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観劇レポ♪ [宝塚歌劇]

本日は、
宝塚歌劇 星組公演を観劇♪

最近、
「毎公演観劇状態」「BSでの放送予定については私よりはるかに詳しい」E子ちゃんと
一緒でございます(^^)


演目はコチラ、
001.JPG

第一部、第二部ともに・・・「ブロードウェイ・ミュージカル『ガイズ&ドールズ』」
でございます。


今回の公演は、
星組 新トップコンビ、北翔海莉さんと、妃海風さんのお披露目公演でございます(^^)

それゆえか、
また今回、「宝塚友の会」でチケットが取れず(><) ギク~~~っとしましたが、
イープラスで取れましたのでホっ。
いつもより1ブロック上手よりのお席でしたが、
A席ですので、1階席の最後尾に近い後ろのほうですから
センターブロックのお席じゃなくても、「舞台が見えにくい」ということはありません(^^)

むしろ?
本日座ったブロックのほうが、
前のほうの席からA席くらいにかけての傾斜が大きい気がして、
前に少々大きい人が座っても見えにくいことがない感じ(^^)
(*大劇場の座席は、魚のうろこのように、互い違いにズレて配置されていますので
  前の人の頭がズレるようになっていて、だいぶ見やすくなっております。
  でも、2列前とかに大きな人がいると仕方ないですが・・)

立ち見も出ていましたし、チケットが取れてよかった(^^)


さて「ガイズ&ドールズ」、
宝塚歌劇では、
1984年に、大地真央さん&黒木瞳さんコンビの月組で初演、
ワタクシこの頃はまだ宝塚を観ておらず・・。

2002年に、紫吹淳さん&映美くららさんコンビのお披露目公演として月組で再演、
今回は、星組の新トップコンビのお披露目公演として、再々演となります。


今年6月に観劇しました、宙組の「王家に捧ぐ歌」は、
初演が2003年で、今年の再演を懐かしく拝見しましたが、
今回の「ガイズ・・」は2002年に観劇し、
いわば、「同年代」の頃の作品で、
ワタクシも、けっこう宝塚に熱が入っていた頃でしたから、
当時在籍していたジェンヌさんなども懐かしく思い出されます・・。


それにしても、今年は、「一本モノ」が多い??
「1789」、「王家・・」、「ガイズ・・」・・・・、3本か・・。
う~~ん、どうなんでしょ・・。

海外ミュージカルなどの「大作一本モノ」の作品は、
まぁ、内容にハズレがあまりないような気がしますけど、
ワタクシ個人的には、
宝塚のオーソドックスなパターンは、
「芝居+ショー」の「二本立て」だと思っておりますので・・・。

次回の花組公演は、「芝居+ショー」の二本立てに加え、
芝居は「日本モノ」、
ワタクシの好きな「(日本モノの)芝居+(洋物の)ショー」の作品なので
大変楽しみにしております(^^)


とはいえ、「一本モノ」は、スケールの大きな作品であることが多いので
見ごたえがありますね(^^)

「王家に・・」は、「オペラ アイーダより」ということで、
スケールが大きく、ちょっと厳粛な感じの作品・・でしたが、
今回の「ガイズ・・」は、「ミュージカルコメディ」ということで、楽しい作品♪


脚色・演出は酒井澄夫先生。

「宝塚の王道」という雰囲気のショーを手掛けられる・・という印象の酒井先生、
コメディだけど、品のある作品を作られそうな感じ。


「ぜんぜん違う世界で生きてきた2人が、思わぬ出会いをし、最後はハッピーエンド♪」
という作品なので、
これまで、同じ組で過ごしてきたわけではない新トップコンビのお二人には
すごく合いそうな作品ですね(^^)


そう、星組の新トップスターは、北翔海莉さん。
ワタクシ、この日の記事→http://genkikeroyon.blog.so-net.ne.jp/2014-12-10#more
書かせていただきましたが、とってもうれしいサプライズでした・・(;;)

勉強家で努力家で、何でもこなす北翔さん、
でも、ちょっと「トップスター」という雰囲気ではないのかな・・と思っておりましたら
「専科」に異動、
『もうトップさんになることはないのかなぁ』と思っておりましたもので・・。

芸達者な方だから、
専科に異動後はあちこちの組の公演に引っ張りだこ、
そうやって、「主要脇役」として力を発揮されるほうが
ある意味、北翔さんにとっては幸せなのかなぁ・・などと
ムリヤリ納得しようとしていたんですけど、
やっぱり、本人さんは、トップスターを目指してやってこられたことと思いますので、

