宝塚にて、観劇&髪をカット♪ [宝塚歌劇]
旅行レポはお休みさせていただきましてm(_ _)m
本日、宝塚歌劇 雪組公演を観劇♪
演目はコチラ、
第一部、第二部ともに・・・宝塚グランドロマン「ベルサイユのばら~フェルゼン編~」
いわゆる「一本モノ」でございます。
さすが、「ベルばら」、
劇場の建物に入ったときから人が多い・・・。
ワタクシ個人的には、
何度か書かせていただいたことがありますように、
宝塚歌劇は、「芝居」+「ショー」の二本立て・・がオーソドックスなパターンで、
「一本モノ」は、いわば例外パターン、
前回作品の宙組公演「モンテクリスト伯」+「レビュー『Amour de 99!!~99年の愛~』」
のような、「渋い芝居」+「華やかなショー」こそが、
「宝塚歌劇の王道をいく作品」やと思うのに、
前回は、ワタクシが観劇した土曜日は空席がかなり目立ってて・・(--;
まぁ今回は「ベルばら」やし、
「トップコンビのお披露目公演」やし、
「99期初舞台生のお披露目公演」やし・・
ということもあってか、
毎回観に行かない方だったら
前回公演は、「次は行くから今回はパスしようか」
ということになったのかもしれませんね・・。
まぁ、今回の「ベルばら」も、
空席が目立つよりはお客さんが入ったほうがいいに決まっていますけど(立ち見も出てた)
前回作品のような、(ワタクシ的には)「宝塚の王道作品」はお客さんの入りはイマイチで、
何回も再演している人気作品だったら入る・・というのも
それはそれで問題アリ・・のような気もしますが・・・。
それは、一ファンであるワタクシが考えることでもないか(^^;
自分の座席に行きますと、
隣はかなり太った男性で、
どう見ても、ワタクシの席のほうに、肩や腕がはみ出てるし・・(--;
ワタクシ、男性ファンは歓迎していますし、
一人で観劇に来られている男性ファンには、
『温かい目で見守ろう』という気持ちは持っていますけど、
「人の席にはみ出してる」のはどうよ・・・(--;
自宅で「宝塚スカイステージ(=専用の衛星放送)」か、DVDでも観ながら
エアロバイクでもこいでダイエットしてもらって、
『座席の幅におさまるようになってから劇場に来い!』
・・とでも言いたいところでしたけど、
その男性、
めちゃくちゃノリのいい拍手を、必要なところで必ずしてる人だったので、
・・・・・・・許します(^^;
そんなこんなで、
観劇前からいろいろ思うことがあったものの、
やっぱり「ベルばら」は華やかやな~。
今回は、「第99期生初舞台」公演でもありますので、
まずは、幕開きに、初舞台生の口上が♪
緑の袴の正装で、全員そろって初舞台の挨拶と「清く正しく美しく」の合唱。
これが毎年、泣けてくるんですよね~。
なんか、彼女たちの「母」になったような気分になります・・。
それが終わりますと、
トップスターさんの開演の挨拶があり、お芝居が始まります・・。
今回は「フェルゼン編」。
2001年に宙組で、2006年に星組で、「フェルゼンとマリーアントワネット編」がありまして、
ほぼ、それらと同じ内容でしょう♪
・・・と思い込んでおりましたら、
ちょっと(かなり?)演出は違っておりました。
●今回、よかったなぁと思ったところ
・ オヤジギャグのような場面がなくなってた。(ヨカッタヨカッタ)
・ 平民のシーンが多くなっていて、「パリの状況」がよく分かってよかった。
・ 二幕の最初、ジェローデルがスウェーデンのフェルゼンを訪ね助けを求めるシーン
を先にもってきて、
あとで「振り返る」形で「今宵一夜」と「バスティーユ」がきたのはいいなぁと思った。
・ 国王一家の「逃亡事件」のシーンは今回もありませんが、
「国王一家を国外へ逃がそうと思う」というシーンができていて、
革命軍の内情?のようなものが伝わってきてよかった。
●残念だったところ
・ フェルゼンとアントワネットの2人の(愛を育むような)シーンが少なかった
(というか、ほとんどなかった)。
