばった学生ランナーのお話」。
すごいダイジェストな一言!。
でも、箱根駅伝、目指す、頑張る、学生、ランナーと
ちゃんとキーワードを押さえているのが逆にスゴイ。

以前、「デスノート」ってどんな話?と、
50歳越えの公務員さんに聞いたら、
「人殺しのノートが落ちてきて、名前を書いたら
みんな死ぬ話」と答えられた。まったく・・・わからん。

変人監督。なんかで読んだか見たかしましたが、
上司がイヤなヤツほど下っ端社員の団結力が強まり、
社内がうまくいく・・・らしいゾ。
上司はイヤなヤツで、あだ名が長いほどいいらしい(笑)。

「風が強く吹いている」の記事、またボクはいなかったYO!。
悔しいからナイス!押してきたった。
by 裏・市長 (2015-09-08 20:32) 

あっこ

こんな本が出ているんですね~
実は、私の中学時代の陸上部の恩師が
早稲田出身、瀬古さんの1個先輩、陸上部のキャプテンでした。もちろん、中村監督が恩師・・・
400H専門の方で、当時はまだ選手としても走ってました。
練習も死ぬほどきつく(^^ゞ、中村監督や瀬古さんの話もよく出てきました。
理不尽なことで怒られたりもあって、
今ならきっと訴えられてるような・・・(笑)
そんなとこで3年間いると、その後陸上をやめてしまった人の方が多いです。
私も珍しいタイプ。。。かな。
どちらかというとkeroyonさんと同じく
中村監督は嫌いではないです(笑)
あら、keroさんとタイプ一緒?(^^ゞ
by あっこ (2015-09-08 21:17) 

keroyon

みなさま、ご訪問・コメント・niceをありがとうございました!

★LUCKさまへ
 この本、「記録文」っぽい感じもありますので、お好みに合うか
 どうか・・なのですが・・。
 でも、「走っている方のリアルな気持ち」は伝わってきましたよ!
 「故障中の練習日誌」の引用部分は泣けてきます(;;)

 LUCKさま、大阪にいらしてたんですね!
 味名人さん、お休みでしたか・・。日曜日かしら・・。
 御堂筋はやっぱりテンション上がりますよね。
 私はほぼ毎日見ておりますが、やっぱり気持ちが引き締まります。
 要綱はそろそろ発表でしょうか・・。
 ドキドキしながらチェックしているのですが・・。
 私のほうこそご一緒できますよう頑張らなくては・・です(^^)

★よーちゃんさまへ
 「風が強く・・」もすごくよかったですが、コチラはすごくリアルで
 故障で走れないときの気持ちなどもストレートに伝わってきました・・。
 「草を食え」は、「(監督の言うことは素直に信じて従えという)たとえ話」
 ならいいですが、中村監督は実際に食べてたそうですね(^^;

★ハリネズミさまへ
 この作品は、正直、好みが分かれるような気がしました。
 実際に、「自分はあまりおもしろいと思わなかった」という
 ランナーさんのブログを拝見したこともありますし・・。
 でも、好みは人それぞれですもんね。
 京都四大祭り、ハリネズミさまも出かけられる機会がなかったん
 ですか!私も結局、一度も・・でした。
 宇治の花火大会は、一度は、行く予定だったんですけど、確か
 その日の練習で、暑さのあまり倒れてしまって・・だか何かで、
 寮でおとなしく寝てた記憶が(^^;

★liangさまへ
 liangさまの好みに合うかどうか・・ですが・・。
 「青い約束」、貸し出し中でしたか・・。
 図書館事情、私はまだあまり分かっていませんが、
 やっぱり借りて読むのはちょっとあわただしいです・・。

★ポッポさまへ
 タイトルは、「箱根駅伝」からきているのでしょうね。
 内容は、「風が強く・・」は、やっぱりちょっと「ありえない」的な
 作り話っぽいところがありますが、こちらはすごくリアルに感じました。
 ポッポさまは学生時代に「イヤイヤ」走っておられた人だったんですね~。
 今、走っておられる方にも、中学や高校の体育の持久走が大嫌い
 だった・・という方もたくさんおられますよね・・。
 私は陸上部でしたが、インターバルは大嫌いでした。
 今、早朝から、一人でインターバルをやってるなんて(しかもこの年に
 なって(^^; )考えられないです(^^;

★裏・市長さまへ
 「箱根駅伝を目指してがんばった学生ランナーのお話」。
 なんとも「テキト~」な「一言」ですよね(^^;
 「デスノート」の説明、分かるような、分からんような(^^;
 私は見ていませんが、そのまんま・・なのでしょうか(^^;

 「上司はイヤなヤツで、あだ名が長いほどいいらしい(笑)」
 どこかで聞いたようなお話ですね(^^;

 「風が強く吹いている」の記事、見て下さったのですか!
 「ナイス」までいただきありがとうございました!
 まだ本当、ブログを始めたばかりの頃でしたので、
 「ナイス」は1つもついてなかったかと(^^)
 ありがとうございます!

★あっこさまへ
 そうなのですか!!
 金山さんは、大学2年のときにようやく故障の痛みがよくなられ、
 その時点で、競走部に入部を希望されたようです。
 そのときに、合宿所に赴き、近くにいた方に入部を申し出られた
 ようですが、それがたまたま当時の主将、400m専門のHさんとのこと。
 ↑に書かせていただいた「部をやめるなよ」と励ましてくれた方は
 長距離の主将だったようですが、400専門のHさんは、本では、
 入部のときと、「教育実習から戻られたHさん」に励ましていただいた
 お話が出てきましたよ~。金山さんにとって、「部に入れてくれた人」
 という、恩人のように思っておられる方だったように拝見しました。
 「教育実習」とのことですから、おそらくその後、教師になられたと
 思いますので、あっこさまの恩師ではないでしょうか。
 読んでいて、「早稲田競走部の温かい人間関係」を感じた一人めの
 登場人物でした(^^) あっこさまの恩師でしたか!
 あっこさまもずっと陸上部だったんですよね。
 しかも長距離だったんですよね。
 私以上に「珍しいタイプ」だと思います(^^)!
 あっこさまと「同じタイプ」、光栄でございます(^^)/
by keroyon (2015-09-08 23:18) 

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