北翔さん、おめでとうございます(^^)

『私、お披露目公演の、ラストの大階段のパレードで、
 大きな羽を背負って下りてくる姿を見たらきっと泣く・・』
と思っておりましたら、
・・・・・やっぱり涙が出ました(;;) (ワタクシ、初舞台も観ておりますから・・)


恒例の、トップスターさんによる「開演アナウンス(=録音ですが)」で幕が開きますが、
たとえば本日はこんな感じ、
「みなさま、本日はようこそ宝塚大劇場にお越し下さいました。
 星組の北翔海莉です。
 ただ今より、酒井澄夫 脚色・演出、
 ブロードウェイミュージカル ガイズ&ドールズ 二幕を
 指揮 佐々田愛一郎により開演いたします」

なのですが、

「・・・星組の北翔海莉です。」の箇所で拍手が・・(;;)

北翔さんのトップ就任を、みなさん待ちかねていたのですね(;;)


話はちょっと戻り、
開演前、座席に落ち着きましたワタクシたち、
本日の舞台セットは、幕の外側の、花道のところにもセットされていまして。

まだ客席がすいていたので、ワタクシ、前のほうに写真を撮りに・・(^^)


●花道のようす
002.JPG


●花道の出入り口にはカーテン
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●この電話ボックスは芝居で使用します(^^)
004.JPG


●オーケストラボックス
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 開演前は、音合わせされているのが聴こえます。


●客席のようす
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 宝塚大劇場は美しい劇場だと思います。


●開演直前
008.JPG



さてさて、感想を一言で申しますと、
『よかった~~(^^)』
『星組のみなさん、歌がうまい!!』

二言になりました(^^;


北翔さんは、どちらかというと地味なタイプの方で、
「見た目で勝負」というよりも、歌や演技で勝負するタイプの方・・という印象。

今回のスカイ役は、
実は純粋だけど、
超キザで2枚目、自分になびかない女はいないと思っている男性・・という設定。

再演時の紫吹淳さんはもうぴったりで、
『この人しかできる人いないと思う』という感じでした。

ワタクシは観ておりませんが、初演の大地真央さんも似合いそうですね(^^)

北翔さんはどちらかというとそういうタイプじゃなく、
マジメで誠実な感じの男性の役が似合いそうな方なので、
さて、どうかしら・・と思っておりましたら・・・、
いや~~すばらしかったです(^^)

・・・・・でもやっぱり、
「こんな男と付き合わないほうがいい」「オレみたいなのは結婚にむかんのだ」
というような、
超キザで2枚目のギャンブラー・・・・というふうには見えず(^^;
「ものすごく誠実でいい人」「こんな人と結婚したらいいと思う」というふうに
見えましたが・・(^^;

その点は、演技力でしっかり「作って」おられましたね(^^)

それにしても歌がうまい!
E子ちゃんとも話していましたが、「声がステキ」(^^)
声量がありますし、いいですね~。

ダンスはこれまであまり印象になかったですが、
脚の上げ方がカッコよく、ダンスナンバーはどれもステキでした。


開演後は、「オーバーチュア」みたいな感じで曲が流れ、街の場面が流れますが、
そのあと、北翔さん、
そして、ネイサンの手下の3人組の歌が続きますが、
その最初は専科の美城さん、こちらも歌がうまい。

その時点ですでに、「星組って歌がすごい!」という印象。

実際、ギャンブラーのみなさんのコーラスシーンなどもすごくよかった(^^)


トップ娘役の妃海風さん(=以下、ふうちゃん)は
ワタクシ、初めてしっかり拝見しましたが、
ふうちゃんも歌がうまい。

紅さんもしっかり聴かせてくれましたし、
アデレイドは今回も男役、ワタクシ気になっております礼真琴ちゃんですが、
この方も歌がうまい。

・・・・と、そんな感じで、みなさんしっかり聴かせて下さり、
今回、星組で、「ブロードウェイミュージカル」をやることになったのが
分かったような気がしました(^^)


2002年の月組バージョンは、
お友達にダビングしてもらったビデオをかなり見たので
内容はもちろん、かなり細かいところも頭に入っておりまして(^^;
今回は、「そのときとの違い」なんかをチェックしながら楽しんでおりました(^^)

お衣装は、今回ほとんど新調されてた感じです。

「HOT BOX」ガールズの方たちのお衣装も前回とは違っていました(^^)

