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読書メモ♪「丘の上の賢人~旅屋おかえり~」 [本]

1月に購入し、先月読み終わっていた本。

先月の読書メモでご紹介しました
原田マハさんの「旅屋おかえり」の続編で、
一緒に購入していました(^^)

「丘の上の賢人~旅屋おかえり~」 (原田マハさん)

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「旅屋おかえり」は、
売れない崖っぷちアラサータレント 『おかえり』こと丘えりかが
スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因で
唯一のお仕事だったテレビの旅番組を打ち切られ、お仕事無し状態に。
そんな彼女が始めたのは、人の代わりに旅をする・・という「旅屋」というお仕事。

「旅屋おかえり」では、
満開の桜を求めて秋田角館へ、
そして、依頼人の姪を探して愛媛県内子町へ・・の2つの旅が収録されていますが、
今回の「丘の上の賢人」は、
角館と内子町の旅の間に請け負った「札幌&小樽」への旅で、
「旅屋おかえり」に未収録だったこの旅のお話が書籍化されたもの。

「札幌&小樽」編は、
東京在住のアクセサリーのネット販売の会社を経営する女性からの依頼。
故郷札幌を飛び出して以来、
訳あって18年間一度も帰っていない・・という依頼人からの
次の3つの依頼内容を遂行する旅。

①札幌のモエレ沼公園で撮影された動画に映っている男性が、
 かつての恋人ではないか・・。それを確かめてきてほしい。
②長年仲たがいしている姉が札幌にいるが、元気がどうか確かめてきてほしい。
③小樽にいる①の彼のお母さんに会ってきてほしい。


おかえりさん自身、
「芸能界で花開くまでは帰らない」という家族との約束のため、
故郷 北海道礼文島に、デビュー以来一度も帰っておらず、
北海道にも足を踏み入れていないので、
札幌&小樽に行くという今回の旅を引き受けるかどうか、すごく悩みますが
結局引き受けて、3つの目的を果たすための旅に出る・・という物語。

余談ですが、
礼文島は同じ道内ではあるものの、札幌からめちゃくちゃ遠くて、
札幌から東京に行くほうがよっぽど時間はかからないだろう・・と思われますが
やはり、家族との約束により、
北海道内に足を踏み入れるのも抵抗があったようです。


といった内容の物語ですが
角館編、内子町編よりも、
恋愛要素あり、そして、「あり得ない感」満載な感じ。

こんなに長く気持ちを持ち続けることができるのか??
実際にはあり得ないだろう・・と思ってしまう物語でしたが
純粋さが心に沁みる、何とも感動的な物語でした。
(電車で読みながら泣けてしまい、必死で耐えました・・)


他に、
「フーテンのマハ スペシャル」と、
「旅屋おかえり」から、高校時代のエピソードを漫画化(勝田文さん)したものも
収録されていますが、
漫画のほうに、礼文島のスコトン岬が描かれていて
その見覚えのある風景が懐かしかったです。

「旅屋おかえり」同様、
ホッコリした気分になる作品でした(^^)


<本日のトレーニング>

・ ジョグ 14.5キロ

 急に暑くなりました。
 公園では、走っている人じゃない方も半袖の人がおられたくらい。

 もう少し薄着で走ってもよかったかも。

 桜は、ソメイヨシノはもう散っているだろう・・と思いましたが
 八重桜はどうかしら・・と思い、カメラを持って。

 じゃあ、高石大橋を下ってきましたら、何やら幟が。

 これまでにも何度かお見掛けしたことがありますが、
 旧高石図書館の前の広場で、秋田犬の展覧会の日だったようで。

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 体は大きいですけど何とも愛くるしいお顔の秋田犬さんたちが
 たくさん集まっておりました(^^)
 かわいかった~~(^^)

 そして、一昨日の夜に満開のように見えた交通遊園近くの枝垂桜は
 まだ満開!
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 きれいでした~。

 八重桜はちらほら咲き始めておりました。

 2週間前はこんな感じでしたけど、
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 本日はこんな感じ。
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 来週あたり、満開かも(^^)


2022-04-10 18:50  nice!(32) 

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