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読書メモ♪「草花たちの静かな誓い」 [本]

宮本輝さんの作品、
本当~~~~~に久しぶりに読みました。

「草花たちの静かな誓い」(宮本輝さん)

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当ブログの【読書メモ】に
宮本輝さんの作品をアップするのは今回初めてですので、
9年以上、ご無沙汰していたと思います。

母が宮本輝さんの作品が好きですので
20代の頃、母が読んだあとに読ませてもらい、
当時の作品はかなりたくさん読みました。

中でも、
初めて読んだ宮本作品の「錦繍」は衝撃的でしたし、
それ以降、
「川」シリーズ(?)、
「青が散る」、「ドナウの旅人」、「優駿」、
「海岸列車」、「ここに地終わり海始まる」・・などは
印象に残っている作品です。

そして、
「流転の海」は、母から、
「まだまだ続きそうやから、途中忘れてしまうし、
 完結してから読んだほうがいいと思う」
と言われて読むのを控えているうちに
宮本さんの作品からも遠ざかっていた感じ。

なので、「流転の海」は、
2018年に完結したようですけど、まだ読んでいません・・。
母は、途中まで持っていたと思うけど最後まで読んだんだろうか・・。
また確認しておかねば・・。
シリーズはもう完結したのだから、読み始めたいなと。


さて今回の「草花たちの静かな誓い」、
文庫で販売されているのを本屋さんで何度か目にし、
読んでみたいと思い、図書館で予約。

かなりの順番待ちでしたが
単行本のほうが予約者数が少なかったので、そちらで予約し、
順番がまわってきました。


ざっくりの内容は、いつもの「帯の紹介文」を引用。

「託された莫大な遺産。消えた一人娘。
 亡き叔母さんが残した謎と、幸せの種を探す旅。
 引き裂かれた母子の運命をたどり、人間の幸福を問う最新長編。」

「ロサンゼルス在住の叔母の突然の訃報。
 弦矢は謎を追い始める~~。
 叔母・菊枝の死を知り、甥の弦矢が渡米すると
 巨額な遺産の相続人として彼が指名されていた。
 また、幼くして病死したはずの叔母の娘が
 実は死んだのではなく、ずっと行方不明なのだと知らされる。
 なぜ叔母はそのことを黙っていたのか。
 娘はどこにいるのか。」

・・・というような物語です。


感想を一言で申しますと、
「引き込まれてどんどん読み進めました。
 宮本輝さんワールドを久しぶりに堪能しました」


宮本輝さんの作品は
個人的な印象ですが、文章がなめらかというか、
どんどん読み進められる感じ。

内容はちょっと(かなり)衝撃的でしたが
種明かしされると「やむを得ない選択だったのか」とも思えなくもなかったかと。

最後は、まだこれからどうなっていくのか・・という終わり方。
明るい方向に、おそらく「ハッピーエンド」かと思える感じで
読後感は爽やかでした。

物語の展開も、【読ませる】印象で、
また宮本さんの作品を(読んでいなかった最近のもの)読んでみたいと
思いました。


ちなみに、宮本輝さんファンの方もたくさんいらっしゃると思いますし
それぞれ好きな作品がおありと思いますが、
私は、この2作品が好きで、これは手元に置いています。

「月光の東」
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「ひとたびはポプラに臥す」1~6巻
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 「ひとたびは・・」は、シルクロードを旅した紀行文。
 北日本新聞で連載されたものを本にまとめられた作品。

 私、紀行文とかエッセーとかはあまり読まないですが
 これはすごく好きな作品。
 宮本さんの文章ももちろんですが、
 同行のカメラマンさんの写真がたくさん収められていて
 それがまたすばらしくて・・。

 掲載された写真にもかなり惹かれ、単行本6巻、大人買いした次第(^^)


<土曜日(=1日)のトレーニング>

・ ウォーキング&ジョグ 14キロ 

   (2キロW+12キロJ)

・ 補強運動


<本日のトレーニング>

・ ウォーキング&ジョグ 14キロ 

   (2キロW+12キロJ)

・ 補強運動

 梅雨明けはうれしいですが、
 暑い中のRUNはやっぱりキツイ・・。
 もう少し早い時間に走らねば・・です。


2020-08-02 16:45  nice!(41) 

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