セリフなんかも、
分かりやすく言葉をつけたしていた箇所もありましたね~。

ハバナでの「酔っぱらって→ハチャメチャ」シーンも、
お衣装が違ったし、
手にもってたモノも違ってたなぁ。


ワタクシ、気になっている礼真琴ちゃん、
男役さんですが、今回は女役のアデレイド。

昨年の全国ツアー「風と共に去りぬ」でも、スカーレット役をされていて、
ポスター拝見するととってもきれいで。

今回のアデレイドも本当、きれいでしたよ~(^^)

ネイサンと婚約して14年、
14年間ずっと結婚を待たされているのに、ネイサンのことが大好きで・・
という、かわいい女性をしっかり演じておられました(^^)

ワタクシはイラチですので(^^;
14年もハッキリしない男は・・・・・、どうでしょうか(^^;

もともと声量のある声で、
男役としてしっかり歌える真琴ちゃん、
今回は女役ですので、女らしい感じで歌われていて、ステキでした~。

でも、男役として中堅にさしかかっている学年ですし、
ワタクシ個人的には男役を見たいかなぁ・・。


ふうちゃん、
かわいく清楚な感じ。
歌はうまかったですし、ダンスもしっかり(^^)
フィナーレのデュエットダンスでは、北翔さんへむける表情もかわいらしくて(^^)
お似合いのコンビに見えました(^^)


愛くるしいお顔の壱城さん、
今回は、ハリー・ザ・ホース・・・ということで、「チンピラ」っぽい感じのお役。
ティアドロップのサングラス姿で、いつもの愛くるしい感じとまた違う!
いや~、ハマっておられました(^^)


他にも、書き出したらキリがなく・・なので、
最後に紅さん、
どちらかと言うと、紅さんのほうがスカイっぽい雰囲気をお持ちのように思いますが
ということは当然?ネイサンもお似合い(^^)

口髭もすっかり板につき、ダブルのスーツも決まっていました(^^)
歌もしっかり聴かせて下さいましたし(^^)

パレードで、北翔さんを迎える笑顔がステキでした(;;)
紅さんもいつかきっとトップさんになられると思うので、
応援してます。・・・がんばって(^^)

今は、新生星組での、
芸達者な北翔さんと一緒に、紅さんが絡む作品が今後も楽しみ(^^)


この作品は、ミュージカルナンバーがたくさんで、好きな歌も多くて。

でもやっぱり、帰り道は、
♪ 初~めての恋を~~ 教えた人~   忘れな~いわ~~ 
  今~まですべてを~ 知り尽くした~ つもりな~のに~
        ~~略~~
  この想い~  許してほしい~ 初めて知る~ この恋~~ ♪

が頭の中でぐるぐる回りました(^^) (歌っていたかも)


前トップコンビの柚希礼音さん&夢咲ねねさんが、
最近の中ではけっこう長くトップコンビを務められ、
実力と見た目の華やかさで、柚希さんの存在感ってものすごかったですので、
退団は本当にさみしかったですし、
退団されたあとは星組はどんな感じになるんやろう・・・と思ったりもしましたが、
北翔さん率いる星組も、
なんだかとってもいい感じで、今後が楽しみ(^^)

応援していたジェンヌさんの退団は毎回さみしいものがありますが、
あとに続く方がまた次の時代、雰囲気をしっかり作られて・・・。

・・・・・宝塚歌劇は、そうやって、100年間続いてきたんでしょうね(^^)


<本日のトレーニング>

オフ


2015-09-12 21:00  nice!(48)  コメント(6)  トラックバック(0) 

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コメント 6

liang

昨夜ちょうどNHK「経世済民の男」で宝塚創設の話を
keroさま!と思いながら観ていました。
あと「UNDERWEAR」というネットドラマに出てくる大地真央さんが
それはもう美しくて。立ち姿にも惚れ惚れとなります。
やはり宝塚の人は違いますねえ。
by liang (2015-09-13 05:50) 

ハリネズミ

昨日は観劇でしたか!
今回もチケットが一発では取れずにヤキモキもあったのですね。
でも、立ち見も出る舞台、チケットがとれてなによりでした。
今さらなのですが・・・・
keroyonさん、宝塚での舞台はどれもすべて、
1度は見に行ってらっしゃるのでしょうか????

