読書メモ♪「羊と鋼の森」 [本]
初めて読む作家さんの作品。
2016年本屋大賞受賞作です。
当時、いつも拝見している方のブログで
この本の書評を拝見し、
読んでみたいと思いつつ、そのままに・・・。
最近文庫化されたようで、
仕事帰りによくのぞく本屋さんの
【話題の本】コーナーに並んでいたのをきっかけに購入した次第。
「羊と鋼の森」 (宮下奈都さん)
感想を一言で申しますと、
【何ともステキな物語】でした。
この作品は、「お仕事小説」になるのでしょうか。
【ピアノ調律師】という【お仕事】に関する物語。
池井戸さんの小説のようなバリバリと音がしそうな(?)【社会派小説】
という雰囲気ではなくて。
職場の【個性あふれる先輩&同僚たち】も登場しますが
【ビジネス小説】という印象でもない。
ピアニストを目指して頑張っている高校生のふたごが登場しますが
【部活動等をバリバリ頑張ってます系】のお話という印象でもなく。
【あ~、どうなるんやろ・・・】という出来事も起こりますが
【物語の流れ】は静かで、どこまでも穏やかな空気感。
新人のピアノ調律師の主人公が本当にマジメでまっすぐで、
悩みにもぶつかりながら、
先輩たちから学び、成長している姿に
静かな感動を覚える内容でした。
ピアノ曲やクラシック音楽を聴くことは好きなのですが、
恥ずかしながら、個人的には、
ピアノとは縁のない生活をしてきましたので
【ピアノの調律】ということをほとんど知りませんでした。
【引っ越しなどでピアノを移動させたときなんかに調整しないといけない】
くらいの認識しか・・・。
そういう意味でも、
自分にとって、これまで意識してこなかった分野のお話を知ることができ、
大変興味深く読めました。
図書館で借りた本の関係で、
【二度読み】はこれからです(^^)
ちょうど映画も上映されていたんですよね・・。
本が素晴らしかったので、
映画も観たくなり、計画しましたが、
1週間延期した間に(隣町の映画館では)終了してしまい、残念。
テレビで放送してくれる日を楽しみに待ちたいと思います。
<本日のトレーニング>
・ ジョグ 10.6キロ
・ エクササイズ
ゆうべは、録りだめしていたドラマを見ていて途中でやめられず(^^;
寝るのが少し遅くなり、
今朝もゆっくり起きました。
外はかなり暑かったので、
昨日、一昨日同様、地元の公園の、日影の部分を往復して走りました。
ペースは遅いですが、
暑いので、気にしないことにします・・・。