読書メモ♪「対岸の家事」 [本]
初めて読む作家さんです。
お昼休みにちょくちょくお邪魔している本屋さんで
「スタッフがいちばんお勧めする本」というPOP付きで紹介されておりましたので
それはよさそう♪・・と思い、購入。
「対岸の家事」 (朱野帰子さん)
↑ 帯には、
「24時間、年中無休。
誰もが無関係ではいられない・・・。
育児・家事を担い直面する孤独。
優しさと癒しに満ちた長編小説。」
「手を抜いたっていい、休んだっていい。
そっと背中を押されて元気になる!
名も終わりもなき家事に向き合う
専業・兼業主婦&主夫たちに起きるささやかな奇跡」
とあり、
ざっくりとあらすじが分かるような。
少し前に読んだ「三千円の使い方」と内容・テーマは似ている感じですが
もう少し濃かった印象の作品。
家事がテーマの作品ですので、
タイトルの「対岸の家事」は、
「対岸の火事」をもじって、
「それぞれの家庭での家事」というイメージでつけられたタイトルのような気がします。
感想を一言で申しますと、
「たいへん興味深く、おもしろい作品でした」
いや~、とってもおもしろかったです。
本屋さんイチオシというのも納得です。
25歳 専業主婦で2歳の女の子の子育て中の詩穂さんを主人公とし、
彼女をとりまくいろいろな立場の人たちが出てきますが
主だった登場人物は以下。
①3歳の息子と生後半年の娘をかかえるワーキングマザー。
だんなさんもお仕事多忙で家事・育児を分担してもらえない。
②外資系の会社に勤める妻と交代して2年間の育児休業をとった
国交省に勤めるエリート公務員の男性。
③小児科医に嫁いだ元保育士の女性。
姑から「医者の嫁は家庭に入れ」と言われ保育士を辞めて
医院の受付を手伝っている。
姑や患者たちから「赤ちゃんはまだか」とプレッシャーをかけられている。
④苦しいときの詩穂を助けてくれた近所の70歳の主婦と
結婚せずバリバリ働くその娘。
もとは別々に暮らしていたが、70歳主婦に認知症の症状が出て
一緒に暮らすこととなる。
あくまで「小説」ですので、ここに出てきた内容がすべて・・ではないかもしれませんが
「専業主婦」「子育てしながら働いている女性」「育休主夫」など
いろいろな立場の人の生活がリアルに描かれていて
自分では経験したことのない生活の実態が手に取るように分かり
どの立場の人にもそれぞれの大変さがあるのだなぁと改めて実感しました。
物語が進む中で、それぞれの登場人物が入れ替わって「主」となるので
「さっきのあの場面ではこの人はそう思っていたのか」
という感じに分かるので、おもしろく読み進められました。
登場するどの立場の人も、それぞれ「しんどい」ときがあるのだけれど
明るい未来がみえる、よくなっていく感じの終わり方で、読後感スッキリ。
本当、ものすごい内容で、
ここにはメモしきれないほど読みごたえのある本でした。
<月曜日(=11日)のトレーニング>
・ オフ
<火曜日(=12日)のトレーニング>
・ オフ
<水曜日(=13日)のトレーニング>
・ オフ
<木曜日(=14日)のトレーニング>
・ オフ
<金曜日(=15日)のトレーニング>
・ ジョグ 7キロ
水曜か木曜には走りたかったけれど、
どちらも遅くなり、あきらめました。
忙しすぎ・・。
この日も少し遅くなりましたが、週末なのでどうにか7キロ。
<土曜日(=16日)のトレーニング>
・ ジョグ 13.5キロ
・ 小走り 3キロ(自宅~美容院 帰りは電車)
そろそろ八重桜が見頃かな・・と思い、エリアを通りましたら満開~。
ピンクの丸っとしたかわいいお花の樹が集まっているのはとっても華やか。
午後、美容院に行く際、
公園沿いの道路の歩道を通っていきましたら
歩道沿いに八重桜が続いていまして。
道路沿いの歩道は、ふだん走るときには通りませんので
これまで八重桜とは気づかず・・でした。
<本日のトレーニング>
・ ジョグ 14.5キロ
前日に確認した八重桜の写真を撮りながらジョグ。
これまで気付いていなかった道路沿い
公園内の八重桜エリア
3週間前はこんな感じでしたが
今日はこんな感じ
華やかです~。
八重桜って、
ピンクでコロンと丸いお花で葉っぱがついてて・・
なので、「桜餅」のように見えてしまったりします(^^;
満開の八重桜、今年も見られて感謝です。