止まらなくなっちゃいました・・「ダイイング・アイ」 [本]
初めて読んだ東野圭吾さんの本は・・・。
コチラです。
「ダイイング・アイ」
ぐいぐい引き込まれて・・というか、
続きが気になりまして・・・・・(^^;
先日(2日前)の読書に関する日記に対し、
東野圭吾さんの「おすすめ本」のコメントをいくつもいただき
ありがとうございましたm(_ _)m
今回お借りして読みましたのは、
いただいたコメントにありました本ではなかったんですけど、
一言で言えば「おもしろかった」です。
ちょっと「怖かった」・・・かな(^^;
ワタクシ、よく考えてみますと、
これまで「推理小説」「ミステリー」系をあまり読んでなかったですし、
どちらかと言えば、女性作家さんの作品をよく読んでいたような。
なので、ある意味、すごく新鮮でした・・。
余談ですが、
8/1の日経新聞の、「インタビュー 領空侵犯」は、
渡辺博史さん(国際協力銀行経営責任者)という方だったのですが、
タイトルが
「ミステリー小説を読もう」
でして・・。
ちょうど、東野圭吾さん初挑戦!
でしたので、この記事も興味深く拝見しました。
このインタビューによれば、渡辺さんは、
「『社会の難問を解く訓練に』ミステリー小説を読むことをお勧めします」・・
とのこと。
「ニュース報道や文献の情報は、お互いに関連付けて初めて意味を持ちます。
あらかじめ自分の頭の中に筋が描けていないと、
バラバラに入った情報はつながらず、知識の断片に過ぎません。
ましてネット空間には、整理される以前の情報があふれています。
日ごろミステリーを読んでいると、複雑にみえる状況を解きほぐし、
一見、無関係な要素を組み合わせるという作業に慣れてきます。」
「筋書きを追いながら、一歩先を考える練習にもなります。」
「とはいえ、パニック描写だけでは作品にはなりません。
厳しい現実に立ち向かう勇気、誰も思いつかないような発想。
そんな名作ミステリー小説にこそ、困難を乗り越えるヒントが潜んでいます。」
へ~~~、深いなぁ・・。
だいぶ前には、正直、失礼ながら、
「ミステリー小説」って、
「何か軽いものを読みたいな」というときに読むもの・・というイメージ
をもっていたことがありました。
(私自身、あまり軽すぎるものは好きではなかったり・・)
ですが、真保裕一さんや宮部みゆきさんの本を読んで、
「ミステリーって、意外と深いな」
と印象が変わり、
「軽い」と決め付けていたことを反省・・したのですが、
それ以降も、特に好んで読むことはなく・・。
それに私、続きが気になってダメなんですよ(^^;
特に、サイドストーリー・・というか、いくつかの話が同時に進行し、
最後にそれらが結びついていく・・みたいなヤツ。
以前の勤め先で、
上司に、
宮部みゆきさんの「模倣犯」を押し付けられ 勧められ、
同じ場所にいた者が順番に借りて読まされた 読んだんです。
確かに、すごくおもしろかったんですが、
あの本、
「え~~?この続きは??」
というちょうどいいところで「章」が変わり、
違う場面の話が始まっていく・・という感じで書き進められていまして。
「物語」として、あえて、そういう展開にされているんでしょうけれど、
私としては、その、「え~~?この続きは?」の「続き」が気になり、
ページをめくってその「続き」を探してその部分を先に読んで(^^;、
ある程度納得したら、もとのページに戻って・・というふうに読んでしまい(^^;
じゃあ、あとになって、「続きを探して先に読んでしまった箇所」がまた出てきたり・・で、
「あれ??」(←当たり前じゃ!)ということになり・・(^^;
周りの、同じく押し付けられた人たちにそれを話すと、
「わざとそういう展開になってるのに、それ(=続きを探したら)アカンやん!」
と非難ごうごう・・(--;
「私、ミステリーはむいてないな・・」
と思ったものでした・・・。
今回は、先のほうを見たくなるのはぐっとガマン?し、
どうにか無事に最後まで・・(^^)
東野さん、
文章がすんなり入ってきて、すごく読みやすかったです!
コメント以外にも、
お友達からも「コレを読んだ」というメールをいただきましたし、
ぜひまた他の作品も読んでみたいと思います(^^)/
<本日のトレーニング>
ジョグ6キロ
筋トレ(エクササイズ)
へぇ~、ミステリーは頭の体操って事になるんですね。
真保さんの小役人シリーズ好きでしたよ。
by JUN (2011-08-05 04:31)
PS.あっ!白夜行の筋トレの件ですが、
何の事ないのですが、白夜行の文庫本ってやたらとぶ厚くて重いから
寝転んで読んでいると二の腕がプルプルしてくるって事です。
by JUN (2011-08-05 07:15)
JUNさま、コメント&niceをいつもありがとうございます!
ミステリーは、社会の難問を解く訓練になるんですね・・。
「筋書きを追いながら、一歩先を考える練習にもなる」そうですが、
先が気になって、とばしてその続きを探してるようでは、私は訓練以前の
問題・・のような・・(^^;
「白夜行」、ブックオフで見ました~。
すっごく分厚かったです!
・・・そういうことだったんですね(^^;
by keroyon (2011-08-05 23:45)