読書メモ♪「地図と拳」 [本]
初めて読む作家さんでした。
第168回直木賞受賞作。
本屋さんで平積みされていたのは目にしていましたがスルーしていて、
プレミアムトークのために録画していたNHKの「あさイチ」の
「特選エンタ」の「イチオシ書籍」で紹介されていたのを見て、
読んでみたいと思い、購入。
「地図と拳」(小川哲さん)
帯の裏表紙側の説明文はこのように
「日本からの密偵に帯同し、通訳として満州に渡った細川。
ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。
叔父に騙され不毛の土地へと移住した孫悟空。
地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野。
日露戦争前夜から第二次大戦までの半世紀、
満州の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。」
これが一応「あらすじ」・・ですかね。
とにかく600ページを超える大作で、
登場人物も、もちろん ↑ の方だけではなく多岐にわたり、
1899年から1955年まで描かれた壮大な物語ですので
「あらすじ」も数文で説明できるものではなくて・・。
ちなみに、厚さは5センチほどあり、ずっしりと重いです。
それでも、通勤時間&お昼休みに読むために持ち歩くことが苦にならないほど
読み応えのある作品でした(^^)
昨年秋に(宝塚歌劇の観劇に備え)「蒼穹の昴」を読みましたが
描かれている時代も少しかぶっていて、
より入りやすかった感はありました。
個人的に、どちらかというと、
「近代」が描かれた作品は好きかも。
たくさんの人が登場し、たくさんの物語があって・・。
伏線がしっかり回収されていたエピソードと
何となく尻切れトンボのように感じたエピソードがありましたが
読み応えのある、すごい作品だと思いました。
巻末の「参考文献」の数もものすごくて、
この作品を完成させるための作家さんの努力を考えただけでも感動で・・。
なんにせよ、
この時代の作品、映画、舞台等に触れるたびに思いますが
この世から戦争がなくなってほしいです。
「戦争」以外の方法で解決できる世の中になってほしいです・・・。
浅田次郎さんの「蒼穹の昴」シリーズは
まだ「蒼穹の昴」しか読めていませんが、
その先の物語もこれから読みますので(積読中の本が多数・・・)
「地図と拳」に描かれた内容とまた違う視点から描かれているかもしれない・・
など想像しつつ、楽しみにしたいと思います。
<月曜日(=24日)のトレーニング>
・ オフ
<火曜日(=25日)のトレーニング>
・ オフ
<水曜日(=26日)のトレーニング>
・ オフ
<木曜日(=27日)のトレーニング>
・ ジョグ 8キロ
<金曜日(=28日)のトレーニング>
・ ジョグ 8キロ
<本日のトレーニング>
・ ジョグ 13キロ
・ ウォーキング 3キロ(美容院まで)
雨の予報でしたが午前中は大丈夫でしたので、走れました(^^)
GWが始まりましたがお天気がもひとつのようで・・。
でも、今日みたいに、終日降らなかったら助かります~。