読書メモ♪「マスカレード・ホテル」 [本]
先週読み終わっていた本ですが・・。
東野圭吾さん
「マスカレード・ホテル」
E子ちゃんが貸してくれました(^^)
東野圭吾さんの本は、2冊ほど持っておりますが、
その他はすべて人に貸していただいて読みました。
・・・と言いますのも、
もともと、「ミステリー」「殺人事件モノ」はあまり好きではなく・・。
自分の中では、
「暇つぶしに読むもの」というイメージがありましたけど、
何人かの作家さん・作品を読むうちに、
その考えは改めました m(_ _)m
この作家さんの作品、
ワタクシにはおもしろく、文章も読みやすく感じます(^^)
この「マスカレードホテル」は、
これまで読みました東野さんの作品の中でいちばん好きかも・・(^^)
これの前に読みました東野さんの作品は、
これまたE子ちゃんにお借りした「プラチナデータ」で、
あれもおもしろかったですけど、
今回の作品のほうが、
一流ホテルを舞台にしていて、
内容としては、「現実感がある」「より身近に感じる」という感じでしょうか。
(一流ホテルにはそうそう泊まれませんけど・・(^^; )
「事件」の行方もハラハラドキドキで気になりましたが、
個人的には、
「一流ホテル」のホテルマンの「仕事ぶり」「心構え?」の描写が興味深かったです。
そのあたりの内容については、
電車で読んでいて、涙が止まらなくなって「どないしよう」と思ったところもありました(^^;
事件を未然に防ぐために、
刑事がホテルマンに扮して潜入捜査をするのですが、
フロント係に扮した刑事と、
その指導役・パートナーに選ばれた優秀な女性フロントスタッフさんとのやりとりは、
「人を疑うことが仕事である刑事」と、
「お客様がルールブックであるという姿勢で接するホテルマン」との
ある意味、正反対の性質の仕事である者どうしが、
最初は反発?しつつも、理解しあい、歩みよっていくところもおもしろく・・。
いろいろなお客様がこられますが、
『これらのエピソードのどれかが、事件に関係あるはず』
という視点を持ちつつ読んでいましたけど、
やっぱり難しかったですね(^^)
実は、
犯人は、『この人、怪しい!』と思った人だったんですけど(^^)v
その内容は予想外のものでした。
先ほども触れましたが、
この作品に出てくる「ホテルマン」さんたちのチームワークはすばらしいなぁと。
エライさんから若手まで、お互いを思いやって仕事をされていて、
すごくステキな環境、お仕事だと思いました。
まぁ、「小説」上のことではありますが・・・。
(それにしても、いろいろなお客様が来られますので、
本当にタイヘンなお仕事だとつくづく思いました・・。)
タカラジェンヌさんたちも、
インタビューを聞いていたり、機関誌の内容から見ている限りでは、
みなさん仲がよさそうで。
そりゃ、「女の世界」ですし、人間ですから、
「合う合わない」、「好き嫌い」はあるでしょうけれど、
あまり、そういうのでギスギスしている感じは、観ているこちらからは感じません。
そういった感情にとらわれすぎることなく、
「みんなでいいものを作っていこう」というふうに気配りし、行動できない人は、
あの世界で長く居続けられないんじゃないかな・・という気はします。
今回読んでいて、
ホテルマンさんもそうだと思ったのですが、
「お客様に気分よく過ごしていただく」という「共通の目的を持って仕事をしている同志」
・・という感じ。
スタッフどうしの人間関係がうまくいっていなかったり、ギスギスしてたら、
そういう空気はお客様に伝わってしまうような気がします。
そういう「心構え」「協調性」「おもてなしの気持ち」は
本当にすばらしいなぁと思いながら読んでまして、
ワタクシのふだんの業務でいえば、
従業員のみなさんが「お客様」のようなものですが、
なかなか、そういうふうに接することはできてないなぁ・・と反省・・。
(「年中風邪ひき男」とか「タヌキ」などのアホ男に対しては、つい冷たくあしらってしまいます・・。)
E子ちゃんにお借りしていますので、
返すまでに・・と、もう1回読みました(^^)
タネが分かっていてもやっぱりおもしろかったです♪
E子ちゃん、ありがとね~。
<おまけ画像>
久しぶりに、本をお取り寄せ。
①「違う自分になれ! ~ウルトラマラソンの方程式~ 」(岩本能史さん)
ワタクシの(勝手にお慕いしている)マラソンの師匠、岩本さんの最新本。
先日、岩本さんのブログで知りまして、
『あ~! 新しい本が出てる!』と、さっそくポチっと。
これまでの5冊のような「ランニング指南本」ではなく、
「エッセイ」「体験談」っぽい内容なのかな・・と。
まだ少ししか読んでいませんので、読み終わりましたらまた、
(勝手に)レポさせていただきますm(_ _)m
②「ZUCCA×ZUCA」(5巻)、
ワタクシ、本が出てから一気読みすることを楽しみにしておりますので
ネットにアップされている段階では読まないことにしております(^^)
なので、5巻がいつ出たかも正確には分からず・・。
でも、もう出ているだろうと思っていて、
早く買わないと・・と思っていたものの、ズルズル・・。
これはもう「一瞬で」(それは大げさか)読めそうですので、
E子ちゃん、待っててね(^^)
<本日のトレーニング>
オフ
私も東野圭吾さん好きです。
電車や飛行機に乗る前のあまり時間がないときに書店でパッと買ってもハズレがないので安心です。
未読なのでぜひ読みたいです。
by ポッポ (2013-11-25 23:54)
面白そうですね。読んでみようっと♪
趣味の合うお友達と貸し借りできるっていいですね~(^o^)
by liang (2013-11-26 00:29)
最近はブックオフで105円で買えるのばっかり(^_^;)
by よーちゃん (2013-11-26 07:45)
短期間に2度、読んでも楽しめるっていうのはやはり、
内容が濃いってことでしょうね。
メインのストーリー以外にもホテルマンという馴染みの薄い
職業の内情などを楽しめるのもいいですね^^。
E子さまに借りた本。
keroyonさんのことだから、
超特急で読破して、超特急で返却されたことと思います^m^。
さて、最後のはコミック? しかもタカラヅカもの??