=前半、アントワネットの出番が少なく感じた。
・ プロローグがあっさり感じた。
(これまでの「フェルゼンとアントワネット編のプロローグに慣れてしまって・・)
・ 14歳のアントワネットが嫁いでいくシーンがなくなってた。
そのシーンは、ガラスの馬車に乗ってる夢々しいシーンなだけで、
特段、重要じゃないかも・・なのですが、
そのシーンで、嫁いでいくアントワネットが
「さようならウィーン、さようならオーストリア」というセリフ、
これがあるから、
芝居のラストシーン、アントワネットが断頭台へ上っていくときの
「さようならベルサイユ、さようならパリ、さようならフランス!」が活きてくる・・
というか、切なさ、悲しさをより感じる気がする・・。
「エリザベート」なんかでも、「メロディー同じで歌詞は正反対」という歌を
歌わせるシーンがありますが、
そういう「対比」が、切なさとか悲しさを効果的に表現してる気がして好きなので♪
プロローグ、
あっさりしていましたが、
前は、アントワネット、オスカル、アンドレの3人の「マンガの顔」の扉が開いて、
それぞれの出演者が登場・・でしたが、
今回は、フェルゼンの顔だけあって、そこからフェルゼン役の壮一帆さんが登場された♪
よく考えたら、これまで、フェルゼンの顔の絵は見たことなかった・・ということに
今回気づきました(^^;
今回は、壮一帆さん&愛加あゆさんのトップコンビのお披露目公演。
壮さんも、まだ中堅どころ・・とばかり思っておりましたのに
もう研18(=18年目)?ですか??
早いですねぇ・・・。
トップ就任、おめでとうございます!
この方、ふだんのトークもハキハキしていて好きです♪
早霧せいなさんオスカルと、
未涼あきさんアンドレも
お似合いでしたよ~。
あ、今回の公演は、
他組のトップさんがオスカル役やアンドレ役で特別出演される期間があるので
そのときは「役替わり」も入るんですが、
ワタクシが観ました本日は、特別出演がない日でしたので
雪組生によるオスカル&アンドレでした。
早霧オスカル、
ブイエ将軍とのやりとりがカッコよかったですねぇ。
「黙れ!! 命が惜しくば黙って聞け!」
の、「黙れ!!」とか、
「動くな~~!」
の言い方がカッコよかったわ~♪
娘役トップ就任の愛加さん、
前作の「仁」では「野風」役、
今回は「アンワネット」ということで、
堂々と、威厳のある?役?が続いていますね。
今回のアントワネットは、
ラスト近くの牢獄のシーン、
質素な衣装と髪型でしたが、豪華な衣装のときよりも美しく見えましたよ。
その場面のセリフの言い方もステキでした。
雪組には、ワタクシの好きな娘役、舞咲りんちゃんもいらっしゃる(^^)
彼女ももうベテランさん。
脇をしっかりかためる娘役さんとして活躍されておられますが、
すごい存在感のある方だといつも思って・・。
舞台のどこにいても、オペラグラスで見なくても彼女はすぐに分かります・・。
同じ振付、同じ動きでも彼女は分かる・・。
今回は、貴族の役も、平民の役もされていました(^^)
入団してからかなりになりますけど、「雪組を観る楽しみの1つ」なので
まだまだ辞めないでがんばって下さ~い(^^)
そう、
「一本モノは」・・とか、
「ベルばらはもういいよ~」とか言いつつも、
話もどこでどう・・ってわかっていつつも、
・・・・・・・・・結局今回も、
バスティーユの場面とか、
ラストの、アントワネットが断頭台を上っていくところとか、
・・・・・・・・・(分かってるのに)泣いてしまいました(^^;
それらのシーンって、
音楽もすごくいいし、
盛り上がっていくところは「カゲコーラス」も迫力があるし・・で、
それはやっぱり「マンガ」にはない、ミュージカルならではの魅力だと思うんですよね~。
マンガのほうが、もちろん詳しく描かれているので、
マンガを読んだあとだと舞台はどうしても物足りなく思えるのですが、
それらのシーンに限っては、舞台はすごい~って思っちゃいます・・。
