読書メモ♪「わたしたちに許された特別な時間の終わり」 [本]
初めて読む作家さんでした。
「わたしたちに許された特別な時間の終わり」(岡田利規さん)
たぶん、新聞記事だったと思うんですけど、
この本が紹介されていて、よさそうな感じでしたので
「読みたい本リスト」に入れており、図書館でお借りしました。
う~~~~ん、今回は、
「読書記録」として、本当、「メモ」程度に・・。
この本、
「三月の5日間」「わたしの場所の複数」という2つの作品がおさめられています。
(本のタイトルになっている作品は無い。)
この「本」は「第2回大江健三郎賞」を、
この中の「三月の5日間」は「第49回岸田國士戯曲賞」を受賞されているそうです。
感想を一言で申しますと、
「この作品の魅力、深み?みたいなものは、私にはちょっと分かりませんでした」
難解な文章・・というわけではなく、分かりやすい内容ではあるんですけど、
それの意味するところ・・というか、伝えたいこと・・みたいなのが
ちょっと私には分からなかった・・という感じ?
(うまく言えませんが)
この作家さんは
「演劇ユニット」の主宰者さんであり、劇作家、演出家、小説家さんとのこと。
だからか、
「難解な文章」ではないんですけど、ちょっと独特な文章・言い回しみたいに思いました。
一文が長く、段落がなくて、延々と続く感じ?
(ドラマ「北の国から」で、純くんが「ナレーション」っぽく話しているような感じ?
・・・・・ちょっと違いますか(^^; )
「三月の5日間」は、
「偶然出会った男女」の物語で、
章ごとに、「私」がその男女それぞれ入れ替わり、
両方の目線で交互に語られているので、
物語としてはこちらのほうがおもしろく感じました。
どちらの作品も、
「私」がつぶやいているような言葉の端々には、ちょっと共感できる箇所もあり・・
でしたけど、
物語の内容というか、シチュエイション?は、私にはまったく理解できず・・・・・。
たとえば1つめの作品「三月の5日間」は、
「偶然出会った男女」の物語・・と申しましたが、
偶然出会って、そのあとラブホテルで5日間を過ごす・・・という、
個人的には「アリエヘン」設定・・・(^^;
酔った勢いでラブホテルになだれこみ、一晩・・ならまだしも、
5日間って・・・と、現実的なことを考えてしまうもので・・(^^;
(まぁ、小説・本・ドラマなどは「アリエヘン」こともアリ・・と思えるほうなんですけど・・・)
でも、「賞」も取られているとのことで、
何か「奥深いもの」を表現した作品、高度なテクニックを使った文章表現・・なのかも?
・・なのですが、
私には理解する力がありませんでした・・という感じ。
まぁ、私は、
小説や作品の研究者とか批評家ではありませんし(^^;
結局は、趣味の1つである「読書」ですから、
『自分の好みの作品かどうか』かな~ですので。
賞を取られていたり、
本屋さんが選ぶおすすめ作品だったり、
ネットの評判がよかったり・・・だったとしても、
自分が好きかどうかはまた別やよね~・・と、
今回、改めて思った次第(^^)
なので、その反対もありえます。
世間一般的に人気のある作品じゃなくても、自分はすごく好き(^^)ということも
ありますし(^^)
ともあれ今回も、「1つの出会い」ではありました(^^)
こういうとき、図書館ってやっぱりありがたいなと思います。
いろいろな本にチャレンジできますし、
仮に自分にとって、もひとつだったとしても、「がっかり感」がそれほどでもないので(^^)
ちなみにワタクシ、
よっぽどのこと?がない限り、最後まで読んでしまいますね~(^^;
貧乏性なので(^^; 『もう少し読めば、おもしろい展開になるかも』・・と思うのと、
負けず嫌いなので(^^;? 『途中でやめる』というのがイヤなのかも・・・(^^;
<本日のトレーニング>
オフ
整骨院にてメンテナンス
オモロない本を、もうちょっとしたらオモロくなってくるはず、
と、期待して読み続けるのは私も同じ。
結局がっかりのまま終わるケースが大半なんですがー( ̄O ̄;)
by よーちゃん (2016-01-13 07:35)
せっかく最後まで読み切ったのに、残念でしたね・・・・^^;。
私は世間でスゴイとされてる作家さんの作品が理解できないと、
実は落ち込んじゃうほうです^^;。
高校生、そして大学生のときにほぼ意地になって10作品ほどは
読んだと思うのですが、まったく理解できなかった村上春樹さん、
その後今日まで続くコンプレックスの種になりました・・・・^^;;。
近年では毎年、「ノーベル文学賞を取るのでは」と騒がれるので、
秋になると古傷がじくじくと痛みます。
by ハリネズミ (2016-01-13 08:35)
「わたしたちに許された特別な時間の終わり」。
タイトルは「そそる」なぁ。