こちらのレポートもお願いしたいです^^。
by ハリネズミ (2013-11-26 08:46)
ちょっと難しいのかなぁ?って思いましたが
読みやすいとのことで^^
〇ックオフ 探しに行こうかなぁ
でもkeroyonさんの何倍も時間かかりそうです^^)
ズッカズカ 気になります~♪
by はるゆうなお (2013-11-26 15:10)
それぞれの仕事にはそれぞれ違った
視点があって様々な人間模様というか
価値観が存在するものだな~と思いますね^^
ならばこそ他人と社会を構成する以上、
他者の視点・立場などを尊重し合えないと
ぎすぎすした関係になってしまい、挙句は
戦争という手段に訴えるようになるんでしょう。
人間の歴史が戦争の歴史と言われる所以ですね。
人間が価値観ベースを一つ上げられる日が来れば
戦争という行為を最終手段としない生き物になれるかと。
あ、あれ??何の話してんでしょうね・・・(汗
by 昆野誠吾 (2013-11-26 17:33)
東野圭吾さん、読んでみたいです♪
私も何冊か持っていますが
読みやすいですよね^^
一気読み、いつも拝見させて
いただくたび、すごいな~と思います。
読むと言ってなかなか開けない
自分が恥ずかしいです(>_<)
by koume (2013-11-26 17:39)
こんばんは。
自分も「マスカレード・ホテル」読みましたよ。
面白いですよね。
刑事の立場、ホテルで働くスタッフの立場がしっかりと書かれていたのも良かったと思いました。
そのうえプロ意識の高い人たちが出てくるので勉強にもなりましたよ。
by 神崎和幸 (2013-11-26 18:22)
みなさま、ご訪問・コメント・niceをありがとうございました!
★ポッポさまへ
東野圭吾さんのファン、多いですね(^^)
これまでに読んだ本、どれもおもしろかったです!
今回のは、「殺人事件」の内容があまりドロドロした表現じゃなかった
ですので、その点も私は読みやすかったです(^^)
★liangさまへ
東野さんの、本来の作風?からはちょっと違う感じになるのでしょうか、
私はあまり詳しくないですが・・。
E子ちゃんとは、本の趣味もかなり合うように思います。
ありがたいことだな~と思います(^^)
★よーちゃんさまへ
私は、今年は、たくさん人に貸していただきましたので
105円の本すらあまり買いませんでした(^^;
ブックオフの105円、好みの本と出会えると助かりますよね(^^)
★ハリネズミさまへ
E子ちゃんには、次にお会いするときに返せばいいので、
そんなに急がなかったんですが、おもしろかったので、
あっという間に読めました(^^) 返すまでにまだ時間がありました
ので、もう1回読めた次第です(^^)
私は詳しくはないですが、東野さんの本来の?作風じゃない作品かも・・
なのですが、私の好みの内容でした。
ホテルマンのお仕事のことが、とってもおもしろかったです。
最後のはコミックで、「タカラヅカオタクの日常?」を描いたものです。
めちゃくちゃおもしろいです(^^)
身に覚えもありまくり・・で(^^;
このマンガ、ネットで公開されていて、E子ちゃんに教えてもらいました。
当時、E子ちゃんはまだ宝塚を観劇とかはされてなかったんですが、
(だいぶ前に・・はあったようですが)でも、マンガがおもしろかったから
まずマンガのファンになられ、それをきっかけにヅカファンに
なられた感じです(^^)
マンガで引用されている公演の内容のこととかを話すうちに、
「劇場まではいけないけど・・」と言われたので、
「DVDはいっぱいあるけど、よかったら見る?」ということになり、
私所有のDVDはほぼ見尽くし、大劇場にも一緒に行くように
なって、今に至っております(^^;
なので、このマンガさまさまです!(私が押し付けたわけではない
ことがお分かりいただけるかと(^^) )
★はるゆうなおさまへ
アマゾンのレビューなどでは「軽い」というコメントもありました。
そんなに「軽い」お話しとは私は思わなかったんですが・・。
「事件」の内容としては軽いのでしょうか。
ホテルマンのお仕事とか、お客さんのエピソードとか、泣けてくる
ところもありました。
★昆野誠吾さまへ
この本の内容から、大きい話になりましたね(^^)
男性の視点ってなんかすごいです~。
お仕事の性質の違い・・と言いますか、そういうものも
読んでいておもしろかったです!
★koumeさまへ
東野圭吾さん、私にとっては文章が読みやすい気がします(^^)
koumeさまもお好きだとおっしゃっていましたよね。
私の場合は、電車とか、外での待ち時間などに読むことが多い
ですので・・(^^)
なので、家ではあまり読んでないですよ~。
★神崎和幸さまへ
びっくりしました!コメントありがとうございました!
でもすみません・・。本はまだ読んでないです・・m(_ _)m
「マスカレード・ホテル」、そうなんです!「プロ意識の高い人
たちが出てくるので勉強に・・」、私もそう感じました。
私のつたない感想では書けませんでしたが、言いたかったことを
ずばっと言っていただいた感じです(^^)
ありがとうございました!
by keroyon (2013-11-26 22:11)