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読書メモ♪「奇跡の人」 [本]

これまでにも何冊か読んだことのある原田マハさん。
この本は、(確か)5年くらい前に
まだ前職の税理士法人に勤務していた頃に購入しましたが
これまでず~っと後回しにして、読んでいませんでした。

そう、ついでに思い出しましたが、
前職のときは、職場から地下鉄の駅までの間に本屋さんが2軒あり、
ストレスを感じた日は本屋さんに立ち寄っては興味のあるものを買って帰って
ストレス解消していました。

原田マハさんは、
前職で総務業務のアシスタントで入ってもらった人となかなか意思疎通ができず、
彼女が「読書が好き」と入社の書類に書かれていたので、
どんな作家さんの本を読んでいるの?・・とか話しかけて
歩み寄ろうとしていたんだったな~(ということも思い出しました)、
そのときに、原田マハさんをよく読むとおっしゃっていたので
読んでみたのがきっかけでした。
結局、彼女とは意思疎通できないまま私は転職しましたが
原田マハさんと出会えたことはありがたかったですね。

「奇跡の人」 (原田マハさん)

CIMG1989.JPG

感想を一言で申しますと、
「(ヘレン・ケラーとサリバン先生の物語のリメイクなので)だいたいの内容は
 想像できましたが、・・・・・泣けました」


この作品は、
ヘレン・ケラーと、アン・サリバンの物語を
日本の明治時代、舞台は青森の津軽に置き換えて書かれた物語。

ヘレン・ケラーの伝記に出てくるエピソードはほぼそのままに、
そのうえで、日本の明治時代という、当時の家族制度、社会制度の問題を盛り込み、
津軽地方で盲目の人が行っていた仕事である「ボサマ(=門付け芸人)」「イタコ」を
キーパーソンとして登場させ、
ヘレン・ケラーの伝記には出てこないエピソードである「ボサマ」の少女との出会いと
生まれて初めての友達である彼女との関わりによって
れん(=この物語の主人公、三重苦の少女)の進歩があったという内容も盛り込まれ・・
と、ものすごく読み応えのある内容にリメイクされている印象。

れんとあん先生の闘いのすさまじさに何度も涙が出ました。


以前、原田マハさんの作品の「読書メモ」をアップしました際に
原田マハさんは
・ホームドラマ系
・お仕事系
・美術(ミステリー)系
等々、毛色の違う作品を書かれる方だなぁという印象・・だと書きましたが
今回の作品は「リメイク系」?

いや~、原田マハさんのすごさをまた思い知らされた作品でした。


<土曜日(=1日)のトレーニング>

・ オフ

・ ウォーキング 3キロ

 ときおりやみ間もありましたが、終日雨でしたのでオフ。
 午前中は乳腺クリニックにお薬をもらいにいきましたので
 その帰り、淀屋橋~難波は歩きました。


<本日のトレーニング>

・ マラニック 19キロ (泉が丘緑道~天野街道(途中まで)~泉が丘緑道)

 昨日より6度くらい気温が上がるとの予報。
 少しでも早い時間に走らないと死にそう・・・。

 そして、泉北の緑道と天野街道は日影が多くてまだ走りやすいですが
 自宅からそこまでの約8キロが(特に帰りが)日向でキツいので
 せっかく自転車も復活させましたし、
 本日は、泉が丘緑道の入り口付近の公園まで自転車で行き、
 そこから緑道と天野街道を走りました。

 自転車で向かうだけでも汗が・・・。
 緑道と街道は日影は多いですけどやはり暑く、
 ペースはゆっくりしか走れませんが、
 地元の公園の日影コース往復だと10キロくらいが限界でやめてしまいそうですし
 アップダウンのあるコースなので、それもいいかなと。

 帰りは下り基調ですので、緑道入り口から自転車で帰ってくるのは快適でした。
 
 暑い間は自転車を利用して、乗り切ろうと思います。


2023-07-02 19:31  nice!(34) 

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