読書メモ♪「夜のピクニック」 [本]
久しぶりに○ックオフで購入。
先日読みました、
直木賞&本屋大賞のダブル受賞の「蜜蜂と遠雷」の恩田陸さんの作品。
「夜のピクニック」(恩田陸さん)
この作品も、
「吉川英治文学新人賞」と「本屋大賞」のダブル受賞。
「蜜蜂と遠雷」は、珍しくハードカバーを購入して読みましたが
恩田陸さんの全作品が紹介された「栞」のようなものが入っておりまして。
恩田さんの作品は以下の種類があるようです。
「ミステリ」
「SF・ファンタジー」
「青春・学園」
「ホラー・パニック」
「演劇・音楽」
「エッセイ・紀行」
「蜜蜂と遠雷」は、「演劇・音楽」だったようで、
ワタクシ、「ミステリ」「ホラー・パニック」以外のほうが好みかも・・ということで
○ックオフにありました「夜のピクニック」(青春・学園)を(^^)
感想を一言で申しますと、
『高校の行事という平凡な題材だけど、切なく、心にしみるステキな作品』
でした(^^)
物語の舞台となる進学校の北高の伝統行事「歩行祭」。
全校生徒が夜を徹して80キロ歩きとおすというもの。
3年生にとっては高校生活最後の行事。
「みんなで夜に歩く。たったそれだけのことなのにね。
どうして、それだけのことが、こんなに特別なんだろうね。」
登場人物の1人が、この行事をこのように表現していますが、
ハラハラドキドキといった大きな展開があるわけではない内容だけど
この一晩の間のいろいろな「思い」に引き込まれました。
作品で描かれている「歩行祭」の「前」、「途中」、「終わってから」の心境が、
何となく、
100キロマラソンを走ったときのものに似ている気がして、
そういう意味でも共感できたのかも。
あと、ワタクシ、大学の1~2年は女子寮に入っておりましたが、
けっこう「行事」が多くて、
その中の1つに「徹夜行軍」というのがあり、
今回の作品を読んでいて、それも思い出しました(^^)
読みながら、
もう戻れない学生時代を懐かしく感じつつも、
今もマラソンを走ることを通して、
その頃と近い体験をすることができているのかも・・と思うと、
やっぱりこれからも走り続けていきたいなと。
今はお休み中ですが・・・(^^;
恩田さんの作品、
また他のも読んでみたいと思いました(^^)
<本日のトレーニング>
・ 階段トレーニング
・ 腹筋、背筋、腕