観劇レポ♪ [宝塚歌劇]
昨日のお話です。
宝塚歌劇 星組公演 午後の部を観劇してきました♪
演目はコチラ、
芝居 : 宝塚剣豪秘録「柳生忍法帖」
ショー:ロマンチック・レビュー「モアー・ダンディズム!」
今回も、
宝塚友の会の抽選予約は(平日も含めて)全滅・・。
宝塚友の会の抽選は
「ステイタス制」とやらなので、
たくさん観に行ってる人のほうがステイタスが上がっていき
よりチケットが取りやすくなる・・というものらしいです。
私は今は、大劇場公演は一応毎回観にいっていますが、
1公演1回しか観てませんので、
ステイタスはそれほど高くないと思われます。
そのうえ、抽選ではずれると
ますますステイタスが下がるやんか~・・という感じで。
おまけに、
抽選のあと、空きがあれば実施あれる「先着順予約」、
私が抽選にはずれたときも、
「先着順は実施される」ことがほとんどで、
『それやったら抽選当ててよ~(><)』
と、いつも思ってしまいます。
で、少し前から
『そっか、空きはあるけど平日なのかも。だから先着順が実施されるのかも』
と思い、
お休みが取れそうなあたりの平日狙いで予約したところ
何度かは取れましたけど
前回と今回はそれでもダメ。
なのに、先着順では、(数は少ないとはいえ)土日の空席もあるやんか~(><)
・・・せめて1公演につき1回はチケットを・・とか、
もう少し友の会のメリットがあれば・・と思うのですが・・。
そんなわけで今回、
抽選でアカンかったのですが、
先着順の日は特に予定はなく・・でしたので、
PCでクリック合戦に参加したところ、
・・・・・どうにかゲット(;;)
9/18(土)から始まったばかりの公演なので
昨日はまだ初日が開けて2日目で、
できればもう少しこなれた頃に観たいところではありますが
贅沢は言ってられません。
3連休だし、気分的にも余裕がありますし、
コロナで何が起こるか分からないですから、
日程の最初のうちに観ておくほうがいいかも・・とも思いました。
久しぶりの午後公演、
今は感染症対策のため、午後公演の開演時間は15時半と
30分遅くなりましたので
午前中にランニング、夕食の準備、洗濯モノも乾いたので取り込んで・・と
家のことは済ませられましたので心置きなく(^^)
さて、第1部の芝居、
宝塚剣豪秘録「柳生忍法帖」
脚本・演出は大野拓史先生。
原作は、
山田風太郎先生の時代小説「柳生忍法帖」。
開演前の様子。
感想を一言で申しますと
「礼真琴さんのカッコよさ、炸裂!!!」
「善悪ハッキリ描かれていて、スッキリ分かりやすいお話」
・・・二言になりました。
いや~、想像以上にすごくよかった(^^)
礼真琴さん&舞空瞳さんのトップコンビは
歌・ダンス・芝居・見た目のカッコよさ&美しさ・・の
4拍子揃ったお二人なので、
どんな演目もこなせそうだし、
実際、前作の「ロミオとジュリエット」もすごくよかったし・・。
でも今回の演目のポスターを拝見して
『ちょっと地味な感じ?』
と思ってしまったのですが、
礼さん演じる柳生十兵衛は、骨太で男っぽいけどお茶目なところもある魅力的な男性で
あのザンギリポニーテール?みたいなカツラもすごくお似合いで、
お衣装もとってもカッコよかったし、
立ち回りシーンは大人数で迫力ありましたし、
一言感想でも申しましたが
善悪ハッキリしていて分かりやすい物語で
とってもよかった。
立ち回りは
大人数だったし、
今回は、堀一族の女7人が復讐のために十兵衛に剣を習って戦う・・という内容なので
娘役さんも殺陣に参加・・で大変だっただろうなと思います。
とにかく、
礼さんの迫力ある歌、立ち回りのカッコよさに
釘付けになりました~。
観る前は「地味?」かと心配したものの
蓋をあければ個人的に大好きな「日本モノ+ショー」の二本立てだし、
日本モノは、
「チョンパで幕を開ける雅な雰囲気の・・・」とは違っていたけれど
見ごたえのあるいい作品でした。
さすが大野先生、日本モノはピカイチですね。
幕間休憩を挟み、第二部はショー、
ショー:ロマンチック・レビュー「モアー・ダンディズム!」
作・演出は岡田敬二先生。
ショーの感想を一言で申しますと
「これぞ宝塚! すばらしいショー」でした!
