読書メモ♪「本所 おけら長屋」 [本]
初めて読む作家さんでした。
「本所 おけら長屋(1~3巻)」(畠山健二さん)
(久しぶりに)女役員さまに本を貸していただきました。
女役員さまには、だ~いぶ前に、何冊かお借りしたことがありまして。
東野圭吾さんの作品をいくつかと、
有川浩さんの「県庁おもてなし課」、
荻原浩さんの「愛しの座敷わらし」、
堀川アサコさんの「幻想郵便局」などなど、
『自分ではたぶん手にとることはなかったな~』と思う本を貸していただけまして、
新たな出会いとなりました。
今回は、
9月26日(土)に、一緒に土曜日出勤した折に本の話になり、
そのときに読んでおられた本は、ワタクシも読んだことがある本でしたが、
女役員さまの机の中に、読み終わった本がどか~っと入っていまして(^^)
その中から、
「これ、おもしろかったよ」と言って貸して下さったのが今回の作品でございます。
他にも、
E子ちゃんが貸してくれてる本と、
峠組のRさんが「これあげる」と言って、いただいた本があったのですが
すみません、やっぱり、職場の上司から借りたものは早く返さねば・・
ということで、優先しました m(_ _)m
感想を一言で申しますと、
「泣けました(;;) 笑えました(^^) よかった~~♪」
時は江戸時代、
江戸の本所亀沢町にある「おけら長屋」の住人の生活を描いた「連作時代小説」。
一話完結タイプのドラマのような感じですので、あっという間に読めました。
いや~、おもしろかったです(^^)
・・・・・それでいて、泣けました~(;;)
電車の中で読んでいて、
涙が出てきてどないしよう~~(><)とか、
大声で笑いたいけどそんなわけにも・・と、必死に笑いをこらえたり・・
など、困りました(^^;
今、涙出てきた~~と思った直後、ふき出すような出来事が起こったりも(^^)
この時代のお話は、
以前、(母が好きなので)よく読んでいました山本周五郎さんや藤沢周平さん、
このお二人の作品も、読んでいて心温まり、泣けてきて・・というものが多かったですが
またちょっと雰囲気が違うような・・。
山本周五郎さん、藤沢周平さんよりは「軽い感じ」・・というわけではないんですけど、
うまく言えませんが、ざっくり言えばそういう印象でしょうか。
ハチャメチャドタバタなシーンもありますけど、
「家族」「仕事」「友情」「恋愛」「絆」みたいなものをしっかり感じさせてくれて、
この時代の江戸の、これまで知らなかった「町民の暮らしぶり」のようなものも
知ることができ、
ある内容なんかはびっくりしたり・・。
そうですね、山本周五郎さん、藤沢周平さんは、
ワタクシがこれまで読んだことがあるのは、
町人をとりあげたものもありましたけど、武士(下級武士)のお話が多かったかも。
「おけら長屋」は、お武家さんも出てきますが、町人目線のお話という感じ。
あ、何となく、マンガの「仁」に雰囲気が似てるような気も(^^)
それにしても、長屋の住人はじめ、登場人物はみなさんいい人ばかり(^^)
まぁ、中には「悪気はないけど人騒がせな2人組」もいるのですが(^^;
でもそのお二人にしても、ちゃんと考えているところは考えていて、
『見直したわ~!』 という場面あり、
ただ優しくておせっかいなんじゃなくて、
長屋の住人のことをみんなお互い「家族」のように思っているので
必要なときは厳しく・・というところは感動でした。
ワタクシの勝手なイメージでは、
こういう「おせっかい」な人種は関西人・・という感じで、
関東の方はそんなことなくて、もっとドライな感じかな・・と思っていたのですが、
「江戸っ子」ってこんな感じの気質なんですね(^^)
じんわりと心温まる、それでいて愉快で楽しいお話が満載の
とってもステキな作品でした(^^)
3巻で終わりなのかな??と気になり、調べてみましたら
5巻まで出ているもよう・・・。
「一話完結」タイプのお話だから、
『続きが気になって夜も眠れない~~~(><)』
・・・・・ということはないんですけど、
4、5巻だけ買うのも・・(^^;
お返しするときに、女役員さまに(知らんフリして)
『これって、このあとまだ続きが出るんでしょうか(^^)?
すごくよかったので、もし続きを読まれたらまた貸して下さい~』
とだけ、(あつかましく)お願いしておこうかと(^^)
<本日のトレーニング>
オフ
泣けて笑えて。
これは気になるなぁ。
買ってみようかな(^_^)
by よーちゃん (2015-10-15 08:14)
本の好みもイロイロ・・・・ですから、
女役員さまにお借りした本がkeroyonさん好みでよかったですね♪。
やっぱり、お返しするときには「ひとことコメント」も必要でしょうし、
もし、「ぜーんぜんおもしろくなかった」「うーん、イマイチ」だったとしても、
そうは言えませんものね^^;。
本当に「ヨカッタ♪」と思えた本ならコメントもしやすくてなにより♪。
そして・・・・つづきの4巻、5巻、コレは女役員さまにおまかせですねw。
by ハリネズミ (2015-10-15 08:56)
一話完結好きです♪
江戸時代の町人目線と言えば、今の朝ドラもそうですね。ちゃんとは見てませんが、玉木宏がかっこいいのでチラ見しています。
電子書籍にあるかな。読んでみたいです。
by ポッポ (2015-10-15 14:49)
笑って泣けて……は読書の醍醐味ですね!
読んだことない作家でした。(._.)φ
by liang (2015-10-15 21:36)
みなさま、ご訪問・コメント・niceをありがとうございました!
★よーちゃんさまへ
泣けて笑えて・・。
よーちゃんさまは、娘さんも息子さんもいらっしゃいますし、
共感できるところはたくさんありそうに思います(^^)
★ハリネズミさまへ
女役員さまは本屋さんで目にとまったものを購入されたり・・ですので
かなりいろいろ読んでいらっしゃいますので、「これはもひとつやった」
と言われていて、私がムリヤリお借りしたものもありました。
なので、「好みはさまざま」ということも分かっておられると思いますが
やっぱり「よかったです(^^)」と言ってお返しできるほうがいいので
好みの本でよかったです(^^)
4巻、5巻・・・も貸していただけたらうれしいんですけど(^^)
★ポッポさまへ
人情味のあふれるお話の連続で、泣いて笑えましたよ(^^)
朝ドラ、2週目までは見ました(^^)
玉木宏さん、カッコいいですね!
先週の最後にチラっと出てこられました玉木さんの三味線の
師匠さんは宝塚のもと宙組娘役トップの野々すみ花ちゃんなので、 楽しみが増えました(^^)
★liangさまへ
今、二度読み中なのですが(もうすぐ終わります)やっぱり泣けて
笑えます(^^)
私も初めての作家さんでしたが、liangさまもでしたか!
他の作品も気になります(^^)
by keroyon (2015-10-15 23:59)