婚約して14年・・・・煮え切らない男性ですね^^;。
イラチな私はたぶん婚約2年めあたりでブチ切れるでしょう!
by ハリネズミ (2015-09-13 07:58) 

keroyon

★liangさまへ
 コメントありがとうございました。
 「経世済民の男」小林一三編ですよね!
 現役のジェンヌさんも何人か出ておられる・・とのことですので
 先週の前編から、もちろん録画しております!
 でも、阿部サダヲさんは、小林一三先生のイメージではない
 んですが・・(^^; まぁ、まだドラマを見ていませんが・・(^^;
 宝塚の方はみなさん「立ち姿」が本当に美しいです。
 私も背筋を・・と意識していますが、油断するとすぐ猫背になります
 から~。
by keroyon (2015-09-13 19:56) 

keroyon

★ハリネズミさまへ
 コメントありがとうございました。
 今回も友の会でチケット取れず・・で、どれも取れない→早朝から
 並んで当日券・・・の悪夢を想像しましたが、他で取れましたので
 ホっとしました(^^)
 宝塚は、大劇場公演だけはすべて観ていますよ~。
 バウホールや梅田芸術劇場、博多座、中日劇場などの他の
 劇場や全国ツアーまでは、今は手が回りませんが・・・。
 大劇場公演は、96年秋の初観劇以来、皆勤賞!・・と言いたいところ
 ですが、3年前に練習中の不注意で骨折したのが金曜の夜、
 その翌日土曜日に観劇予定でしたが、この日はもう一度通院
 しないといけないことになっていたし、慣れない松葉杖で劇場まで
 行く元気がなく、泣く泣くあきらめました(^^; なので、そのときの
 公演だけは観ていません・・。

 婚約して14年・・、やっぱり長すぎるのは・・ですよね(^^;
by keroyon (2015-09-13 20:01) 

こたろ

keroyonさん、お久しぶりです(*^^*)
ようやく昨日、東京で星逢一夜見てきました〜!
と思ったら、keroyonさんはガイズ&ドールズでしたか!
ガイズ、東京はチケット取れなくて…高値チケットには手を出したくないですが、悩み中です…。

さて。
keroyonさんの星逢一夜レポを読もうと思いましたら、ネタバレ注意報が出ておりましたので(笑)
なんとなくこの作品は先がわからない方がいいかもと思い、読まずに観劇してきました。
そして今さっき読んで参りました(*^^*)

keroyonさんもおっしゃっていましたが、色んな方の感想ですごく泣ける!と聞いていたので覚悟して行ったのですが…なぜか一滴も泣けませんでした…。

いつも感情移入して泣くタイプなので、自分でも不思議で…アラ…?という感じです。

そこで自己分析した結果、舞台セットや音楽、演者が美しくて、ストーリー云々よりも、ただ「綺麗なものを見た」という清々しい気持ちが残っていることに気付きました。

それと…どうも真ん中3人の行動がちぐはぐに見えた、というのも少しあったかなと…
うーんうまく説明できない…
好みといってしまえばそれまでですが(ーー;)

新幹線の時間を少し遅くして、できる限りギャラリーもしてきましたが、望海さんを肉眼でキャッチ!して、大満足で帰って参りました(*^^*)

実はかなめさん、柚希さんと退団されて少し熱が落ち着いていまして、スカステもあまり見ていなかったのですが、ショーでだいもんのウィンク指差しに撃たれまして、まだまだヅカ熱、冷めそうにありません(笑)
by こたろ (2015-09-23 20:14) 

keroyon

★こたろさまへ
 ご無沙汰しております!
 星逢一夜、観劇されたのですね(^^)

 >真ん中3人の行動がちぐはぐに見えた、というのも少しあったかなと…
 そう! まさにそうかも!!
 E子ちゃんは「すごく泣けて」という感じでしたが、晴興にはあまり
 共感できなかった感じで、源太があまりにかわいそう・・という感想
 のようでした。
 私は、晴興の姿に、「上に立つ人間の孤独」みたいなのを感じて
 それも泣けました。
 でも、確かに、こたろさまがおっしゃるように、「3人がちぐはぐ」感、
 こたろさまに言われて「なるほど!」と思いました。

 ・・・でも、作品に対しては、「好み」は絶対ありますよね。
 私も、「ミーマイ」なんかは、初演は観てなくて、再演されることに
 なって、すごく評判がよかったですけど、大好きなあさこちゃんの
 主演作品だったにも関わらず、そんなにいいとは思えなくて(^^;

 ガイズ&ドールズ、こちらも友の会では取れませんでした。
 イープラスでどうにか・・で助かりましたが、東京はやはり厳しそう
 ですね・・。よかったですよ(^^) でも、高額チケットは悩みますね。

 私も、今は、特に「この人!」という感じではなく、「宝塚を楽しんでる」
 という感じ(^^) たぶんこれからもこれくらいの「温度」で楽しみ続けて
 いくかな~という感じです(^^)
by keroyon (2015-09-25 00:28) 

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