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読書メモ♪「美雪晴れ」 [本]

「みをつくし料理帖シリーズ」 第9作め、読み終わり(^^)

「美雪晴れ」(=「みをつくし料理帖シリーズ⑨」)(高田 郁さん)

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最終巻の1つ前、物語も佳境です。

泣けて、笑えて・・・。
澪さんの「心願」についても、ドラマティックな展開になってきました。
結末は最終巻に持越しのようで、
最終巻は、ワタクシ、お得意の悪いクセ(?)である「続きが気になって、チラ見する」
をやらかさないように気持ちを押さえなくては・・です(^^)

少し前の巻では辛いことがいろいろ起こり、
ようやく、このまま最終巻にむけて、「いいことばかりになっていくかな(^^)」 と
思いきや、そうは問屋がおろさない・・。

やっぱり、人生、
「悪いことばかりじゃない」 ですけど
「いいことばかりも続かない」 
その繰り返しなのかなぁという感じ。

この作家さん、どれだけ人生経験積んできた人なんやろ???
と感心してしまいます・・。


この巻の細かな内容でおもしろいと思ったのは、
「かまぼこ作りって大変なんやなぁ」 ということと、
これまでの巻でもたびたび出てきましたが、
「当時の江戸と大坂の食べ物っていろいろ違いがあったんやなぁ」ということ。

かまぼこって、手間がかかっているからか、
高級なものはいいお値段しますけど、
それでも、「食卓のメイン料理」にはなりえない感じ?
でも、当時は「高級品」で、やはり作るのも大変だったようで
その様子がよく分かりました。


さて、澪さんは、「料理人として自分の進みたい道」について悩み苦しんでいましたが
ついに「自分が進みたい一筋の道」を見つけたようで・・。

あと、以前の巻で、ワタクシが勝手に思っていた「四角関係」、
その中で、ワタクシ、密かに応援しておりました源斉先生、
最後の最後にハッピーエンドになるのかしら(^^)
それも最終巻でのお楽しみ。


*本日、コメント欄、閉じさせていただきます。


<本日のトレーニング>

オフ

通勤途中に歩くのみ。


2016-05-30 22:00  nice!(63)  トラックバック(0) 

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