観劇レポ♪ [宝塚歌劇]
本日は、E子ちゃんと、
宝塚歌劇 星組公演を観劇♪
演目はコチラ、
芝居 : RAKUGO MUSICAL 「ANOTHER WORLD」
ショー : タカラヅカ・ワンダーステージ 「Killer Rouge」
今回の公演は、
宝塚歌劇団 第104期生の「初舞台公演」でございます。
初舞台公演は、
公演の最初に、初舞台生全員による「口上」があります。
緑の袴の正装でずら~っと並び、毎回3人ずつ順番に「口上」を述べ
「清く正しく美しく」の歌を歌って
本編の芝居に入る・・という流れ。
ロビーには、初舞台生のお写真と、
誰が、いつ、口上をするか・・が書かれた日程表。
毎年、
初舞台生の「口上~歌」を聞いているときは、
勝手に彼女たちの母になったような気持ちになり(^^;
いつも泣きそうになります(^^;
このあと、初舞台生は、
舞台の内容によっては、芝居やショーに出演することもありますが、
そういうことがない場合は、
ショーの「ロケット(=ラインダンス)」のみとなります。
さて、お芝居 RAKUGO MUSICAL「ANOTHER WORLD」、
作・演出は谷正純先生でございます。
落語が題材のお芝居ということですが、
ワタクシ、
昨年の雪組公演「幕末太陽傳」、
原作の映画は、
「古典落語を組み合わせ、実在した品川の旅籠『相模屋』を舞台に
人間模様を軽快に描いた日本映画史に輝く名作映画」
とのことでしたが、
どうも
「落語のオチ?」が理解できなかったためか、
おもしろさがよく分からなかったもので
今回の星組公演はどうなんやろ・・・と、ちょっと不安でした。
それに、谷先生だし・・・(^^;
でも、劇場に入ってみますと、立ち見も出ておりましたので
期待大(^^)
(谷先生、ごめんなさい!!)
感想を一言で申しますと、
『美しく、おもしろい作品でした(^^)』
いや~、楽しい作品でした。
谷先生、
これまで落語を扱った作品をいくつか創ってこられたようですが
大劇場でやるなら
「地獄八景亡者戯」という上方落語の大作をしたいと思ったそう。
【冥途を観光するお話】だそうですが、オチが物足りなかったそうで。
で、他によい話は無いか、
東大落語研究会の「落語辞典」から、江戸落語の「朝友」という
【あの世に行って再び娑婆に戻ってくるお話】
を見つけたそう。
その脚本を一生懸命探されたところ、
昭和初期に売り出された「名作落語全集」の中に速記録が残っていたとのことで
「地獄・・・」と「朝友」をまぜたお話を創られた・・・とのこと。
谷先生の、作品にかける執念を感じます。
でも、
今回も、「落語のオチ」が理解できなかったら・・・と気になっておりましたが
それは杞憂に終わり、
ふつうの「コメディ作品」のように楽しめました(^^)
そんなわけで、
芝居は楽しい雰囲気のものでしたが、
プロローグは「チョンパ」で始まり、
和物のショーのような華やかさ(^^)
いや~、美しいプロローグでした。
最近、仕事でちょっと心がギスギスドロドロしている自覚はあったのですが
プロローグの美しさに
心が洗われていくのを実感しましたよ(^^;
タカラジェンヌさんの「若衆姿」、
何とも美しくて好きです~~。
トップスター 紅ゆずるさんの美しさも光りましたが
ワタクシ個人的には、
二番手スターの礼真琴さんの若衆!!
