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読書メモ♪「心星ひとつ」 [本]

「みをつくし料理帖シリーズ」 第6作め、読み終わっておりました(^^)

「心星ひとつ」(=「みをつくし料理帖シリーズ⑥」)(高田 郁さん)

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だんだん「ドラマチック」になってきました。

澪さんは、仕事、結婚のことで、「決断をせまられる」時期にきているようです。

ワタクシも一応?それなりに年齢重ねておりますので、
ここまで生きている間に、それらの決断をせまられる時期もなくはなく・・で、
読んでいて、思い出すようなこともあり・・・で、ちょっと切なくなりました・・。

でも、登場人物はみなさん本当、いい人ばかりで
読みながら何度も泣けました・・。


この巻の最後のほうで、
澪さんは想い人とハッピーエンドか???という感じになりますが
母から、
「もうほんとにいろいろいろいろあるねん~。
 ・・でもこれだけ言うとくけど、最後はハッピーエンドやから」
と聞いておりましたので、
まだこの6巻あたりであっさりハッピーになることはないな・・と想像しておりましたら
今読んでいる7巻めで「やっぱり・・」という展開に。

なんか、若かりし頃に聴いて涙しました、岡村孝子さんの「電車」のワンフレーズ
「♪ あなたをなくしてまでも~決めた~道を~
  悔やむほど弱くなった私を叱って・・ ♪」
が、頭の中で流れました。


この前の巻で、
「四角関係かも??」と思ったのは正解で。
そのうちの「一角」だった「大店のお嬢様」は、
本人は気が進まなかった親の勧める結婚を、最後は自分の意志で決断したのですが
お嬢様にとって「幸せな結婚」となったようで(^^)
(もちろん、お嬢様の努力・覚悟もあってのことですが)

それは、お嬢様にとっても喜ばしいことですし、
澪さんの「悩み」「決断迫られてる」状態にも影響を与えているかな・・と。

で、別の「一角」であるお医者さまの男性。
想い人である澪さんは別の男性を想っていて・・なのですけど
このお医者さまがまたいい人で(;;)

澪さんが、「分かれ道」を前にして迷っており、
『道が枝分かれして、迷いに迷ったとき、先生ならどうしますか?』
と訊かれたときに、自分も辛いでしょうに、誠実に答えてあげるんですよね(;;)

「私なら心星を探します」
「より明るく輝く星はほかにいくつもあるけれども、あの星こそが天の中心なのです。
 すべての星はあの心星を中心に廻っているのですよ」
「悩み、迷い、思考が堂々巡りしているときでも、
 きっと自身の中にはゆるぎないものが潜んでいるはずです。
 『これだけは譲れない』というものが。
 それこそが、そのひとの生きる標となる心星でしょう」

それに、「悩み、迷って」いるときでも、
「自分の中では、答えは決まって」いたりもするんですよね・・。


う~ん、それにしても、この6巻、今読んでる7巻は読んでいて切ない・・。
澪さんは、子どもの頃に易者に言われたように
次々と苦難が襲ってきているように思いますが、
「最後はハッピーエンドやから」という母の言葉を信じて
楽しみに続きを読みたいです。


このシリーズの「読書メモ」はまだまだ続く・・・。

*本日、コメント欄、閉じさせていただきます。


<本日のトレーニング>

ジムにて

・ 筋トレ(腹筋、背筋、腕)

・ ジョグ 12.5キロ


2016-05-09 23:01  nice!(53)  トラックバック(0) 

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