でも「ラブホテルで5日間」は大人には、
許される時間ではないなぁ・・・。
と、現実的に考えて半日、家をあけるのが
精一杯なボクが言う。それ以上は絶対ムリ。
出会いの間口は広い方がいいけれど、
やっぱり作家も人間関係も相性はあるね。
無理して付き合っても相性が悪いとやがて破綻する。
ハンケチもテッスも持ち歩かずに
汚れた手を人のズボンで拭くような女性は
ちょっとカンベン。我慢にも限度がござる。
by 裏・市長 (2016-01-13 09:19)
ラブホで5日間のくだりを読んで一条ゆかりさんの「恋のめまい愛の傷」という漫画を思い出しました。あれは、女友達とパリに卒業旅行に出かけたものの、密かに憧れていた男性が女友達と実は恋人同士で2人オプションツアーに出かけてしまい、やけを起こして偶然再会した往路の飛行機で隣りの座席だった少年とホテルの部屋にこもって×××...というのがストーリーの発端でした。漫画なので楽しめましたけど、小説なら感情移入派の私としてはやっぱり途中で挫折しそうな。
それにしても読書のペースはやいです~。
by ポッポ (2016-01-13 13:35)
私も知らない作家さんです
1月8日の記事に三浦しをんさんの読んだ本は
書きました。ご覧になってください
最後まで読むんだー。(@_@;)
図書館はすぐに止めてしまう時があります
読んだ本をまた借りちゃうときもあります
読書メモしないからでしょう
by majyo (2016-01-13 19:12)
私はダメな本はもう途中で見切りを付けてしまいます。
図書館の本だったらなおさら、かも?!
話題の本だと我慢してがんばって読んだりしますが…。
最近だと「火花」とか。宿題やっつける感覚で読了しました( ´-`)
by liang (2016-01-13 23:04)
みなさま、ご訪問・コメント・niceをありがとうございました!
★よーちゃんさまへ
「結局がっかり」が多いんですね・・。
私はこれまでの経験上、「最初~途中がちょっとしんどい」ものでも
そのあとぐんぐんおもしろくなってくる・・という作品もありましたので
つい期待してしまいます(^^;
★ハリネズミさまへ
もう耐えられない・・ということはなかったんですが、この作品の世界観
というか、深みみたいなものが分かりませんでした・・。
二度読みもせず・・(^^;
村上春樹さん、あ~、私もあまりよく分からないかも・・ですので
おっしゃりたいことは分かる気がします・・。
この方もマラソン走っておられて、それは最近まで知らなかったの
ですが、マラソンのことを書かれたエッセーみたいな作品は珍しく?
新品を購入して読みました。それはすごくよくて、それまでの
ニガテ意識が少し変わりました(^^)
「ノーベル文学賞を取るのでは」・・の時期になりますと、ファンの方が
固唾をのんで見守っておられますよね・・。
やっぱり、本って、各自好みが違いますよね(^^)
★裏・市長さまへ
タイトル、「そそり」ますよね(^^)
新聞での紹介文もなかなかよさそうでしたので(^^)
もう一度、時期をあけて読んだらまた印象も違うのかも・・ですが・・。
本も人間関係も相性がありますよね・・。同感です。
初めての作家さんに挑戦するときは、図書館はとってもありがたい(^^)
と、今回しみじみ実感しました。
母も図書館を愛用しているようですが、「アカンと思った本は最後まで
読まずに返す」とのことでした。
私は今のところは貧乏性で・・ですが、そのうちそういう選択を
していくかも・・です。
★ポッポさまへ
なんだか切ないお話しのマンガですね・・。
卒業旅行なのに切なすぎます・・・。
図書館で借りますと、期日がありますからか、読むペースが
上がる気がします(^^;
やっぱり人間、期限などを決めないとできないんですね(^^;
★majyoさまへ
三浦しをんさんの本、教えていただきありがとうございました!
読みたい本リストに加えました(^^)
本(長編にありがちですが)って、途中、ちょっと読むのがしんどい
部分があっても、後半どんどんおもしろくなって・・というのも
これまで経験していますので、つい最後まで読んでしまいます(^^;
母は以前から図書館を愛用しているようですが、「アカンと思った本
は最後まで読まずに返す」とのこと、私も慣れてきましたら
そうなるかもしれません・・。
★liangさまへ
長編などでは、途中しんどい場面があっても、そのあとおもしろく
なることもありましたので、やっぱり最後まで読んでしまいます(^^;
でも今後、図書館で借り続けていくうちに、アカンと思ったものは
読まずに返すようになるかも・・です。
「火花」、私は当然?まだ読んでいませんが・・、そうだったんですね~。
by keroyon (2016-01-14 00:16)