かつての柚希礼音さんの
ものすごい色気を感じた若衆姿を思い出させる色気がありました~。
たぶんSS席とかでめちゃくちゃ近くで観ましたら
気絶するかもしれません(^^;
美しいプロローグが終わり、
お芝居の始まりも美しい「天国」の設定で。
そこからはもう、紅さん出ずっぱり。
現代の「大阪弁」は「河内弁」だそうで、
この作品で使われる「船場言葉」とはまた違うそうで
関西人の紅さんも言葉は難しかったそうですが
このお役はハマっておられましたね~。
ともあれ、
ドタバタ楽しいお話でしたが、
その中に、
トップコンビ演じる康次郎とお澄の純粋で一途な恋や、
(物語最後で描かれる)「生きてさえいれば何でもできる」「死ぬ気でやれば何でもできる」
というような
ホッコリと深みのあるお話だったな~と(^^)
あ、物語の中で、
内輪ネタ?も盛り込まれていましたが、
ブラックユーモアと言いますか、
ちょっとびっくりしましたよ(^^;
<~~~幕間休憩=お弁当タイム♪~~~>
本日も、
すっかり定番になりました
「卵料理の店 双樹」さんの「だし巻卵」弁当を(^^)
本日は「そぼろ」がありましたので2人ともそれに(^^)
サンドイッチもありまして、
食べたいところですが、両方食べたらちょっと・・・(^^;
(あの半分サイズのサンドイッチも販売してくれないでしょうか・・・。)
E子ちゃんは本日も、ご自宅用の「だし巻卵」も購入されていました(^^)
さて幕間休憩が終わり、後半は、
ショー : タカラヅカ・ワンダーステージ 「Killer Rouge」
作・演出は齋藤吉正先生。
齋藤先生は、
複雑~~なお芝居や、濃いイメージのショーを手掛ける先生・・という印象。
開演前のようす。
この作品は、このあと、
台湾公演も予定しておりますので、
何となく、それを意識した感じのセットになってる感じ??
感想を一言で申しますと
『かっこよくステキなショーでした♪』
いや~、よかったです~。
齋藤先生らしい、赤、ワインレッド、黒を使い、
豪華&華やかなデザインのお衣装の場面が多く、
目を楽しませてくれます(^^)
プロローグからめちゃくちゃカッコよかった~~。
そんな感じでシックでカッコいい場面があると思いましたら、
ちょっとレトロで昭和の雰囲気の曲が使われるような場面もあり。
いろいろな展開の場面が楽しい(^^)
第104期、初舞台生によるロケット(=ラインダンス)は
前の場面から紅さんが舞台に残り、
初舞台生を紹介するような感じの演出になっておりました。
それって、
トップスター紅さん(=88期生)の初舞台作品「LUCKY STAR!」の
ロケットの場面の演出を踏襲しているとのこと。
大階段が出てからのフィナーレの場面で
2曲目に使われていたのは及川光博さんの曲とのことで・・。
及川さんが、宝塚での場面をイメージして作られたそうで、
実際に大劇場公演で使われることになったというのもすごいですね。
カッコいい場面でしたよ~~。
主題歌もパンチのある耳に残る曲で、
とにかく、カッコよくおしゃれでステキなショーでした。
お芝居に続き、ショーも、
個人的には
「礼真琴さんから目が離せませんでした」(^^)
いや~、カッコよかった。
もともと歌はお上手でしたが
ダンスもキレがあると言いますか、何ともカッコいい。
お芝居のほうのプロローグの若衆姿にもしびれましたが
この方、
顔の振付(=表情)が周りと違うので
同じ振りでも目立ちます。
【スターのオーラ】とでも言いましょうか・・・。
ちょうど、「歌劇」誌5月号の表紙も礼真琴さん♪
(キャ~~♪)
これからも注目したいです(^^)
そんなこんなの星組公演。
大満足の二本立て公演、
【心が洗われる】音がジャブジャブと聞こえた気がしました(^^)
本日も、E子ちゃんと、
行き帰りや幕間休憩にあれこれお話し、
とっても楽しい時間でした(^^)
感謝。
<木曜(=11日)のトレーニング>
・ 階段トレ27階分
<金曜(=12日)のトレーニング>
・ 階段トレ27階分
どうにか19時前に会社を出まして、
行きたかった整骨院に行けました。
<本日のトレーニング>
・ ウォーキング6キロ
・ 腹筋、腕