岡田先生の作品は
3年前に宙組で「シトラスの風」の再演がありましたけど
ここ数年、大劇場で観ることが減っていた印象。
最近、若い演出家の先生の作品が増えてた感じでしたし、
宝塚の演出家さんも世代交代なのかなぁ・・・とか思っておりました。
でも、やっぱり、
岡田先生のショーはステキですよ~~!!
今回の作品は、
1995年 花組「ダンディズム」、
2006年 星組「ネオ・ダンディズム」
に続く、「ダンディズムシリーズ」第三弾。
私は95年の花組は、まだ宝塚を観始める前だったので映像でしか見ていませんが
星組の「ネオ・ダンディズム」は
湖月わたるさんのサヨナラ公演で、
めっちゃくちゃカッコいいショーで大好きでした。
主題歌はじめ、使われている曲がすべてステキでカッコよく、
ダンスもカッコいいし、
お衣装もセットも本当にステキで・・。
今回の「モアー・・・」も
シリーズの流れを汲みつつ、
今の星組の魅力満載のショーでした。
すべてステキでしたけど、
印象に残っているのは
大階段を使った、4色の衣装の「プロローグ」、
「キャリオカ」、
キャリオカは、娘役さんの振付、こんな感じやったな~とか懐かしく(^^)
「ゴールデンデイズ」は軍服姿が美しくて(^^)
「うたかたの恋」のお衣装のような軍服も「これぞ宝塚の男役」という感じで
とってもステキ。
愛月さんが白の軍服姿は見ていて涙が出そうでした。
「ハード・ボイルド」は、礼さんのカッコよさ炸裂~。
衣装がまたすごい・・。
白地に太いブルー(というか、ブルー地に白とも見えるような太さ)のストライプのスーツに
赤いシャツ、白ネクタイ・・という、
フツウの人が着たら「チンドン屋」にしか見えないようなお衣装も
礼さんが着るとカッコいい・・。
歌もすばらしい・・。
赤の衣装の「テンプテーション」もステキだった・・。
フィナーレは、
(私の大好きな)大階段が舞台上でセットされていくのも見える演出で
礼さん、舞空さん、愛月さんの3人のシーンは涙が出てきました・・。
パレードはみなさん白のお衣装にバラの花束のシャンシャンで
舞台上が真っ白でこのうえなく美しかった・・。
礼さんの羽の後ろは、いつものナイアガラではなくて
全体的にフワッフワッの羽がついていて
何ともかわいい感じでステキでした~。
岡田先生のショー、
私が見始めてからでも好きな演目はたくさんあります。
中でも好きだったのは
「ザ・レビュー99」
「Asian Sunrise」
「Rose Garden」
「ネオ・ダンディズム」
個人的な印象ですが、
岡田先生のショーは
宝塚らしさ満載の、カッコよく華やかな作品で大好きです。
そう、今回驚きだったのは、
「歌劇」誌の座談会を読んでいて、
2006年の「ネオ・ダンディズム」のとき、
礼真琴さんはまだ音楽学校生でもない、「学生だった」ということ。
湖月わたるさん&白羽ゆりさんのトップコンビの「ネオ・ダンディズム」、
(礼さんが若くしてトップになられたのですけど)そんなに前だったのかぁ・・・と、
ちょっと衝撃的でした。
ともあれ、
「ガッツリ見ごたえのある日本モノ」+「これぞ宝塚というべきレビュー」
の二本立て。
大満足で帰ってまいりました。
本当、先着順でチケットが取れて本当によかった(;;)
こんないい作品、観れなかったら残念すぎるとこでした・・。
願わくば、『もう1回観たい~~~!!!』
<本日のトレーニング>
・ ジョグ 10キロ