ラストでどば~っと泣けてきますが、
そのあとすぐに、初舞台生のロケット(=ラインダンス)が始まりまして、
初舞台生の笑顔がまぶしい(^^)
トップコンビのデュエットダンスが先にきました。
娘役トップさんはだいたい、トップスターさんをラブラブな表情で見てはりますが、
そういうときのトップスターさんが、相手役の娘役トップさんを見る表情が
何とも言えないやさしい表情で、
それを見てますと、こっちもなんだか幸せな気持ちになりますよ(^^)
男役さんの大階段の黒エンビ、
「宝塚我が心の故郷」の曲に乗せての羽山先生の振付の場面、
これも何回見てもカッコいい・・。
・・・・・でも、
トップコンビのデュエットは終わってるから、
このあとがフィナーレのパレードちゃうの??
みなさん、黒エンビで、芝居中の鬘もとって地毛やし、着替えが大変そう(><)
・・・・と思っておりましたら、やっぱり、大階段の上で、エトワールがスタンバイ→階段おりてくる。
黒エンビの男役さんたちがはけていって、
パレードでエトワールと初舞台生がおりてきたあと、最初におりてくる人たち・・まで
1分くらいしかなかった気がする・・。
はけていくのと、大階段の横のカゲ段って言うんでしょうか、それをのぼってスタンバイ・・だから
そういう時間を引くと、早替わりの時間は正味、30秒くらいでは??
ちゃっちゃとできる段取りはしてるんでしょうけど、
いつもながら、宝塚の早替わり、すご~~~。
舞台袖の、早替わりスペースなど、
見学できるものなら一度してみたい~。
そんなわけで、
悔しいですけど(^^; (なにがやねん??って突っ込まないでください・・・)
やっぱり、「ベルばら」は、いい作品、
お客さんが入るのも納得(せざるを得ない)・・・と思った次第(^^;
以上、
本当、個人的な感想レポでした(^^;
<おまけ画像>
次回の大劇場公演は、星組「ロミオとジュリエット」
今回もステキなポスター(^^)
コチラは、ゲーム?なんですかね。
大劇場公演じゃないので観ないんですけど、蘭寿さん、カッコいい♪
<おまけ画像その2>
宝塚駅横のソリオというショッピングセンターのとあるお店で・・。
ベルばらのトイレットペーパーが売ってました(^^;
バラの香り付きだそうで(^^)
帰りに通ったときは、だいぶ減ってて、お店の人がダンボールから出して補充してました。
ワタクシは、
これ持って、梅田や難波を通るのが恥ずかしい気がしたので買ってません・・。
本日、観劇後、
ブログでもお世話になっています、宝塚南口の美容院「ALBA」さんで髪をカット。
本当は4月中に行きたかったんですけど、
100キロマラソンやら、旅行やら・・で、余裕がなく・・。
今日も、機関銃のようにしゃべってしまった気がする・・・・・(^^;
「ALBA」のみなさま、本日もありがとうございました(^^)
店長様、いつもステキにカットしてくださり、
今日は、髪の悩みも相談させていただきありがとうございました(^^)
<本日のトレーニング>
帰ってからもちょっと用事があったので、5時半起きで先に走りました。
・ ジョグ8キロ
・ エクササイズ(脚、腹筋、腕)
読んでてますます観てみたくなりました。ベルばら!(←ミーハー)
演出によっていろいろ変わるんですね。
隣のおっちゃん、オチ?つきで笑っちゃう~(^^)
トイレットペーパー、欲しいけど、これは使えないですよね?!
by liang (2013-05-19 05:30)
ベルばら好きの自分も
御写真のティッシュは、持帰り無理です(笑)
大人の男があのティッシュ持って電車乗車は、
間違いなく注目のまとですよ(> <)
女子の皆様のほうが、ティッシュ持参乗車敢行
しましても、男子よりは注目度は、若干低いのでは(((^_^;)
時間内でベルばらの重要場面をおさえるのは、
やはり難しいものなのですよねえ。
by たじまーる (2013-05-19 09:10)
★liangさまへ
nice、コメントありがとうございます!
大作の原作を2時間半程度のお芝居におさめますので
もちろん限界があり、その分、演出によっていろいろな
バージョンをつくれそうな感じです。
男性ファンは歓迎ですけど、座席の幅からはみ出してる・・
とか、前にひどかったのは、後ろの男性が脚を前に投げ出して
ワタシの肩の横ににょきっと出てきててびっくりしたことが(><)
そういうのはカンベンしてほしいです(^^;
トイレットペーパー、本当、何とか持ち帰っても、もったいなくて
使えないです。
香り付きですし、柄も入っていたように見えました・・。
★たじまーるさまへ
nice、コメントをありがとうございました!
このトイレットペーパーを持って電車に乗るのは、男女限らず
きっと注目の的でしょうね・・。
男性は、やっぱり注目されるでしょうね・・(^^;
「奥さんのために優しい男性」って思われるかも??
ベルばらは大作ですので、芝居の時間以内にエピソードを
盛り込むのは大変なんだと思います。
「唐突」になってしまうときもあるかなぁと。
以前、「外伝」でいろんな人物が主役になるバージョンも
上演されていましたけど、やっぱり、オスカル、アンドレ、
フェルゼン、マリーアントワネットが主役なのがおもしろいと
思います・・。
by keroyon (2013-05-19 19:49)
ベルバラのトイペ!
ペーパーにはオスカルやフェルゼンの
顔などが印刷されているんでしょうか。
だとしたら畏れ多くて、拭けませんね^^;
by 昆野誠吾 (2013-05-19 22:43)
ベルばらは照れて平静には見れないけど、見たら異常に盛り上がってしまうと思います。
やっぱり決めの場面が刷り込まれているからでしょう。
和央&花總のDVDを見直してしまいました。
そうそう、次の宙組の大劇場公演は風と共に去りぬですよ!
by kinkacho (2013-05-20 08:57)
ベルバラのトイペ=「ズカファンの踏み絵」の
様な感じで、絶対に使えないですね。(^^)
すごいものを考えたモノです。
by カッシー (2013-05-20 14:27)
★昆野誠吾さまへ
コメント・niceをありがとうございました!
本当、確か近づいて拝見した限りでは、何か模様が入って
いるようでした。
オスカルその他登場人物のお顔でしょうか・・。
それはもったいなくて使えないですね(^^;
★kinkachoさまへ
コメントありがとうございました!
仰るとおり、見たらやっぱり盛り上がってしまいました・・(^^;
2幕の最初に、ジェローデルがスゥエーデンにフェルゼンを訪ね、
「(オスカルは)死にました」・・ときましたので、
『もしや、フェルゼン編は、今宵一夜やバスティーユは無し??』
とギクっとしましたが、そんなはずはありませんでした(^^)
でも、和央さん&花總さんのときと比べ、アントワネットの場面が
だいぶ少ない気がしましたね・・。
次回の宙組公園、「風共」ですか?!!
(公式HPさきほど見ました)
再演が続きますね・・。
そうなると、凰稀かなめ様がバトラーですね!!
それは・・・考えただけでヤバイです(^^;
ちょっと美しすぎるバトラーでしょうか・・。
★カッシーさまへ
コメントありがとうございました!
本当、もったいなくて使えないです・・(^^;
パッケージを破って開けるのももったいない気が・・(^^;
それだけやっぱり、ベルばらは人気の作品・・ということ
なのですよね・・。
by keroyon (2013-05-20 22:59)